|
「使いやすくて便利な電子カルテをオープンに作ろう」
これが、このプロジェクトの趣旨です。
厚生労働省は、2006年度までに全国の60%の病院に電子カルテを普及させようとしています。また、多くの病院も電子カルテを導入したいと考えています。しかし、2003年度現在の普及率は、たったの2%です。なぜ電子カルテは普及しないのでしょうか。これには、以下の3つの理由が考えられます。
1. 高価
2. システム管理者がいない/雇えない
3. 不便
ある調査によると、電子カルテの価格は、"200万円/床" です。つまり、ベッド数100の中規模病院に電子カルテを導入しようとすると、2億円もの費用がかかるのです。
さらに、電子カルテサーバーをメンテナンスするためにシステム管理者を雇わなくてはいけません。しかし、その管理者が見つからない、雇うお金がない、という理由から導入できないのです。ましてや、個人開業の医院ならなおさらです。
また、電子カルテを導入したけれども医師/看護士が使ってくれず、導入に失敗してしまうケースが多々あります。理由は様々ですが、大きな理由の一つは、使いづらいからです。これは、電子カルテを作った人は、医師/看護士ではないからだと思います。
そこで、誰もがつい使いたくなるような、しかも便利なので一度使ったら手放せない、そんな電子カルテシステムをオープンな体制で作ろう。そして、多くの病院(動物/人/歯)や薬局、検査センター、健康保険組合で使ってもらおう。さらには、このシステムを使っている組織同士で、互いに情報のやりとりができるようにしよう。これがこの計画の趣旨です。
|