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2005年度下期未踏ソフトウェア創造事業  天才プログラマー/スー パークリエータ


 




[ 「天才プログラマー/スーパークリエータ」の認定者 ]
[ 「天才プログラマー/スーパークリエータ」の認定基準 ]






 
 

 
「天才プログラマー/スーパークリエータ」の 認定者
 

 


 2005年度下期未踏ソフトウェア創造事業では、下記12名の開発者(敬称略)が優れた開発成果を残し、担当プロジェクト・ マネージャー
(PM)から高い評価を得て、IPAが「天才プログラマー/スーパークリエータ」と認定いたしました。
 これら12名の「天才プログラマー/スーパークリエータ」には、2006年10月24日に開催する「IPAフォーラム2006」の会場にて認定証の授与式を行います。

 (注)開発者の所属は認定時点の所属です。

 
(1) 中島 薫 (Timeline Networks代表)
 

 
テーマ名
 

 
 デバイスの枠を超え情報の所有を実現する Timelineサービスの実現
 

 
酒井 裕司PM
の評価
コメント

 

 
 当初コミットした機能を与えられた期限、リ ソースの中で実現し、さらに、テスト環境で得られた機能改善点をシステムの中に取り入れることにより期待された以上のシステム進化をもたらすことが出来 た。
開発者の計画したシステムは、PC上のWebブラウザーから参照サイトをログ化し、携帯からのアクセスを可能にするためにサーバー上からのアクセスを可能 にさせるものだが、この際に難題となる
異なるPC上のブラウザー環境を統一的に扱うフェッチ機構
各種セキュリティー機構
異なるタグフォーマットを適切に携帯で表示するテンプレート機構
ユーザー登録時における障壁のない誘導インターフェイス
の設計に関し短期間に極めて的確なシステムデザインを実装した。
システムデザイン、機能実装、ユーザーへの配慮、そして、実システムに関するユーザー意見の取り込みを期間内に達成した点において、卓越した能力を実証し たと言える。
 

 
開発成果評価書
 

 
 PMによる開発成果の評価


(2) 後藤 孝行 (慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 修士課程)


テーマ名


 環境情報を記録し、多面的にメタデータを利用するデスクトップ


長尾 確PM
の評価
コメント



 開発者は、ウィジェットと呼ばれるカレンダー や辞書などのアクセサリソフトの利用が、PC上の人間の作業内容と強く関連しており、ウィジェットの状態の組み合わせによって、過去の作業内容の想起を支 援する仕組みが構築できる、という発想に基づいて、ウィジェットとメタデータを組み合わせて、単純で直感的な操作で作業内容(どのデータに関してどのよう な作業をしていたか)を想起するシステムを開発した。また、このシステムでは、ウィジェットはメインタスクの作業内容の一部を参照でき、任意のキーワード を選択すると、複数のウィジェットを連携させて複数の辞書を同時に検索することもできる。このシステムは、デスクトップ検索において非常に有効で面白いア イディアを提示しており、今後の発展が大いに期待される。このように、画期的なアイディアを提案し、その実現を着実に行った点は高く評価でき、スーパーク リエータとしての能力を十分に有すると考えられる。


開発成果評価書


 PMによる開発成果の評価

 
(3) 神原 啓介 (慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 修士課程)


テーマ名


 Web上で協同利用するイラストレーションツールの開発


長尾 確PM
の評価
コメント



 開発者は、Willustratorと呼ばれる、Web上で イラストを容易に作成し、そのソースコードと呼べるようなイラストの内部データを共有し、部分的な修正や改変等の操作を自由に行えるようにしたシステムを 開発し、Webサービスとして公開した。Web上で発見したイメージを、少し手を加えた後で自分のWebサイトでも利用したいと考えたことのある人は少な からず存在するのではないかと思う。本システムは、そのような要望に十分に応えることができる。この仕組みによって、ブログ等で、イラストを共有したり、 協同で作成したりする活動が促進されるだろう。多くのクリエイティブな人たちに、より多くの機会とツールを提供しようという試みは非常に高く評価できる。 また、成果報告会での開発者のプレゼンテーションは説得力があり、成果報告書もわかりやすく詳細に書かれていた。このように有用性と将来性の高いシステム を実現し、専門家でない人々に対しても説得力のあるプレゼンテーションを行い、しっかりしたドキュメントを作成した点は高く評価でき、スーパークリエータ としての能力を十分に有していると判断できる。


