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2005年度上期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要


 



1.担当PM

   長尾 確 (名古屋大学 情報メディア教育センター 教授)



2.採択者氏名


開発代表者

伊藤 冬子  (同志社大学大学院 工学研究科 知識工学専攻 博士前期課程)

共同開発者

荒久田 博士 (同志社大学大学院 工学研究科 知識工学専攻 博士前期課程)



3.プロジェクト管理組織


  株式会社 リオ



4.採択金額


  7,000,000



5.テーマ名


  「主張」と「協調」により参加者の「波長」を合わせるビデオ会議システム



6.関連Webサイト


  なし



7.申請テーマ概要

  通信技術の発達により,広域に分散した多人数での音声と動画を用いたリアルタイムのコミュニケーションがビデオ会議システムによって可能となっている.しかし,これらの既存のビデオ会議システムには一般に会議室で顔と顔をあわせて行う会議と会議内容の質自体は大きく変わらない.つまり,一般の会議の延長にすぎない.そこにバーチャル環境で会議を行うことのメリットを持つシステムとして,エージェント機能を持ったアバターを導入した新しいビデオ会議システムを提案する.
  本プロジェクトは,ユーザ一人一人にとって便利でありながら,参加者同士の波長を合わせていき,質の高い会議を円滑・効率的に行えるビデオ会議システムの構築を目的としている.具体的には,会議を円滑に進め,効率的に楽しく参加ができるような「会議・おしゃべりモード」と,リアルタイム配信の講義・講演における一方的なコミュニケーションを聴衆の反応を届けられる双方向でインタラクティブな「講義・講演モード」を実現するインタフェースの実装を行う.




8.採択理由

  対面式の会議では会議中に他の会議に参加するのは困難であるが、オンライン会議の場合は、ソフトウェアエージェントの仕組みなどを用いて、複数会議に同時に参加することも不可能ではなくなると思われる。一つの会議に初めから終わりまで参加しなくても、要所要所で適切な発言なり質問なりができれば、その人は十分に会議に貢献したとみなされ、会議のパフォーマンスを落とさずに、各個人も適切な時間管理ができるだろう。そのようなシステムの実現を目指している本提案は、きわめて将来性が高いと思う。ただし、開発者の経験を考えると、期間内にプロトタイプの実装と小規模な実証実験を行うのが精一杯であると考えられる。開発者の成長も期待される。


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