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現在サービスされている放送メディアは転換期にあると言われている。
「テレビ・ラジオ放送」では、放送画質の向上や技術の高度化へのコスト負担が重くなっている。にもかかわらず、番組制作費を広告収入に依存する構造については変化が無く、CM枠や提供枠だけでなく内容自体までスポンサーに売る事を必要とする状況になっている。
そして、それを補完するはずであった「インターネット放送」においては、現在の収益構造とデジタル複製による番組提供者の利益機会損失が非常に大きい為に、放送番組全体としての質や量の向上への貢献には至っていない。
本来、放送メディアは「番組提供者」と「視聴者」が主体であり、視聴者が視聴結果の対価として提供者に利益を還元するのが自然である。このようなシステムであればスポンサーは必須で無くなり、さらに現在インターネット上で問題になっているようなデジタル複製行為も、それ自体が提供者の利益機会を増やす事に繋がる。
今後の放送文化の向上に向けて実現すべきなのは、スポンサー不在でも配信が可能で、かつ番組の複製による視聴者の増加が提供者への利益貢献になるような番組流通基盤である。それが成立すれば、現在では成立できない番組が成立可能になり、放送文化の新たな飛躍が見込まれる。
本提案のシステムでは、上記の点を踏まえて「コピープリーズ」という新しい概念を提案し、それを実現できる、新しい放送文化の土壌足りえる放送番組流通システムの開発を行う。
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