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(1) activeCanvas
本年度の成果として,抽象画を描画するためのメカニズムを作ったことが挙げられる.昨年度開発したセンサ情報処理メカニズムに改良を加え,さらに抽象画の描画メカニズムは
Macromedia Flash をプラグインとして実現した activeCanvas を開発した.センサ処理と描画処理を切り離し,描画に関係することを
Flash だけで行えるようにしたことでシステムの柔軟性が増し,抽象画作成を Flash だけで行えるようになった.activeCanvasはセンササーバへの接続の管理と、抽象画を描画するためのプラグインの管理を行う。
(2) activeCanvas の抽象画生成システム
プラグインは全て Macromedia Flash (swf) ファイルであり,プラグインの開発はMacromedia Flash上で行う必要がある.しかし,activeCanvasではすべてのswfファイルが実行可能であるわけではなく条件を満たした1つだけが実行可能となる.
描画のためにどのプラグインを選択するのかは,次ページにあるようなユーザインタフェースを用いて行う.開発されたプラグインのプログラムによってセンサ情報を処理して,プラグインの絵を素材として抽象画の描画が実行される.芸術的な絵になるかどうかは,プラグインのプログラムによって決まると言える.

(3)
activeCanvas の対話機能
activeCanvasではセンサ情報を変換した絵とユーザが対話することができる.具体的には絵が表示されたディスプレイをクリックすることで対話を行える.ディスプレイにはタッチパネルが付いていることを想定しており,対話に関する記録はセンサ情報とともに保存される.この対話に関する情報は再度同じようなセンサ情報がセンササーバから得られた場合に再生される.ユーザが絵との対話を繰り返すことにより,ある空間で同じようなセンサ情報が得られると,絵が自然にユーザの趣向を従うことを意味する.ここではユーザは絵に触る行為しか行っていない.しかし,これは絵というアート作品をユーザ自身で無意識かつ自然に再構築することを意味する.
(4) activeCanvas で作成した作品
坂本さんが activeCanvas を使って作成した作品の一部である.
Trunk of
trees
The
spring wind
Flowers
on the lake
(5)
額縁型ディスプレイ
上記のような抽象画が表示されるデバイスは,壁掛型の以下のようなものである.
額縁型ディスプレイ

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