開発成果評価書


 PMによる開発成果の評価

 
(4) 近藤 秀樹 (中京大学大学院 情報科学研究科 博士課程)


テーマ名


 履歴の高度利用のための3次元GUIベースの情 報環境の開発


中島 秀之PM
の評価
コメント



 自分で使いたい、必要なシステムを構築したこ とが第一の評価ポイントである。2004年度の未踏プロジェクトでかなり有用な記録システムを構築したのだが、莫大な記憶容量を必要とすることの他に、検 索のためのUIの不足があって天才プログラマー/スーパークリエータ認定にいたらなかった。今回はUI部分に他の未踏プロジェクトの成果である3次元UI を本質的な形で用いることのほか、スケジューラ機能との連携も有機的に活用し、記憶・検索に関して本質的な改良がなされた。その結果としてほぼ実用に耐え るシステムに仕上がったと考えている。このシステムの恩恵を被るプログラマーが多出すると考えている。PMとしても、リリースを待って使用したい。


開発成果評価書


 PMによる開発成果の評価

 
(5) 小出 洋(九州工業大学 情報工学部 助教授)


テーマ名


 履歴の高度利用のための3次元GUIベースの情報環境の開発


中島 秀之PM
の評価
コメント



 開発代表者のニーズを受けて、コスモスケ ジューラDで開発したシステムを拡張・改良し、3次元UIの有効性を示した。3次元UIの立場からもスケジューラに続く有用なアプリケーションを開発でき たと考える。ネコロガーとのシームレスな結合ができたということ以上にトータルなシステムとしての完成度が高いと考える。
2004年度において代表者のみがスーパークリエータに認定されたコスモスケジューラDの開発においても、彼もスーパークリエータ認定をしたい程の活躍を 見せていたので、今回の評価において土台となったシステムの分を差し引く必要はないと考えている。いずれにしても未踏の2つのプロジェクトの合体という性 格を考えると、共同開発者抜きには今回の受賞は考えられないので両者を同等に認定したい。


開発成果評価書


 PMによる開発成果の評価

 
(6) 安斎 利洋 (フリー(システム・アーティスト))


テーマ名


 絵の協創的な組織化を可能にする汎用カンブリアン環境の開発


原田 康徳PM
の評価
コメント



 当初の計画は文章では理解していたが、いい意味でその予想が 裏切られたシステムが完成した。システムの内部構造も非常に高度なプログラミングテクニックが駆使されており、性能も高い。従来の枠に収まらないソフト ウェアであり、将来性も計り知れない。まさに未踏領域のソフトウェアと言えよう。それを発案し高性能な形で実現させた安斎氏はスーパークリエータにふさわ しい。


開発成果評価書


 PMによる開発成果の評価

 
(7) 宮脇 文経 (株式会社エス・クルー)


テーマ名


 源氏物語の鑑賞支援ツールの実用化


原田 康徳PM
の評価
コメント



 当初の計画を非常にスマートで拡張性の高い方 法で実現した。この底力は大変すばらしいものである。専任ではないので、開発時間が十分にとれなかったにもかかわらず、きちんと計画以上のことを達成した 点を非常に高く評価する。
源氏物語という非常に限定された対象のツールを開発したように思われるが、他の古典とその解釈や複数の言語の対訳など、互いに連携してみたい文書というの は数多く存在する。システムがきれいにできているので、それらへの応用も難しくなく、将来性が高い。


開発成果評価書


 PMによる開発成果の評価

 
(8) 森 悠紀 (東京大学大学院 情報理工学系研究科 修士課程)


テーマ名


 ぬいぐるみモデラーの開発


原田 康徳PM
の評価
コメント



 非常に完成度の高いシステムを短時間で作り上げた。当初の予 定ではモデラーまでの開発は無理と考えていたが、移植とはいえ作り上げたのはすばらしい。この追加の開発によって、使いはじめから一貫した運用が可能と なった。このシステムの発展に期待するだけでなく、これからも女性の視点でコンピュータの応用範囲をどんどん広げていって欲しい。


