|

●成果1.議事録エディタ
<設計>
基本方針:
・ ほかの一般的なエディタ(EmEditorなど)を差分が少ないものにする。
・ すべてツールバーに仕込まれたボタンを利用してマウスでできる。
少し熟練すると、それらをCtrlキーなどをつかって、キーボードで操作できるようになる。中途半端に「マウスで便利」を追求しない。
・ 左側のペインは基本的には表示しない。右側のペインをできるだけ広く取り、 いたずらに行数が増えにくくし、テキストを入力しやすくする。
<実装>
議事録エディタの特筆すべき部分は、contenteditable=true を利用して、textareaなどのWebフォームを使わず、直接編集
を可能にしている点である。ここにこだわって開発したことで、Microsoft Wordなどの通常のエディタに遜色ない使用感を出せた。(図1)
図1 議事録エディタ画面
●成果2.議事録と連動した管理用グループウェア
<設計>
・ 所属プロジェクトの状況が一覧できる
・ 自分の最近のToDoが確認できる
<実装>
図2参照。
図2 個人のポータル画面
●成果3.プロジェクト管理機能
<設計>
・ プロジェクトを作成できる
・ プロジェクト名を変更できる
・ プロジェクトの参加者を追加、削除できる
・ 限られたメンバーだけが、プロジェクトの参加者を操作できる
<実装>
所属プロジェクト一覧の表示:
図3参照。
プロジェクトの登録:
Webフォームから入力する。基本的にはテーブルの内容をリストするだけである。(図4)
所属プロジェクトの雰囲気の表示:
プロジェクト全体で完了していないToDoを線グラフで表示し、状況を把握しやすくする。(図5)
webapp/lib/graphにグラフ作成用のPHPを集める。
webapp/modules以下のPHPからは直接、jpgraphライブラリを参照せず、imgタグによりグラフを表示させるだけ。
図3 所属プロジェクト一覧画面
図4 プロジェクト新規登録画面
図5 プロジェクトの雰囲気画面
●成果4.議事録管理機能
<設計>
・ 議事録を検索できる
・ 議事録を一覧できる
・ ToDo数の推移をグラフで表示
図6 議事録一覧画面
●成果5. TODO管理機能
<設計>
・ ToDoのリスト表示
・ 発生時間順にソート
・ 担当者順にソート
・ 確認者順にソート
・ 新しいToDoをいつでも作成できる
<実装>
TODOの入力:
TODOを入力する方法は、議事録から入力する方法と、Webフォームから入力する方法の2通りがある。
1. 議事録から入力する方法
議事録から用語を入力するには、「意見」にカーソルがある状態で画面上部の「TODO」ボタンを押すか、Ctrl+Tをする。意見欄に入力した文字列を
登録用語とした登録画面が表示される。(図8)
2. Webフォームから入力する方法
基本的にはテーブルの内容をリストするだけである。(図9)
<評価>
それぞれのToDoにタグ文字列を簡単につけることができ、そのタグ文字列を使って見やすく分類することができるようにした。(図10)
図の例では、“pending”、”会議の情報”、”フィードバック”というタグがついていて、タグごとに分類されて更新時刻順にソートされている。
テーマごとにToDoを分類できるので、目的のToDoを発見するまでの時間が非常に短くなった。
図7 ToDo一覧画面
図8 議事録でのTODO登録画面
図9 WebフォームでのTODO登録画面
図10 TODOタグ別表示画面
●成果6.スケジュール管理機能
<設計>
基本方針:
・マイルストーンは多すぎてもいけないし少なすぎてもいけない。
・マイルストーンは、現在と全体の両方を一瞥できなければならない。
・スケジュールはあまり先まで表示する必要はない。
・プロジェクトに関係ないスケジュールには感知しない。それぞれの人はいろいろなものにかかわっていて、自分の時間をほかでどう使うかは各人の判断にま
かせる。
・プロジェクト全体での用事はそんなに多くないはずである。
<実装>
スケジュールの表示:
マイルストーンと8週間分のカレンダーを表示している。カレンダーに表示されているのは、議事録の日程である。(図11)
マイルストーンの登録:
基本的にはテーブルの内容をリストするだけである。(図12)
図11 スケジュール画面
図12 マイルストーン追加画面
●成果7.用語登録・管理機能
「用語」の機能を実装する目的は、プロジェクトメンバーのコミュニケーションを円滑にし、
知識を共有することである。ドキュメント・レポジトリの形式をとらずに語句の登録
という形式をとる理由は、議事録の内容に対するオートリンクを実現するためである。 語句であればオートリンクすることができる。
<設計>
用語の情報:
ひとつの用語は以下の情報をもっている。
1. 単語の内容
2. 定義
3. 登録者
4. 登録日時
5. 初めて出てきた議事録ID
6. 更新日時
また、以下の検索や表示ができる。
1. 用語を直接入力して検索
2. この用語を参照しているToDoや議事録の一覧を作成
3. ToDo一覧のタイトル、会議の目的、会議中の議事録エディタに表示されているテキストにオートリンクされる。
<実装>
用語の入力:
用語を入力する方法は、ToDoなどと同様、議事録から入力する方法と、Webフォームから入力する方法の2通りがある。
3. 議事録から入力する方法
議事録から用語を入力するには、「意見」にカーソルがある状態で画面上部の「用語」ボタンを押すか、Ctrl+Jをする。意見欄に入力した文字列を登録
用語とした登録画面が表示される。(図14)
4. Webフォームから入力する方法
基本的にはテーブルの内容をリストするだけ。(図15)
図13 用語一覧画面
図14 議事録エディタでの用語登録画面
図15 Webフォームでの用語登録画面
|