情報セキュリティ プログラム詳細

パネルディスカッション

会場:富士2(2階) 14:45-16:15
「情報セキュリティ対策推進への新たなアプローチ」
■ 概要
情報セキュリティ対策は、リスクに対応した技術とマネジメントの二つの局面からの対策が必要とされてきました。しかしながら、インシデントは延々と発生し、対策疲れなどが指摘されています。また、リスクを明確に認知できない利用者にとってセキュリティ対策をとるための動機づけが弱く、また経営者が最適なセキュリティ対策(投資)をとる際の意思決定メカニズムを分析した試みは乏しい状況です。このような状況の中で、個人のふるまいに注目し、情報セキュリティ対策を推進するための原理を追及する活動が始まっています。本パネルディスカッションでは、情報セキュリティ対策の行動科学からのアプローチについて、学際領域の専門家であるパネリストとともに、その内容と効果、展望などを討議します。
■ コーディネータ略歴
小松 文子小松 文子
(IPA セキュリティセンター 情報セキュリティ分析ラボラトリー長)

NECにて、汎用コンピュータのOS開発、情報ネットワークプロトコルの国際標準化活動、情報セキュリティの研究開発、企業・政府のセキュリティ関連システムへの技術支援に従事。専門は、PKI、アイデンティティ管理、プライバシー保護システム。2008年より(独)情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンター情報セキュリティ分析ラボラトリー ラボラトリー長。人間の行動科学の観点から情報セキュリティ対策推進を目的とした研究を進めている。

■ パネリスト略歴
飯塚 久夫氏飯塚 久夫 氏
(NECビッグローブ株式会社 代表取締役社長)

1970年 東北大学工学部卒業、1972年 東京工業大学理工学研究科修士課程修了、同年日本電信電話公社入社。以来、電子交換機開発、ネットワーク計画、NTT 民営化法案検討、マルチメディア構想策定、資材調達業務、国際調達交渉、インターネット事業立上げ等に従事。NTTコミュニケーションズ株ュ足以降、OCN 事業の普及・拡大、ビジネス向けインターネットサービスの推進、IPv6や通信放送連携などブロードバンド/ユビキタス時代のコアとなるサービス・技術の開発を遂行。2001年以降、全国テレビ中継サービス網のデジタル化再構築に取組み、2005年の全国展開を可能とした。2006年〜2008年同社CSO( Chief Security Officer )。他に「テレコムISAC Japan」副会長、総務省情報通信審議会関連各種委員など歴任、インターネット発展へ向けた活動、u-Japan 構想策定へも関わる。2007年6月より現職。日本セキュリティ・マネジメント学会 副学長。

廣松 毅氏廣松 毅 氏
(情報セキュリティ大学院大学 教授、IISEC セキュアシステム研究所所長)

1969年東京大学教養学部卒業、72年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了、同年東京大学教養学部助手、1979年同助教授、1987年東京大学先端科学研究センター助教授、1989年同教授、1996年東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授、2009年東京大学を定年退職、情報セキュリティ大学院大学教授、東京大学名誉教授。専門は統計学(公的統計・時系列分析)、数量経済分析(情報経済論)

吉開 範章氏吉開 範章 氏
(日本大学 大学院総合科学研究科 人間開発科学専攻 教授)

専門は情報基礎理論。工学博士(東京工業大学)。 1973年、電信電話公社(現NTT)・電気通信研究所入社。、NTTサービスインテグレーション基盤研究所、主幹研究員、プロジェクトマネージャ等を経て2009年4月より現職。主として、高速ディジタル光伝送方式の研究実用化、ネットワーク・アーキテクチャ、ITS、ネットコミュニティの研究開発に従事。
ITU-T SG13の「B-ISDN と他網との相互接続」に関する責任者として国際標準化にも従事。1992年から93年には、Bell Communication Research(現;Telcordia Technology. Inc.)の客員研究員。おもな著書に、『ネットワーク・アーキテクチャ』(OHM社、)、『ITと文明』(NTT出版) 『ネット評判社会』(NTT出版) 『e-TRUST』(Russel Sage Foundation) など。

