前期との差分を以下に記す.
(1) 電子ホワイトボードへの板書機能の開発
電子ホワイトボードの上の板書を保存,再生可能な形式で記録する機能を実装した.また,表示面をスクロールさせることで,表示されているホワイトボード面よりも,より広い面積に板書することを可能にした.模擬授業の1シーンを増田
図2に示す.画面の下にサムネイルが見える.
増田 図2 模擬授業
(2) 板書コンテンツ管理機能の開発
授業で行った板書や,あらかじめ準備しておくコンテンツや,それに付随して用いられる様々なメディアに対して,準備等を行える管理機能を実装した.過去の授業や,予定される授業のそれぞれを「授業」を一単位として記録しておき,読み込むことで再現可能にするようにした.
(3) カメラ等との連係機能の開発
前期の調査に基づき,PCと接続可能な機器と,(1)に示した機能とを連携させるための機能を開発した.具体的には,スキャナ・デジタルカメラなどから画像を入力し,取り込めることを目標として開発した.また,取り込みは,板書中にも可能となっている.増田
図3は,その場で撮った写真をホワイトボードに取り込んでいるところ.
増田 図3
(4) ユーザビリティの評価・検討
前期から継続的に,より実用的なアプリケーションを目指すため,個々の機能ごとに,可能な限り多くのユーザに対してユーザビリティの評価を依頼し,その都度,聞き取り調査を行って考察し,改良を行うことで,ユーザビリティの向上を図った.