| 
GWSは主に以下のようなコンポーネントから構成される.
a.
HTTPサーバ
HTTPサーバコンポーネントは,ウェブブラウザなどのHTTPクライアントから接続を受け付け,クライアントとリクエストハンドラとの間の橋渡しをおこなうコンポーネントである.GWSのHTTPサーバコンポーネントはシングルプロセス・マルチスレッド型のサーバである.
b.
静的データハンドラ
静的データハンドラは,内容がほとんど変化しないようなデータを返すリクエストハンドラである.通常はディスク上のファイルの内容をそのままレスポンスとして返す.
c.
DBハンドラ
DBハンドラは,データベース上のデータなどの,頻繁に変化するデータを返すリクエストハンドラである.受け取ったリクエストは,リクエストパーザによって送信されたフォームの内容などを解析され,データベース上などで処理がおこなわれたのち,HTMLジェネレータによってデータをHTMLに変換し,それをレスポンスとして返す.あるいはHTMLフォームのかわりにXMLデータをやり取りすることもあり(XMLウェブサービス),その場合はXMLパーザによって内容が解析される.
d.
リクエストパーザ
リクエストパーザは,HTMLフォームの内容を解析し,GWS内部形式(GWSデータモデル)のデータへ変換する.
e. HTMLジェネレータ
GWS内部形式のデータを,ウェブブラウザから閲覧できるようにHTML形式に整形する.
f. スキーマエディタ
スキーマエディタは,データベース構造をユーザが作成・編集するためのコンポーネントである.スキーマエディタによってデータベース構造が変更されると,その内容に応じてバックエンドのRDB上にテーブルが構成される.
g. DBバインダ
DBバインダは,バックエンドのRDB上のテーブルに格納されたデータと,GWS内部形式のデータを相互変換する処理をおこなう.
h. 管理コンソール
サーバ全体の設定を管理し,必要に応じてワーカープロセスを起動・停止する.自身はワーカープロセスから独立したプロセスとして動作する.
i. 型ライブラリ
型ライブラリは,文字列型や整数型などといったデータベース項目の型に応じた処理をおこなうためのライブラリである.項目のオプションなどの設定内容によって,スクリプトを実行したりすることもある.
j. セッションデータプール
セッションデータプールは,セッション内でのみ保存されるデータ(セッションデータ)をメモリ上に記録しておくプールである.GWSでは主に,ウィザード形式ナビゲーションを使用する際にセッションデータが作成される.
|