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(ア)この数年のブロードバンドの進展により、IRCやネットミーティングなどのツールでやりとりされる対象が、これまで主であったテキストから、急速に音声・映像へと移りつつあります。さらにブロードバンド化が進む中で、より重い3Dデータがやりとりされることも十分可能になると思われます。そこで応募者はネットワークを介して3Dオブジェクトをやりとりするプラットフォームとして「3Dファクス」を提案します。
(イ) 3Dファクスとは
一言で言うと、そこにある物体を気軽に3次元化できる3Dスキャナ装置のことです。敢えて、3Dスキャナ、と言わずに3Dファクスとしたのは、今現在どこにでもある普通のファクスのイメージをユーザに感じてもらいたいからです。また、単に3次元計測することが目的ではなく、計測したデータを即座に「相手に送り届ける」ことが真の目的である、という意味もあります。
(ウ) 利用方法
例えば、インターネット電話で会話しながら、目の前の今お気に入りの骨董品の壺の話をしていたとします。今であれば、Webカメラを繋ぐことで、その映像を共有することは出来ますが、例えば、「この曲線の美しさ」と言ったとしても、それはやはり伝わりにくいものです。しかし、もし、そこに3Dファクスがあれば、それを繋ぐことで、その曲線美すらも即座に共有することが可能となります。
(エ) 何が重要なのか
@ 瞬時に計測出来ること
A 難しい設定がいらないこと
B 持ち運びやすさ
C 低価格
であることが容易に想像されます。通常の3Dスキャナにとって最も重要なことが、「精度」であることを考えると、その違いは明らかです。既存の3Dスキャナを前記@〜Cに当てはめてみると、どれも一長一短で、全てを満たすシステムがない事が分かります。
(オ) このプロジェクトでやろうとしていること
前記@〜C全てを満たす3Dスキャナを、3Dファクスとして開発します。
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