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2004年度未踏ソフトウェア創造事業(未踏ユース)  採択概要


 



1.担当PM


  筧 捷彦



2.採択者氏名


代表者

山ア 秀輔(大阪大学 工学部

共同開発者

なし



3.プロジェクト管理組織


  株式会社びぎねっと



4.採択金額


  3,000,000



5.テーマ名


  情報教育に特化した視覚表現豊かな統合開発環境「双葉」の構築



6.テーマ概要(申請書より)

 

 数学や物理の講義においては図やグラフが多用される。数式は概念を表記するのには向いているが、未知の概念を理解するのには向いていないからだ。同じ理由から、アルゴリズムの解説においても図やグラフが多用される。
 しかし、アルゴリズムを実装したプログラムを実際に実行すると、図示すべき値が動的に変化したり数が多すぎたりして、詳細で正確な図を逐一描いていくのはほとんど不可能に近い。その結果、アルゴリズムの解説は概念の説明に終わり、初学者はすでに理解したはずのアルゴリズムが実装されているソースを理解するのに七転八倒することになる。
 よくできたデバッガにはプログラムがどの様に動作していくかを自動的に図示してくれるものもあるから、これをうまく用いればアルゴリズムとソースの理解を同時に行うことが可能になるのだが、そのようなデバッガはユーザーに大量の機能及び情報を提供するために初学者に扱いにくく、現実にこのような手法がとられることは稀である。
 そこで私は「初学者に理解しやすいこと」を最優先事項とし、デバッガ本来の機能は必要最小限に抑え、プログラムがどの様に動作していくかを視覚化する機能を充実させたデバッガを組み込んだ教育用途に特化した統合開発環境「双葉」を提案したい。
 具体的に開発するのは以下の3項目である。
1. 初学者を支援する統合開発環境「双葉」
2. 可視化本来の複雑さを隠蔽した各種可視化コンポーネント
3. 教育者を支援する各種サンプルプログラム

 



7.採択理由(担当PMコメント)

 

 デバッガの機能は最小限に抑えて,プログラムがどのように動作していくかを視覚化する機能を充実した形で組み込んだデバッガをもった初心者向きプログラミング環境を作る。視覚化については例示も多数もっている。
 なによりプレゼンが面白い。同様のことに興味があるだけに成果を見守りたい。
 でも,C, C++, Java を覚させるところは,山崎さんがいっているほど簡単にはいかないかもしれない。その熱意の中からうまい着想が得られることに期待する。

 




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