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今日、分散ソフトウェアの開発プロセスにテスティングを組み込む必要性が高まっている。しかし、JUnitなどといった既存のテスティング・フレームワークを利用しても分散ソフトウェア開発者が、テストプログラムを記述するのは手間のかかる作業である。
その理由として、テスト対象プログラム内にテストプログラムが入り込んでしまうことがあげられる。これはテストの有無で、既存のプログラムを修正・変更しなくてはならないため、ソフトウェアの開発効率を著しく低下させる。また、分散ソフトウェアのテスト・ケースは複数のホスト上で動作するサブプログラムから構成される場合がある。このような場合、サブプログラムは相互にネットワーク通信をする必要があり、テスト作成者がテストのアルゴリズムのみに注目してプログラムを記述することができなくなる。
これらの問題を解決し、効率よく分散ソフトウェアのテストプログラムを作成するため、私はAOPを基盤とした分散ソフトウェア用のテスティング・フレームワークを提案する。本フレームワークの利用者は、AOP技術により、テスト・ケースをテスト対象プログラムから完全に分離して記述することが可能になる。ここで使用するAOP技術は、分散ソフトウェア用のAOP技術であるremote
pointcut機構である。これを利用することで、テスト作成者は分散環境を意識せずにテストプログラムを記述することができる。つまり、テスト作成者はテストのアルゴリズムにのみ着目してプログラムを記述することが可能になる。
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