「背景と目的」従来の紙による電子入力方法としてはOCRやOMR(光学式マーク読取装置)があるが、OCRは事後的な対策であり、OMRも専用の機器を必要とするなど定型的で柔軟性のないものでしかなかった。これに対し、本提案では迅速でゆるやかな電子化を実現するために、最も普遍的な入力インターフェースである紙を用いた、PUI(Paper
User Interface)を現実のものとすることを目的とする。
「PUIについて」PUIとは、印刷された紙の上で行なわれるデータの編集と、コンピュータソフトウェアによるデータの編集が等価となるようなインターフェースであり、紙による専用の機器を使わずに汎用的な入力インターフェースを実現する。
「効果」本提案で作成するPUIによって、ワープロで自由に記入フォームを配置したマークシートを作成し、スキャナやデジタルカメラによって簡単に電子入力を行ない、迅速で高度な情報化を行うことが可能になる。
「提案内容」本提案ではPUIを実現するため@入力フォーム作成システムA読み取りシステムBデータ管理システムの3システムを作成する。さらにPUIの可能性を高めるために、携帯電話のカメラを用いた入力や、より簡易な入力を実現するための紙面の多機能化、高度な管理システムも開発する。
「将来性」紙への入力を電子化可能なPUIは、キーボードなどのようにコンピュータを強く意識させることがないため、デジタルディバイドの解消に繋がる。また軽量で簡易な紙の特性から、電子デバイスを使うことが難しい災害現場、医療・介護、工事現場、土木施設の保守・管理等の現場でも迅速に電子化を行うことを可能にする。
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