IT革命の進展に伴い、デジタル技術や情報技術、ネットワーク技術を活用して、生活の質的向上を図ることが重要となっています。私は、最近、源氏物語に強く関心を抱くようになりましたが、この分野では、まだ、IT革命の恩恵を十分に活用しきれていないのが現状であると感じました。そこで、源氏物語の鑑賞に役立つ各種の情報を、IT技術を駆使して使いやすい形に整理し、さらに源氏物語に興味を持つ人たちの新たなコミュケーションツールにもなりうるソフトウェア「源氏物語の鑑賞支援ツール」を開発します。
現在、源氏物語の本文、注釈、現代語訳などを使いやすい形に整理して公開するWebサイトとして、「源氏物語の世界 再編集版」があります。そのサイトでは、高千穂大学の渋谷教授がWebサイト「源氏物語の世界」で公開している源氏物語の本文、注釈、現代語訳などを読みやすい形式に再編集して公開しています。
この再編集は、専用の再編集プログラムを作って行っていますが、現状では、渋谷教授の本文、注釈、現代語訳に特化しているため、柔軟性に欠けています。
そこで、今回は、この再編集プログラムのデータ構造に着目し、それを整理・改善して、新たなコミュケーションツールに必要な柔軟性を獲得することを主目的とした開発を行います。
また、このプロジェクトの賛同者を募り、複数の人間が参画して源氏物語の鑑賞に役立つ情報の整備を進めていくための環境も整備します。
|