
2005年度下期未踏ソフトウェア創造事業 天才プログラマー/スー
パークリエータ


2005年度下期未踏ソフトウェア創造事業では、下記12名の開発者(敬称略)が優れた開発成果を残し、担当プロジェクト・
マネージャー
(PM)から高い評価を得て、IPAが「天才プログラマー/スーパークリエータ」と認定いたしました。
これら12名の「天才プログラマー/スーパークリエータ」には、2006年10月24日に開催する「IPAフォーラム2006」の会場にて認定証の授与式を行います。
(注)開発者の所属は認定時点の所属です。

(1)
中島 薫 (Timeline Networks代表)

 
(2)
後藤 孝行 (慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 修士課程)


(3)
神原 啓介 (慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 修士課程)


(4)
近藤 秀樹 (中京大学大学院 情報科学研究科 博士課程)


(5)
小出 洋(九州工業大学 情報工学部 助教授)


(6)
安斎 利洋 (フリー(システム・アーティスト))


(7)
宮脇 文経 (株式会社エス・クルー)


(8)
森 悠紀 (東京大学大学院 情報理工学系研究科 修士課程)


(9)
相部 範之 (筑波大学大学院 システム情報工学研究科 産学官連携研究員)


(10)
稗方 和夫 (東京大学大学院 工学系研究科 助手)


(11)
野口 喜洋(山之口 洋) (フリー(小説家))


(12)
服部 健太 (株式会社システム計画研究所 技術本部 第5グループ)

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「天才プログラマー/スーパークリエータ」については、IPAで「新規性(未踏性)」、「開発能力」、「将来の可能性」から基本認定基準を下記のように
定義し、これを基本に各プロジェクトマネジャーに具体的な認定基準を独自の観点から設定して評価いただいています。
未踏ソフトウェア創造事業に係る「天才プログラマー/スーパークリエータ」の定義について
| 基準項目 |
基本認定基準(注) |
スーパークリエータが生
み出す世界 |
| 新規性(未踏性) |
アイディア、発想力、独創力 |
学会で発表され学問的な認知が
ある。 |
国際学会発表回数
論文・学会誌掲載回数 |
| 開 発 能 力 |
創造力、企画・設計能力が高
く、
プログラムコーディングが早い。 |
ソフトウェアのデザイン能力が高い。
設計したデザインを短期間にプログラム
する能力を持つ。
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開発ソフトの処理・レスポンス
速度が高い |
| 将来の可能性 |
末恐ろしさを秘めている。 |
開発ソフトの有用性が高い。
市場ニーズが高い(使える)ソフトである。 |
事業化、商品化件数、
オープンソフト(ダウンロード数) |
(注)スーパークリエータの認定は、少なくとも基本認
定基準のいずれか1つ該当している場合とする。
各プロジェクト・マネージャー(PM)における「天才プログラマー/スーパークリエータ」認定の「評価基準」を以下に公開します。
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1.Alan Kay PMの評価基準

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Projects were evaluated via a number of criteria and from the
start of the application process.
1. Overall merit of the initial proposals;
2. Progress reports were submitted periodically to PM for review
and comment. Partial evaluation of overall project comes from reading
and discussion/email based on progress reports;
3. Face to face meetings and presentations; at two
times the project recipients gathered in Kyoto for presentation of
their project. PM made evaluation of projects based on the
presentation, presentation materials from both the interim and final
face to face presentations;
4. Written materials presented as final report.
Each grant recipient submitted papers and online materials for review
and dissemination.
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2.酒井 裕司PMの評価基準

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まず、ニーズを発掘する独創力、また
は、ニーズを聞き出すコミュニケーション能力をもつこと。
その上で、そのニーズを満たすために適切な技術を選定し、限定された期間内に妥当な解決案を提供する能力。あるいは、人並み外れた継続能力を持ち、余人が
至らぬ高みに到達する継続力を持つものを「天才プログラマー/スーパークリエータ」と認定する。
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5.原田 康徳PMの評価基準

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独創的なアイデアと,それを完成まで
やりとげる能力を評価基準とした.
能力を客観的に判断するために,開発したシステムの完成度を重視した.
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8.高田 浩和PMの評価基準

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以下の基準に基づいて評価を行った。
・実行力:プロジェクトを成し遂げようとする強い意志と情熱を持ち、周囲を巻き込みながらプロジェクトを継続し、遂行していくことができたかどうか
・スキル:アイデアを実装し具体的な形にすることのできる、並外れたプログラミング能力と極めて高いスキルを有するかどうか
・情報発信能力:開発の過程や成果をわかりやすく他者に示し、アピールすることができたかどうか。賛同者を得るべく、普及にむけての努力を行っているかど
うか
・成果:期間内に当初の目標を達成し、期待した成果がえられたかどうか
これらの一部またはすべてを高いレベルで満足すると思われるプロジェクトの開発者を「天才プログラマー/スーパークリエータ」として認定する。
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9.竹林 洋一PMの評価基準

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開発成果の実世界へのインパクトと多様な価値を創造する能力を評価基準とした。ソフトウェアやコンテンツ・サービスの
開発能力、企画構想力、事業化/実用化への実行力に関して卓越した能力があり、今回の事業期間中に未踏性のある成果をあげた開発者をスーパークリエータと
して認定した。
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10.千葉 滋PMの評価基準

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「天才プログラマー/スーパークリ
エータ」はプロジェクトマネージャが認定するものではなく、IPAが認定するものであり、プロジェクトマネージャの役割は、「天才プログラマー/スーパー
クリエータ」に該当すると思われる候補者を何人か推薦することである。推薦した候補者が全て認定されるわけではなく、前回2005年度上期では担当プロ
ジェクトから1名の認定であったので、今回の推薦にあたっては下記の基準に加え、前回認定者との相対評価で判断した。
実用性のあるソフトウェアを開発したことや、開発したソフトウェアの品質が優れていることは当然として、さらに以下の基準のいずれかを前回認定者との相対
評価で満たした開発者を天才プログラマー/スーパークリエータに相当すると推薦する。
- 開発したソフトウェアが、新しいソフトウェアのジャンルを切り開く可能性を秘めている。
- 開発したソフトウェアを普及させるために、優れた企画を適切に立案し、周囲をまきこんで実行にうつせる。
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開発したソフトウェアの機能あるいは品質、性能が従来のものより圧倒的に優れており、少なくない人々のコンピュータの利用の仕方を変える可能性がある。
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11.並木 美太郎PMの評価基準

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次の項目のいずれかまたは複数満たす
開発者を天才プログラマー/スーパークリエータとして認定する。
(1) 未踏性の高いソフトウェアを開発した
(2) 実用性の高いソフトウェアを開発した
(3) 圧倒的なプログラミング能力を有している
(4) 極めて高い研究能力を有している
(5) プロジェクトの成果により受賞した
(6) 開発にかける情熱が極めて高かった
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