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バグ取りなど,中間期の成果の安定化を行なった.「みかん」の最新の成果は終了時(3月時点)には
http://mikan.nets.ce.hiroshima-cu.ac.jp/
からダウンロードすることが可能である.
「みかん」の実装体系を尾藤 図2に示す.「みかん」のプロセスは,接続管理プロセス,クライアント対応プロセス,モニタリングプロセスの3つとなっている.クライアントが「みかん」にアクセスすると,接続管理プロセスがクライアント対応プロセスを生成する.クライアント対応プロセスは,データベースから情報を取得し,クライアント,FTPサーバ群にアクセスする.クライアント対応プロセスは,データベースへのキャッシング機能も持つ.モニタリングプロセスでは,FTPサーバ群のディレクトリ更新情報の取得を行い,データベースの更新を行なう.
尾藤 図2 みかんの実装体系
また,並列ダウンロードについては,
・fork(2),exec(2)
・select(2)
・スレッド
の3種類の方法を考察した.forkは,ファイルの一部分をダウンロードする度にプロセスを生成することになり,並列ダウンロードの処理にしては処理が重すぎる.selectは並列処理を自分で書くことになってしまうので,処理が複雑になってしまう.結局,スレッドを用いることにした.しかし,完全に動作するところまでには至らなかった.
これらの開発から,「みかん」のリファクタリングをしたほうがいいことが判明し,次期バージョンの開発に着手した.
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