IPA






2004年度第1回未踏ソフトウェア創造事業  採択概要


 



1.担当PM


  原田 康徳



2.採択者氏名


 代表者

徳井 直生(フリー)

共同開発者

なし



3.プロジェクト管理組織


  NTT 出版株式会社



4.採択金額


  3,500,000



5.テーマ名


  「読む」「書く」「考える」をシームレスに支援するダイナミックなテキストエディタの開発



6.関連Webサイト


  http://www.naotokui.com/



7.テーマ概要

 現在,最も広く普及しているアプリケーションソフトウェアの一つとして,ワードプロセッサ/テキストエディがある.これらのソフトウェアは,誰もが簡単に早く美しい文書をつくることを可能にした.しかし,肝心の文章の中身,文章を「練る」行為に関してはほとんど支援してはくれない.

 文章を書くことは,本来,書かれた文章の再読や構成の試行錯誤を含む複合的な行為であるにもかかわらず,従来のソフトウェアはタイプされた文字情報にのみ焦点をあてている.

 そこで,本プロジェクトでは,文章作成に関わる,「読む」,「書く」,「考える」行為を包括的にサポートするテキストエディタを提案する.一般的なテキスト表示,アウトライン表示と,文章に含まれる要素の相互関係を示すグラフィカルな表示とをシームレスにつなげることで,ユーザは行為のモードをなめらかに移行できる.グラフィック表示では,紙やカードなどの静的なメタファーから離れ, 2.5 次元空間を漂うオブジェクトとして情報の要素を表現する.要素間の関係性 ( 類似,包含,対置など ) に応じて規定されるオブジェクト間の力によって,オブジェクトは画面上でさまざまな位置関係をとりうる.これによって,直感的な書類内のナビゲーション,複数の項目の比較,一覧性の高い語句検索などが可能である.同時に,要素間の関係性にある程度のゆらぎが存在することで,新しい文章構成/内容などへの気づきがインタラクションを通して促進される.





8.採択理由

 テキストの入力という,一見地味なテーマであるが,シームレスなアウトラインエディタを新しい GUI 技術の導入によって作り出そうというものである.本当に心地のよいシステムへは,小さなチューニングを続ける必要があると思われるが,長い目でみて.

 非常に短い期間であるが,少額なので,賭けの意味で採択した.



  ページトップへ   






  Copyright(c) Information-technology Promotion Agency, Japan. All rights reserved 2004