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2005年度上期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要


 



1.担当PM

   原田 康徳 (NTT コミュニケーション科学基礎研究所 主任研究員)



2.採択者氏名


開発代表者

川谷 宗之 (神戸大学大学院 自然科学研究科 情報知能工学専攻 博士前期課程)

共同開発者

なし


3.プロジェクト管理組織


  日本エンジェルズ・インベストメント株式会社



4.採択金額


  4,350,000



5.テーマ名


  スプレッドシートと様々なシステムを接続するオープンミドルウェアの開発



6.関連Webサイト


  http://midichlorian.net/



7.申請テーマ概要

  本提案の目的は、スプレッドシートと種々のシステムを容易に接続するためのミドルウェアを開発すること、及びそれを用いた制約スプレッドシートを実現することである。スプレッドシートとは縦横に並んだセルに数値や計算ルールを入力していくと自動的に数式を分析し、所定の位置に計算結果を反映してくれるアプリケーションである。このように高機能なGUIを持つスプレッドシートを種々のアプリケーション接続し、利用できないかと考えたのが、本提案の背景である。
  例えば、ある分散システムのGUIとして利用した場合、処理の結果を統計的に解析、稼動状況等をグラフ化にするのも容易である。また、スプレッドシートという直感的にわかりやすいGUIからパラメータの操作等もでき、ユーザビリティの向上も期待できる。

  本提案では、以下の二点を中心に開発を進め、目的の実現を目指す。

1 スプレッドシートと様々なシステムを統合するためのミドルウェアの開発
 シート上のデータを収集するモジュール、各種アプリケーションに接続する際に使用するプロトコル、データ形式の差異を吸収するモジュール、またそれらを用意に追加可能にするためのプラグインマネージャを実装する。本提案では Excelとの接続を目指すが、OpenOffice.org/Calcとの接続方法、実現可能性についても検討する。

2 制約スプレッドシートの開発
 制約スプレッドシートとは、セルを変数と見立ててそれらの関係を表す制約を別のセルに記述することで記述した制約を満たす解を求め、シートに反映するシステムである。本提案では、提案システムの応用例として制約スプレッドシートを実現する。



8.採択理由

  Excelのアドインとして,制約解消機能をExcelに追加する面白いシステムの提案である.制約解消システムは研究レベルではよく知られたものであるが,なかなか一般人に普及しているとはいえない.うまく普及させることができたら,Excelの世界が大きく変わる可能性がある.
  また,Excelの制約解消システムに限定されるのではなく,他の表計算システムを統一的な方法で拡張できるミドルウェアとして開発する点も評価できる.


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