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CoBRA法に基づく見積り支援ツール


プロジェクトの見積り評価モデル構築を支援

公開中 2010年3月から公開中


ソフトウェア開発プロジェクトにおいて、工数の見積りをする際に問題となるのが、開発中にどのくらい工数が変わる可能性があるか、ということです。「CoBRA法に基づく見積り支援ツール」は、このような問題に対応した、見積り評価モデル構築の支援ツールです。少ないデータと手間で、工数変動などのリスクを明らかにできます。

本ツールでは、過去のプロジェクト実績データと、ソフトウェアの開発規模(SLCP、FP、画面数など)および開発工数のデータを10件程度用意すれば、自社およびその組織での見積り評価モデルの構築が可能です。CoBRAモデルはプロジェクトマネージャとの合議(ブレインストーミング)によって構築されるため、見積り評価モデルの構築にあたっては、経験豊かな複数のプロジェクトマネージャの協力が必要となります。本ツールを利用することで、見積り評価モデルの構築を容易に行うことができます。

ソフトウェア開発リスクの可視化

本ツールでは、自社組織または開発プロジェクトの特徴に合わせて、プロジェクトマネージャの意見をもとに、ソフトウェア開発の工数が変動する要因を検討します。さらに、その要因の影響度をレベルで表し、レベルごとに工数がどのように変動するか、その変動の分布を決定します。このように、本ツールを利用すると、プロジェクトマネージャの意見を取り入れながら、開発リスクを定量化することができます。

本ツールを利用することで、プロジェクト工数に対するリスクの評価が容易になります。これにより、見積り価格の再検討が可能となるほか、プロジェクトの実施判断そのものにも有用な判断材料になります。また、プロジェクトに大きく影響する工数変動要因をあらかじめ特定できるため、変動要因をコントロールしやすくなり、リスクの軽減が可能になります。

組織力の評価

本ツールでは、見積りそのものへの活用効果のほかに、組織自体の強みや弱みを再認識する効果もあります。見積り評価モデルを構築する際、工数変動要因は現場のプロジェクトマネージャとの合議で決定されるため、その過程で組織内の情報を共有、再認識することが可能です。さらに、把握した現状をもとに、ソフトウェア開発プロジェクトの改善活動へとつながる効果も期待できます。


CoBRA法に基づく見積り支援ツール