|

最も重要な目標であったYARVのRuby処理系への統合がほぼ完了した。完成度を確認するために用意した約2,000の自動テストも99%以上パスし
ている。Ruby 用のアプリケーションの動作確認もすすめ、例えば Ruby の人気アプリケーションであるRuby on
Railsの動作を確認した。さらにユーザからのバグ報告を管理するために、日英両言語によるバグトラッキングシステムを稼働させた。
ネイティブスレッドはPOSIX Thread(UNIX系)、Win32
Thread(Windows系)を用いる実装を行った。ただし、Rubyレベルの並列実行には対応しないグローバルVMロックを用いた実装とした。しか
し、拡張ライブラリによる並列実行をサポートするためのAPIを提供し、実験の結果Dual Core
CPU上で約2倍の性能向上を確認した。Multi-VMインスタンス機能については暫定的に対応したが、目標としていたmod_rubyの対応までには
至らなかった。各VMの並列実行をサポートして、各VM並列実行の結果約1.5倍の性能向上の達成を確認した。
詳細は以下のプロジェクトサイトから得られる。
http://www.atdot.net/yarv/
|