開発成果評価書


 PMによる開発成果の評価

 
(9) 相部 範之 (筑波大学大学院 システム情報工学研究科 産学官連携研究員)


テーマ名


 フリーハードウェア実現のためのプラットフォーム


北野 宏明PM
の評価
コメント



 本格的なハードウェア・ハッカーであり、ハー ドウェアの設計、実装、ファームウェアまで全て一貫した視点から構築する能力は特筆するべきものである。また、FPGA技術をコミケで販売するなど、秋葉 原の特徴を生かした面白さがある。ソフトウェアに流れがちな状況で、あえてハードウェアに固執する姿勢は評価したい。日本の「もの作り」を復活させるため にも、あえて、相部氏のようなディープ秋葉原系のハッカーを大切にしたい。


開発成果評価書


 PMによる開発成果の評価

 
(10) 稗方 和夫 (東京大学大学院 工学系研究科 助手)


テーマ名


 業務プロセスに基づく文書管理システムShareFastの開発


竹林 洋一PM
の評価
コメント



 稗方氏のチームは知識共有と技術伝承を促進す る新規性と実用性の高い文書管理システムを開発した。新開発のシステムは、ワークフローと文書を組み合わせることで、高齢の熟練エンジニアでも簡単に操作 ができ、奥の深い知識を表現できる社会的価値の高いシステムである。オープンソースでの開発プロセスを導入することで、メーカーの設計部門などの現場での 試行とフィードバックが効率的に繰り返すことが可能となり、製造業をはじめとする複数の分野で有効性を実証することができた。稗方氏はプロジェクトリーダ として、共同開発者や関係者との有機的な連携を促進し、システムのコンセプトデザインから、アーキテクチャの設計、コーディング、テスト、コンテンツ開 発、実証実験、プロジェクト管理等、プロジェクトのほぼすべての活動に関わった。企画構想力、システム設計とプログラミング能力は卓越しており、ユーザと の現場での粘り強い交渉や複雑なプロジェクトの管理運営能力も優れている。今後の飛躍が期待できる人材であり、稗方和夫氏をスーパークリエータに相応しい と評価する。


開発成果評価書


 PMによる開発成果の評価

 
(11) 野口 喜洋(山之口 洋) (フリー(小説家))


テーマ名


 「紙のキーボード」:デジタルペンのための新しい日本語入力方式の開発


竹林 洋一PM
の評価
コメント



 野口氏の本業は作家であり、「紙のキーボー ド」は小説家としての山之口氏の日本語文章作成に対するこだわりに応え、自然言語処理研究者とプログラマーとしての野口氏がデジタルペンをベースに具現化 した画期的な携帯執筆ツールである。新開発のシステムは、紙の特徴に徹底的にこだわり、「紙に書くところをITが見ている」というコンセプトに基づき、専 門という呪縛にとらわれずに各種要素技術を統合して人間にとって自然な「書く環境」を再構築したものであり、事業化の目処も立つレベルに洗練されている。 デジタルペン装置の基本機能に加え、多様なペンジェスチャーや手書き文字再利用などのアイデアを盛り込み、そのままでは実用レベルにない手書き文字認識の 性能を、形態素連接解析やユーザに負担をかけない個人の癖の学習方式など独自技術を開発することで、「使える」レベルまで引き上げ、快適で美しいヒューマ ンインタフェースを実現したことを評価したい。野口氏は、未踏性のある成果をあげた開発者であり、システム開発、企画構想力、事業化への実行力に関して卓 越した能力があり、未踏の分野にチャレンジするスーパークリエータとして相応しいと評価する。


開発成果評価書


 PMによる開発成果の評価

 
(12) 服部 健太 (株式会社システム計画研究所 技術本部 第5グループ)


