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IT人材の発掘・育成関連
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未踏ソフトウェア創造事業
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平成15年度未踏ソフト
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公募結果
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平成15年度未踏開発ソフトウェア創造事業 採択概要
1.担当PM
田中 克己
2.採択者氏名
代表者
:
渡辺 知恵美(奈良女子大学 大学院 人間文化研究科 助手)
共同開発者
なし
3.プロジェクト管理組織
財団法人京都高度技術研究所
4.採択金額
9,000,000円
5.テーマ名
Queryball: 没入型VRシステムのためのシャボン玉メタファによる対話的な問合せモデル
6.関連Webサイト
7.テーマ概要
申請者は、没入型VRシステムにおける新しい問合せインタラクションモデルとしてQueryballを提案し、3次元空間への可視化結果に対するビジュアルデータマイニングツールとして設計・実装する。 Queryballは仮想世界に浮かぶ半透明の球体であり,探索条件および探索条件に該当する(または該当しない)オブジェクトに対する表示方法が設定されている。ユーザがそのQueryballを仮想世界のオブジェクトに対して重ね合わせると,Queryballの内部に含まれたオブジェクト群に対して問合せが適用され、問合せに該当する(または該当しない)オブジェクト群は指定された表示方法に従って強調表示される。例えば、頭部画像の場合、「皮膚部分と骨部分を透明化する」という探索条件および表示方法をQueryballに設定し、それを頭部に重ね合わせることで脳が見える状態を作り出すことができる。 本プロジェクトではQueryballを効果的に用いることのできるアプリケーションとして、シミュレーションデータなどの3次元データに対するビジュアルデータマイニングツールを開発する。3次元データを解析するために数多くの手法が提供されているが、それらの選定や調節には専門家の視覚的な判断が必要であり、これを支援するために本システムではQueryballを提供する。具体的には、前処理としてボクセルデータに対して複数のクラスタリング手法を適用し、それぞれの手法における分類の条件をQueryballの探索条件として割り当てる。例えば3種類の手法でそれぞれ5部位に分割された場合、15種類のQueryball生成容器が作られ、ユーザはそれらの容器からQueryballを作り出し、動かしたり、大きさを調節したり、それぞれのQueryballの持つパラメタを変更したりしながら、適切な答えを探っていくことができる。
8.採択理由
科学データの視覚化のために、問い合わせ操作と表示をシームレスな3次元空間で行うQueryballという提案は非常に興味深いと思います。従来、VRシステムはその表示に力点が置かれ、問い合わせ能力は軽視されがちであったのに対して、本提案は、VRシステムとデータベース問い合わせ機能を融合させる試みとして評価できます。ただ、本提案のQueryballは,VRシステムではなく通常の3次元仮想空間にも適用できると考えると、「なぜQueryballがVRシステムに有効なのか」という疑問も湧きます。 Queryballの実行の高速化のための索引生成法なども提案されており、実現のための準備状況は良好と判断します。提案者は「シャボン玉」の発想からQueryballを想起したとしていますが、VR没入型ではない3次元インタフェースとしての機能の開発、シャボン玉メタファにおけるシャボン玉の自律的な動きや消滅など、このメタファーの積極的な活用に重点をおいて開発をしていただきたいと考えます。
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