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2004年度第2回未踏ソフトウェア創造事業  採択概要


 



1.担当PM

 

 石田 亨



2.採択者氏名


 代表者

 上野 和風 (早稲田大学 大学院理工学研究科コンピュータネットワーク工学科)

共同開発者

 社本 基宏 (早稲田大学 理工学部)



3.プロジェクト管理組織


 株式会社リンゴラボ



4.採択金額

 

 6,000,000円



5.テーマ名

 

 マルチエージェント環境としての仮想証券市場とロボットの開発



6.関連Webサイト


  http://www.kaburobo.jp



7.テーマ概要(採択者)

 

 ・このプロジェクトは、2004年9月に開始をしたプログラミング・コンテストをベースとするものです。現在のシステムは、www.kaburobo.jp にて公開しています。
 ・このコンテストは、ソフトウエアエージェントが、株の売買を自動で行い、その運用成績を競います。実際の株銘柄と株価を用いますが、売買は仮想証券会社に対して行っています。期間中ロボットが自動で株の売買を行い、人は外部から指示を出せません。およそ著名なテクニカル分析手法を組み込んだロボットと、過去の実際の株価データでロボットのパフォーマンスを確認できる環境を提供しています。ニューラルネットワークや遺伝子解析アルゴリズムなどをモジュールで簡単に追加できるようにも工夫されています。
 ・このシステムを開発したのが、今回応募するチームです。上野は開発責任者を担当しました。
 ・この度、未踏に応募させていただくのは、このシステムを拡張するものです。具体的には、マルチエージェントとしてのロボットがもたらす行動理解、分析、そして、その影響を検証できる環境です。
 ・具体的には、既に開発済みのシステムを応用し、証券市場そのものを大会サーバ上に構築します。これまでは、ロボットによる売買が市場にもたらす影響を検証することができませんでしたが、このシステムでは、各ロボットの予想アルゴリズムが衝突した際に起きる影響や、ロボット間の駆け引きをシミュレーションすることができます。
 ・本プロジェクトの優位性は、既にベースとなる環境の構築が出来ており、550を超えるロボットが参加していることです。(2004年9月25日時点)最終的には1000以上のチーム(ロボット)が参加すると予想されています。
 ・未踏に応募させていただくのは、この新しい提案により、日本で最も大きな、かつ多人数が参加できるマルチエージェント環境が構築できるからです。システムが完成しましたら、研究用に公開し、またコンテストの2回目、3回目を実施する予定です。ご支援をお願いします。




8.採択理由(担当PM)

 

 最近良く宣伝されている「カブロボ」開発チームの応募である.現在のカブロボは, 過去の証券取引の実データを用いて, 株式売買のコンペティションを行うものであったが, 本申請では, ソフボット同士で取り引きを行う仮想証券市場の構築へと発展している. 明らかに現在のカブロボの先を行く提案で, 単純な連続な拡張ではない. ロボカップシミュレーションリーグやTACの証券市場版で, 世界的なマルチエージェントシミュレーションへと発展する可能性を秘めている. 現状をはるかに上回る大きな飛躍を期待して採択とした.





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