試験情報

相互認証:インドの試験制度について

最終更新日:2020年11月11日

1. 試験実施機関

2. 試験制度

試験は、NIELIT認可の教育機関で研修を受け、研修修了時に実施される筆記試験に合格した後、所要の期間に実施したプロジェクト(実習)をプロジェクト報告として提出し承認されることで、短大(高専)、大学、修士卒業と同等との資格であることを人材開発省(Ministry of Human Resource Development)が認めるもの。

(1) 試験区分

O、A、B、Cの4レベルの試験を実施している。この4レベルと大学教育課程の関係は試験区分と大学教育課程の関係図をご覧ください。

(2) 試験実施時期

1月と7月の年2回実施。

(3) 受験資格

試験区分と大学教育課程の関係図をご覧ください。

(4) 試験形式

各レベルの研修課程(シラバス)では、レベルによって4~25の科目があり、科目ごとに筆記試験を受験する。
どの科目の筆記試験も、試験時間は3時間である。100点満点で50点以上正解すれば合格となる。
最初の科目合格から10回(5年)以内にすべての科目に合格する必要がある。

各レベルの研修期間、科目数、プロジェクト報告の内容は、次のとおり。

Oレベル

研修期間

1年/480時間

科目数

4

プロジェクト報告

研修機関でのプロジェクトの報告

Aレベル

研修期間

1年/1,200時間

科目数

10

プロジェクト報告

350時間以上の個人実習に基づくプロジェクト報告

Bレベル

研修期間

3年/3,200時間

科目数

25

プロジェクト報告

350時間以上の個人実習に基づく3つのプロジェクト報告

Cレベル

研修期間

1.5年/1,160時間

科目数

12

プロジェクト報告

330時間以上の個人実習に基づく2つの学位論文

(5) 試験地

NIELIT認可の教育機関(全国約250か所)

(6) 合格証署名

試験合格者にはNIELIT専務理事署名の合格証書を交付。

3. 日本との相互認証

2001年2月9日:相互認証締結
2005年8月4日:追加・改訂
2013年2月14日:改訂

インドの試験区分名と日本の試験区分名

‘A’Level Course

基本情報技術者

‘B’Level Course

応用情報技術者

‘C’Level Course

システムアーキテクト

4. 試験区分(4レベル)と大学教育課程の関係

  • 試験区分と大学教育課程の関係図