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このプロジェクトの成果を本格的に普及されるために今後実装すべき機能は以下の通りである。
1. データ・メタデータ及びモジュールのSoya間での共有
2. セキュリティの向上
3. ニーズに即したモジュールの作成、蓄積
4. メタデータ・データの蓄積
5. アプリケーションの開発環境の整備
1のSoya間の共有については、現在Soyaは他の場所にインストールされているSoyaと連携してリソースを共有することができない。これはある場所のSoyaと他の場所のSoyaにおいて必要なリソースを常に重複して格納しておく必要がある。しかし、真にリソースを共有するためにはネットワークを通じてあるSoyaに対してなされた要求を、他のSoyaを利用して解決できるようにする必要がある。
2のセキュリティの向上については、現在の認証方法やアクセス管理手法では、どのような情報でもSoyaに格納できてしまう。現在の状態では意にそぐわない情報がSoyaに格納されてしまう可能性がある。これを解決するために公開鍵暗号方式を利用した認証や通信路の暗号化を行うための仕組みが必要になる。
3のニーズに即したモジュールの作成・蓄積については、今後Soyaを普及させていくにあたって、開発者が即利用可能なモジュールを作成し利用可能な状態で提供していくことが必要になる。また、開発者が簡便にモジュールを作成できるようにするためのフレームワークの拡充が必要である。
4のメタデータ・データの蓄積については、3と同様である。Soyaの価値はどれだけのリソースが即時利用可能な状態で格納されているかによって左右される。有用なメタデータ及びデータをSoyaに継続的に蓄積していくことが必要になる。
5のアプリケーション開発環境の整備については、Soyaの普及を考えた場合、特に重要になる。アプリケーションの開発を通して作成される様々なモジュール、また開発されたアプリケーションを運用することによってメタデータが蓄積される。それによってSoyaがその威力を発揮することができる。
以上5点について、開発を継続していく必要があるだろう。Soyaをオープンソース化したことによって今後外部の開発者と共同して、新たな機能を実装していくことができるだろう。

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