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2005年度上期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要


 



1.担当PM

   長尾 確 (名古屋大学 情報メディア教育センター 教授)



2.採択者氏名


開発代表者

栗原 一貴 (東京大学大学院 情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻 博士課程)

共同開発者

なし



3.プロジェクト管理組織


  株式会社 リオ



4.採択金額


  6,000,000



5.テーマ名


  Tablet PCを本気で普及させるためのソフトウェア開発



6.関連Webサイト


  http://www-ui.is.s.u-tokyo.ac.jp/~qurihara/



7.申請テーマ概要

  タブレットPCは普及していない。原因は「普通コンピュータを買ってやりたいと思うことがあまりにもやりにくい」ことにあるのではないだろうか。「普通コンピュータを買ってやりたいと思うこと」とは、ウェブブラウジング、メール読み書き、ワープロや表計算による作業などが一般的であることには異論は無いであろう。これらに共通するのは、テキスト情報の入出力インタフェースの問題である。 現状としてタブレットPCの手書き認識や音声認識を使って悪戦苦闘しながらテキストを入力してまで、ウェブブラウジングやメールをする人はあまりいない。タブレットPCのインタフェースを、従来のデスクトップコンピュータのインタフェースに帰着させることで利用しようとする従来の方針では、タブレットPCの未来は明るくないであろう。 私は、
 1. ペンや音声で入力した情報をテキストとして一意に確定することなく、直接検索に用いるWeb検索システム
 2. タブレットPCに最適化された手書きメーラ、手書きテキストエディタ
 3. タブレットPCの使い勝手を向上させる新しいデスクトップ環境の構築
を開発することで、「キーボードのないタブレットPCを本気で個人のメインの計算機にしうる環境の構築」を実現する。



8.採択理由

  タブレットPCは、絵やパターンなどの感性的な情報伝達に適しており、一方、正確に認識された文字情報は検索等において非常に有効である。音声や文字認識の不備を補い、かつ、感性的な情報を直接的に伝達しようという発想は、タブレットPCを十分に利用価値の高い道具として定着させるために非常に大きな貢献をするだろう。提案しているソフトウェアの新規性や実用性を高く評価して採択とする。


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