テーマ名


 Preccs:実用的な通信プロトコルコンパイラ


並木美太郎PM
の評価
コメント



 ネットワーク向けのソフトウェア開発のため に、応用層のプロトコル記述からプログラムを自動生成する仕様記述言語とその翻訳機に関する提案である。応用プログラムにおける通信部分のプログラム開発 は煩雑であるが、既存の仕様記述言語と違い応用層のプログラム開発を容易にする方向性を評価し、有用性、未踏性も認められることから採択した。
 Precssの記述性について進展が認められたこと、決定性オートマトンを用いた実装により大幅な性能向上を達成したこと、また、各種エラー処理を強化 するなど実用レベルのネットワークソフトウェアを作成できる能力を有する水準に達している。理論的側面と実践的側面の両面で有用なソフトウェアを開発した と考え、天才プログラマとして認定する。特に、この種のソフトウェアは、記述性とともに実用上十分な性能がないと魅力に乏しい内容となるが、性能向上はパ タンマッチャを工夫し高速化を達成したこと、また、実用上からはエラー処理など比較的地味な部分を埋めておくことが必須であるが、注意を払い実用につなが るように開発を行なった点も高く評価できる。
 今後は、開発者が所属する会社において実践的側面を、また、学位論文においてはその理論的側面を整備し、有用性をさらに検証することを期待すると同時 に、この成果を公開し、利用者を増やすことを心がけてほしい。


開発成果評価書


 PMによる開発成果の評価


 


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「天才プログラマー/スーパークリエータ」の 基本認定基準
 

 


 「天才プログラマー/スーパークリエータ」については、IPAで「新規性(未踏性)」、「開発能力」、「将来の可能性」から基本認定基準を下記のように 定義し、これを基本に各プロジェクトマネジャーに具体的な認定基準を独自の観点から設定して評価いただいています。


    未踏ソフトウェア創造事業に係る「天才プログラマー/スーパークリエータ」の定義について
基準項目 基本認定基準(注) スーパークリエータが生 み出す世界
新規性(未踏性) アイディア、発想力、独創力 学会で発表され学問的な認知が ある。 国際学会発表回数
論文・学会誌掲載回数
開 発 能 力 創造力、企画・設計能力が高 く、
プログラムコーディングが早い。

ソフトウェアのデザイン能力が高い。
設計したデザインを短期間にプログラム

する能力を持つ。

開発ソフトの処理・レスポンス 速度が高い
将来の可能性 末恐ろしさを秘めている。 開発ソフトの有用性が高い。
市場ニーズが高い(使える)ソフトである。
事業化、商品化件数、
オープンソフト(ダウンロード数)

  (注)スーパークリエータの認定は、少なくとも基本認 定基準のいずれか1つ該当している場合とする。


 
 

 
各PMの「天才プログラマー/スーパークリ エータ」認定の評価基準
 

 


 各プロジェクト・マネージャー(PM)における「天才プログラマー/スーパークリエータ」認定の「評価基準」を以下に公開します。

 


1.Alan Kay PMの評価基準


  Projects were evaluated via a number of criteria and from the start of the application process. 
1.  Overall merit of the initial proposals;
2.  Progress reports were submitted periodically to PM for review and comment. Partial evaluation of overall project comes from reading and discussion/email based on progress reports;
3.    Face to face meetings and presentations; at two times the project recipients gathered in Kyoto for presentation of their project. PM made evaluation of projects based on the presentation, presentation materials from both the interim and final face to face presentations;
4.    Written materials presented as final report.  Each grant recipient submitted papers and online materials for review and dissemination.

 


2.酒井 裕司PMの評価基準


 まず、ニーズを発掘する独創力、また は、ニーズを聞き出すコミュニケーション能力をもつこと。
その上で、そのニーズを満たすために適切な技術を選定し、限定された期間内に妥当な解決案を提供する能力。あるいは、人並み外れた継続能力を持ち、余人が 至らぬ高みに到達する継続力を持つものを「天才プログラマー/スーパークリエータ」と認定する。


 


3.長尾 確PMの評価基準


 以下の基準に基づいて判断した。
数字の若い項目の順に優先度が高い。
つまり、1が高く2がほどほどのものと2が高く1がほどほどのものでは、前者を優先する。ただし、スーパークリエータとなるべきものは、1から6までのす べての項目について、平均以上でなければならず、他の人と比べて特に低い項目がある場合は、スーパークリエータとは見なさない。
1.実現したシステムの完成度(提案時の目標をどの程度達成しているか)
2.実現したシステムの有用性
3.実現したシステムの将来性と社会的インパクト
4.開発者のシステム全体における貢献度
5.開発者が代表者の場合、成果報告会におけるプレゼンテーションの説得力
6.開発者が代表者の場合、成果報告書のわかりやすさ

 


4.中島 秀之PMの評価基準


 提案された概念が,これまでに他人が 思いつかなかったようなユニークなものであり,またそのインパクトが大きいことを未踏性の最大要因とする.さらにそれを完成させ,実用レベルに近いところ まで仕上げる能力が必要条件である.以上2点を基準とする.

