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IT人材の発掘・育成関連
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未踏ソフトウェア創造事業




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平成15年度未踏ソフト

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公募結果










IPAトップ> IT人材の発掘・育成関連> 未踏ソフトウェア創造事業> 平成15年度「未踏ソフト」公募結果> 採択概要




平成15年度未踏開発ソフトウェア創造事業  採択概要




1.担当PM


鵜飼 文敏



2.採択者氏名


代表者

内藤 竜治(ナヒテック 代表)

共同開発者

なし



3.プロジェクト管理組織


日本エンジェルズ・インベストメント株式会社



4.採択金額


11,000,000円



5.テーマ名


包括的JTAGサポートソフトウェアの開発



6.関連Webサイト


http://www.nahitech.com/jtag/



7.テーマ概要


JTAG(IEEE1149.1)という、ICチップや電子回路プリント基板などの動作テストを行うための標準規格がある。JTAGは本来、部品と部品の間の導通を検査するバウンダリスキャンという技術のための標準規格であるが、そのインタフェースの手軽さや柔軟性から様々な応用が行われ、CPUのデバッグ、フラッシュROMの書き込み、PLD(プログラム可能な論理回路デバイス)の書き込み等に応用されてきた。JTAGを活用すれば組み込みソフトウェアの開発効率は飛躍的に高まり、CPUだけではなく各種の周辺チップも含めて同一のソフトウェアからデバッグが可能になる。
商用のJTAG対応デバッガのほとんどは専用のインタフェースハードウェアをセットで購入する必要があり、単一のCPUに特化された構造および価格体系となっている。このためCPUの品種を僅かに変えるたびに再購入の費用と手間が生じ、中小企業などのハードウェア開発者にとって価格面で大きな負担となる。非商用のソフトウェアも単一のCPUのみのサポートが多く、ツールを変えるたびに操作法を学びなおさなければならず、GUIをサポートしているものはこれまで知るところない。
すなわち、JTAG自体は統一の取れた規格であるが、それを扱うユーザインタフェースや物理層のインタフェース、対応するICは様々である。本プロジェクトの目的は、各プラットフォームで動作するGUI版JTAGツールの開発と、GDB(GNU Debugger)への組み込みである。本ツールはJTAG本来の目的であるバウンダリスキャンと、各種CPUのデバッグ、フラッシュROMの読み書き、PLDの書き込み、そして各種の物理層インタフェースを包括的にサポートするものである。勿論、ユーザ独自開発のアプリケーションに容易に組込めるようにするため、ライブラリとしても使用できる。
さて、海外にはエレクトロニクス開発者のためのGNU系ソフトウェア開発メーリングリスト(gEDA)というものがあり、そこでは何度かGNU版JTAGツールの要請が聞かれた。私は、本プロジェクトに先立ち学生の頃から趣味で、XILINX社の半導体デバイスにJTAGアクセスを行うNAXJPというソフトウェアを開発し、オープンソースで配布してきた。このソフトウェアは、JTAGを扱えるフリーソフトウェアとして海外からも一定の評価を得ているが、本プロジェクトではNAXJPを改良あるいは全面的に作り直し、これまでの経験を活かしながらより良いツールを開発する。
JTAGを包括的にサポートするオープンソースソフトウェアを開発し、中小企業などのハードウェア開発者が、よりよいデバッグ環境を安価に構築できるようにするとともに、成果物はGNUツールとして配布し、エレクトロニクス開発者向けフリーソフトウェア界へ日本から貢献をすることを目標とする。




8.採択理由


組み込みソフトウェア開発において開発効率を高めることができるJTAGサポートソフトウェアを自由なソフトウェアとして開発しようというのを評価しました。 ソフトウェアの世界では初期の段階でGCCやGDBなどが開発され、これにより自由なソフトウェアを開発する世界が発展してきましたが、オープンハードウェアのような話になると、開発に必要になる機材の入手が高価だったりしてなかなか発展するのが難しいようです。提案者は、これまでも特定のJTAGサポートソフトウェアの開発の実績もあり遂行能力は高いと判断しました。

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