浜屋 敏氏浜屋 敏 氏
(株式会社富士通総研 経済研究所 主任研究員)

1986年、富士通鰍ノ入社。同年6月、富士通総研に出向。IT投資による生産性向上の実証や、電子商取引やインターネット・ビジネスの動向調査など、情報通信技術と経営との関係に関する調査研究に従事。早稲田大学ビジネススクール非常勤講師、早稲田大学IT戦略研究所客員研究員を兼務。主な著書・論文に、『インターネットビジネス白書2000』 (監修、ソフトバンクパブリッシング、1999年)、「情報化と組織アーキテクチャ」(『情報化と経済システムの転換』(奥野・池田編、東洋経済新報社、2001年)所収)、「企業における情報セキュリティのガバナンスと組織感情」(日本セキュリティ・マネジメント学会、第23回全国大会、2009年)など。1986年京都大学法学部卒業、1993年米ロチェスター大学ビジネススクール(サイモンスクール)卒業。


講演

会場:富士2(2階) 16:30-17:15
「暗号世代交代の現状と課題」
■ 概要
2005年に米国NISTが提起した「暗号の世代交代(いわゆる「暗号2010年問題」)」に関連して、日本でも2008年にNISCが公表した「政府機関の情報システムにおいて使用されている暗号アルゴリズムSHA-1及びRSA1024に係る移行指針」をベースに政府内での取り組みが進められている。
しかしながら、暗号が社会全体の通信ネットワーク基盤を支える重要な技術として広く利用されるようになった現代では、政府内での対応だけでは限界があり、民間においても暗号の世代交代への対応を進めてもらう必要がある。そのためには、様々なステークホルダーが暗号の世代交代の必要性について正しく理解することがまずその第一歩となる。
本講演では、暗号の世代交代をめぐる最近の国内外の対応状況を振り返りつつ、具体例を挙げながら今後の課題について解説する。
■ 講演者略歴
神田 雅透神田 雅透
(IPA セキュリティセンター 暗号グループ 研究員)

1993年日本電信電話株式会社入社、NTT研究所配属。2004年よりNTT情報流通プラットフォーム研究所主任研究員。2002年通信放送機構に出向、CRYPTREC事務局として電子政府推奨暗号リスト作成を担当。2008年8月より現職を兼務。
情報セキュリティ、特に共通鍵暗号に関する研究開発並びに普及啓発活動等に取り組む。
共通鍵暗号Camelliaの開発・普及に関連して、2008年財団法人逓信協会第53回前川賞、平成17年度情報処理学会業績賞、等受賞。著書「最新 暗号技術(NTT R&D情報セキュリティシリーズ)」。
1993年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了、2002年横浜国立大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)


講演

会場:富士2(2階) 17:15-18:00
「終息しない『ガンブラー攻撃』、その対策は?」
■ 概要
ガンブラー攻撃はいわゆる“drive by download”と呼ばれる攻撃手法の一つです。2009年に話題となったこの攻撃による被害は今もなお続いています。その理由の一つとして、ガンブラー攻撃は複雑で分かりにくく、かつ効率的に被害の連鎖を生む仕組みであることが挙げられます。適切な対策のためには、攻撃の全容を正しく理解しておくことが、必要不可欠です。
本講演では、ガンブラー攻撃の仕組みをおさらいした上で、ガンブラー攻撃に関する最新情報を紹介するとともに被害の実態を明らかにし、効果的な対策に向けた指針を示します。
■ 講演者略歴
加賀谷 伸一郎加賀谷 伸一郎
(IPA セキュリティセンター ウイルス・不正アクセス対策グループ 主幹)
コンピュータウイルス・不正アクセスの届出受付、情報セキュリティ関連相談への対応および情報セキュリティ対策全般の普及啓発活動に従事。
平成3年に(株)東芝入社。平成15年に社内分社で設立された東芝ソリューション(株)にて、情報セキュリティ関連ソリューション開発などに従事。
平成16年10月よりIPA勤務。平成19年7月より現職。

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