| 
昨年度に比べて知名度が大幅に向上しているはずだから
, もっと多数の応募があると思ったが昨年度とほとんど変わらない応募総数であった
. 私にもその責任の一端はあるかもしれないが ,
もっと広報戦略を練る必要があった . もっとも
, 最近になって少しずつ雑誌等での露出度は増えてきており
, 今後に期待できるかもしれない .
また
, 今年度は未踏本ちゃんと
( 少し遅れていたが ) ほぼ同時期の公募であり
, かつ重複申請が許されたので ,
応募延べ総数に対する実質応募総数の計算が少々ややこしかった .
名目的な応募総数は 41 件
( 事務局に届いた 44 件のうち ,
3 件は未踏ユース内での同一人による重複申請なのでカウントしていない )
であり , 審査に入る前に 6
件は未踏本ちゃんのほうで採択が内定した . そのため
, 実際に PM
が書類審査をしたのは , 35 件である
.
昨年度同様
, 年齢に下限を設けなかったが ,
中学生や高校生の応募はやはりゼロであった . また
, 書類審査をした申請者の中で ,
IT 浪人あるいは IT フリーターは 1
名 , 大半が学生 ,
院生であった . このほか個人事業 1
件 , 企業所属 3
件があった .
今年度も未踏ユースの
PM は私一人だったので ,
応募テーマを絞らなかった . そのため ,
応募は実に多様なテーマに分散していた . そのために私にとって門外漢的なものが多くなり
, それなりに苦労することになったが ,
逆に勉強させてもらったという余録もあった . この事情は昨年度と変わらない
.
さて
, 書類審査対象とした 35
件の応募はレベルは昨年度とほぼ同程度であった . 強いて言えば
, 平均的に見てちょっと小粒になったかなという印象もあったが
, それはこちらが 2
年目で , 眼が慣れたというせいもあるかもしれない
.
事業としての目論見は
30 件程度の採択ということだったので ,
実質 35 件の応募では明らかに倍率が低すぎる
. しかし ,
申請書のレベルが全体的にある程度高かったので , 見掛けほど倍率が低いわけではない
. 20 〜 25
件の採択が適切であろうと思われた .
ここでPM
の審査基準を再度明らかにしておこう . 順不同で以下の項目を考慮した
.
提案書・計画が明解だったか
( 主に日本語の文章力や ,
見せる力 )
元気のいい
, 確信をもった発表をしたか ――
特に質疑応答が重要
自分でどこまで発想をしたか
( 指導教官等の受け売りではないかをチェック )
技術をもっているか
( プログラムを自分で書かないプロジェクトはあり得ない
)
なんらかのインパクトがあるか
このうちの最後の「インパクト」は
, 人的側面でも ,
内容面でもなにかインパクトがあることがやはり必要という判断である .
両方兼ね備わっていれば申し分ない .
採択プロジェクト全体を見渡すと
, 平均年齢は 23.2
歳 ( 昨年度は 23.4
歳 ). ちょうどいいところである .
やはり , 院生・学生が大半である .
代表者で分類すると ( 採択時 )
博士課程
3 名
修士課程 8
名
学士課程 8 名
高専生 1 名
企業所属者 3 名
( うち 1 名は 10
月から大学院生 )
個人事業者 1 名
フリーター 0 名
高専生は昨年度の
2 件から 1
件 , フリーターは昨年度の 1
件から 0 件に減った .
なお , 企業所属者の中には比較的大手のソフトウェアハウスの人がいる
. これは未踏ユースとしては画期的なことだった .
プロジェクトのグループ形態は次の通り
.
1
人:15 件、 2
人:2 件、
3 人:5
件、 4
人:1 件、
7 人:1
件
プロジェクト代表者に女性はいないが
, グループ内にいる女性の総計は 4
名である . 開発者のグループ最若年は昨年同様
18 歳 ,
最高年齢は 27 歳であった .
これも昨年同様
, ビジネス指向が明確だった人は極めて少数であった .
ほかはすべて , オープンソースまたは Web
公開のフリーウェア指向だったことである . しかし
, その後 ,
ビジネスが射程に入ってきた人が若干名いた .
|