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IPAについて

「くらしと経済の基盤としてのITを考える研究会」報告書 つながるITがもたらす豊かなくらしと経済 ~ビッグデータの価値と信頼~

最終更新日 2012年5月10日
独立行政法人情報処理推進機構

「くらしと経済の基盤としてのITを考える研究会」報告書は、IPA内に設置した同研究会(座長:東京大学大学院 元橋 一之教授)において、「つながるIT(*1)」がもたらす利便性や脅威について発表や議論、および実施した日米の動向・判例調査結果を踏まえ、ビッグデータ(*2)をキーワードとして取りまとめたものです。

くらしと経済の基盤としてのITを考える研究会 つながるITがもたらす豊かなくらしと経済 ~ビッグデータの価値と信頼~ <「くらしと経済の基盤としてのITを考える研究会」報告書>

「つながるITがもたらす豊かなくらしと経済 ~ビッグデータの価値と信頼~」

定価:本体476円(税別)
発行:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
ISBN 978-4-905318-09-5

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IPAでは、「くらしと経済の基盤としてのITを考える研究会」において、クラウドコンピューティングをはじめとして、インターネット上に個々に存在していたデータが、収集分析に関するIT技術の向上で結びつき、新たな価値や脅威を生み出すようになるという、「これまでとは質的に異なるIT」の台頭により、私たちの身の回りの社会生活や経済活動の中で、ITを利用する場面がどのように拡大・深化するのかを検討してきました。また、「つながるIT」の代表であるビッグデータを利用したサービスの利便性や脅威について検討しました。

その成果である本報告書では、ビッグデータを利用して新たなサービスを提供しようとする企業の経営者層を対象に、ビッグデータとはそもそも何であるかを平易に解説しているほか、ビッグデータの先進事例や、サービスを実現する上での利点や課題、その解決に向けた取り組みについて、各分野の専門家である委員とIPAがそれぞれの視点から切り込んだ論考集としてまとめました。
ビッグデータを利用したサービスは、ビジネス傾向の特定、病気の予防、犯罪の対策など、これまでITが積極的に活用されていなかった分野においても、ビジネスチャンスの拡大や社会への貢献などを可能としますが、同時に暗号の危殆(きたい)化や情報の漏洩(ろうえい)、特に利用者の意図しない個人的な情報 (*3)の収集・利用の危険性といった問題点も存在しています。その解決に向け、ビッグデータを利用したサービスとして「価値を創造」するための人材育成やデータの流通性の向上、あるいは安全にこれらサービスを利用するための「信頼の基盤」としてのセキュリティ対策や、システムだけでなくビッグデータそのものの品質の確保といった取り組みが必要であることに言及しています。とりわけ、ビッグデータを利用したサービスを創造するには、「信頼されるサービス」という観点からも、サービス提供者側が個人的な情報の安全・安心を確保することの重要性を指摘しています。

この報告書を通読し、あるいは、読者の立場と関心に応じて必要な部分を読むことにより、ビッグデータを利用したサービスが、くらしや経済をいかに豊かにし、そのときに個人的な情報についてどのように取り扱わなければいけないか、両者の兼合いや調整をどうつけるかといった知識を入手できます。
また、日本や米国でのビッグデータを利用した新たなサービスの動向や、ビッグデータと個人的な情報に関する訴訟・判例の調査結果を見ることにより、ビッグデータを利用したサービスを提供する企業や利用者が、それをどう捉えているのかについての傾向を知ることができます。

主として、ビッグデータを利用してサービスを提供する側の視点から、ビッグデータ利用の可能性と課題を「多角的に」俯瞰(ふかん)している点が、この報告書の特長です。

本報告書に関するファイルは、以下のURLからダウンロードの上、ご参照ください。

参考情報

更新履歴

2012年4月3日 報告書を更新しました。
付録Bに記載された会社名等を修正
2012年3月30日 報告書を公開しました。

問合せ先

独立行政法人情報処理推進機構 戦略企画部 企画・調査グループ 籠/羽鳥

Tel: 03-5978-7503 Fax:03-5978-7510 E-mail:電話番号:03-5978-7503までお問い合わせください。

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