 


5.原田 康徳PMの評価基準


 独創的なアイデアと,それを完成まで やりとげる能力を評価基準とした.
能力を客観的に判断するために,開発したシステムの完成度を重視した.

 


6.北野 宏明PMの評価基準


 評価基準は、独自の発想で、新しい分 野を切り開くような発想とそれを実現する能力を持ち合わせた人間。

 


7.黒川 利明PMの評価基準


 「天才プログラマー/スーパークリエータ」の評価においては、一般の製品/ サービスの評価におけると同様に、「驚き」をもたらせることを第一の評価としたい。それは、期待以上の成果であったり、予期しなかった方法による実現で あったり、あるいは、他のそれこそ思いがけない側面かもしれない。第二には、PMや関係者以外の第三者の高い評価を得ることとする。理想的には、顧客評価 あるいはピアレビューであるが、未踏プロジェクトは、期間が余りに限られているので、他の代替手段をとるしかあるまい。第三に、期待効果が大きいこと。時 間的な制約から、実際の効果測定にまではいたらず、予測部分が多くなることはやむをえないだろう。

 


8.高田 浩和PMの評価基準


 以下の基準に基づいて評価を行った。
・実行力:プロジェクトを成し遂げようとする強い意志と情熱を持ち、周囲を巻き込みながらプロジェクトを継続し、遂行していくことができたかどうか
・スキル:アイデアを実装し具体的な形にすることのできる、並外れたプログラミング能力と極めて高いスキルを有するかどうか
・情報発信能力:開発の過程や成果をわかりやすく他者に示し、アピールすることができたかどうか。賛同者を得るべく、普及にむけての努力を行っているかど うか
・成果:期間内に当初の目標を達成し、期待した成果がえられたかどうか
これらの一部またはすべてを高いレベルで満足すると思われるプロジェクトの開発者を「天才プログラマー/スーパークリエータ」として認定する。


 

 
9.竹林 洋一PMの評価基準
 

 
開発成果の実世界へのインパクトと多様な価値を創造する能力を評価基準とした。ソフトウェアやコンテンツ・サービスの 開発能力、企画構想力、事業化/実用化への実行力に関して卓越した能力があり、今回の事業期間中に未踏性のある成果をあげた開発者をスーパークリエータと して認定した。

  

 
10.千葉 滋PMの評価基準
 


 「天才プログラマー/スーパークリ エータ」はプロジェクトマネージャが認定するものではなく、IPAが認定するものであり、プロジェクトマネージャの役割は、「天才プログラマー/スーパー クリエータ」に該当すると思われる候補者を何人か推薦することである。推薦した候補者が全て認定されるわけではなく、前回2005年度上期では担当プロ ジェクトから1名の認定であったので、今回の推薦にあたっては下記の基準に加え、前回認定者との相対評価で判断した。

実用性のあるソフトウェアを開発したことや、開発したソフトウェアの品質が優れていることは当然として、さらに以下の基準のいずれかを前回認定者との相対 評価で満たした開発者を天才プログラマー/スーパークリエータに相当すると推薦する。
- 開発したソフトウェアが、新しいソフトウェアのジャンルを切り開く可能性を秘めている。
- 開発したソフトウェアを普及させるために、優れた企画を適切に立案し、周囲をまきこんで実行にうつせる。
- 開発したソフトウェアの機能あるいは品質、性能が従来のものより圧倒的に優れており、少なくない人々のコンピュータの利用の仕方を変える可能性がある。

  

 
11.並木 美太郎PMの評価基準
 

 
 次の項目のいずれかまたは複数満たす 開発者を天才プログラマー/スーパークリエータとして認定する。
(1) 未踏性の高いソフトウェアを開発した
(2) 実用性の高いソフトウェアを開発した
(3) 圧倒的なプログラミング能力を有している
(4) 極めて高い研究能力を有している
(5) プロジェクトの成果により受賞した
(6) 開発にかける情熱が極めて高かった


 


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