HOMEIPAについて今月のIPAの活動11月のIPAの活動(2013年11月)

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IPAについて

11月のIPAの活動(2013年11月)

IPA情報発信第115号の内容

Ⅰ.今月のトピックス


Ⅱ.セキュリティセンター


Ⅲ.ソフトウェア高信頼化センター(SEC)


Ⅳ.国際標準の推進


Ⅴ.IT人材育成


Ⅵ.その他


Ⅰ.今月のトピックス

1. 複合機等のオフィス機器をインターネットに接続する際の注意点
~オフィス機器にも適切な通信制限と認証によるアクセス制限を施すことが必要です~

(担当理事(本部長):立石、担当センター長:伊藤)

  IPAは、学術関係機関において複合機の情報がインターネットから閲覧できる状態になっていることが問題となっていることを受け、組織のシステム管理者に対し、広く対策の徹底を呼びかけるため、注意喚起を11月8日(金)に行いました。
  近年、オフィス等に設置されるコピー機は「複合機」とよばれ、ファクス、スキャナ、ファイルサーバなど多様な機能を持ち、その運用形態もインターネットを経由したリモートメンテナンスや稼働状況を運用センターに配信するなど多様になっていますが、セキュリティ対策を講じないままインターネットに接続した場合、本来公開すべきでないデータを第三者が閲覧することが可能となります。システム管理者においては、運用している複合機等のオフィス機器の説明書にあるセキュリティ対策を確認し、オフィス機器の特性や業務上のリスクを勘案し、以下の対策を実施してください。

・必要性がない場合にはオフィス機器を外部ネットワーク(インターネット)に接続しない。

・外部ネットワークとオフィス機器を接続する場合には、原則ファイアウォールを経由させ、許可する通信だけに限定する。

・オフィス機器の管理者パスワードを出荷時のものから変更する。

・オフィス機器のアクセス制御機能を有効にし、データアクセス時にID、パスワード等の認証を求める運用にする。


複合機等のオフィス機器をインターネットに接続する際の注意点の詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/about/press/20131108.html 別ウィンドウで開く



2. 「Embedded Technology 2013(ET2013)/組込み総合技術展」の出展および「IPAセミナー」の開催

(担当理事(本部長):立石、担当所長:松本)

  IPAは、11月20日(水)から22日(金)までの3日間、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催した「Embedded Technology 2013 / 組込み総合技術展(ET2013)」(主催:一般社団法人 組込みシステム技術協会(JASA))に出展しました。
  IPAブースでは、「基盤技術が支える高信頼・安全/安心・セキュリティ」をコンセプトに、これまでの事業成果と現在取り組んでいる事業についてパネル展示やブースプレゼンを行い、情報処理技術者試験やiパス(ITパスポート試験)のデモを実施するなど、IPAで取り組んでいる事業についても紹介しました。
  また、11月21日(木)22日(金)の2日間、アネックスホールでは、JASAとの共催により、高信頼性をテーマとしたIPAセミナーを実施しました。
  IPAブースには、約2,200名(昨年約1,600名)の方にご来場いただき、ブースプレゼンでは、開催3日間全39セッションで延べ約1,100名の方に聴講いただきました。
  また、「IPAセミナー」は、全8セッションの講演プログラムで構成し、各プログラムには約90名の方に出席していただき、全日程で延べ約750名の方に聴講していただきました。各セミナーの終了後には、「良いモチベーションアップになった」「概念等を良く理解できた。情報以外の分野にも応用したい。」などの感想をいただき、また、「定期的なセミナー開催を希望する」との意見もいただきました。これらの意見・感想を今後のIPA成果普及活動に活かしていきます。


「ET2013」の詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/sec/events/20131120.html 別ウィンドウで開く


 

Ⅱ.セキュリティセンター

1. 12月の呼びかけ「“ただ乗り”を するなさせるな 無線LAN」を公開

(担当理事(本部長):立石、担当センター長:伊藤)

IPAは、情報セキュリティに関する今月の呼びかけを12月2日(月)に公開しました。呼びかけ内容は、以下のとおりです。


「“ただ乗り”を するなさせるな 無線LAN」


  IPAでは、2011年4月に家庭内において適切なセキュリティ設定がされていない無線LAN環境が他人に使われてしまわないよう、注意喚起を行っています*1。しかしその後、インターネットに接続できる機器(ノートパソコン、携帯型ゲーム機、スマートフォン、タブレット端末、携帯音楽プレーヤー等)や持ち歩く利用者が増えたことから、知らないうちに家庭内の無線LANが “ただ乗り”をされてしまう可能性が当時に比べて格段に高まっています。
  今月の呼びかけでは、無線LAN環境を“ただ乗りされた場合”と“ただ乗りした場合”における危険性について解説し、対策を示しています。“ただ乗り”されないための対策として、以下の親機のセキュリティ設定が必須です。


・暗号化方式は「WPA2-PSK(AES)」を選択する。

・適切なパスワードを設定する。


2013年12月の呼びかけの詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2013/12outline.html 別ウィンドウで開く


  1. 2011年4月の呼びかけ「無線LANを他人に使われないようにしましょう!」
    http://www.ipa.go.jp/security/txt/2011/04outline.html#5 別ウィンドウで開く


2. 脆弱性の問題を意図的に発生させるテスト方法等を解説した資料を公開
~情報家電等組込み製品の開発事業社向けに、最適なツールや検出テストのノウハウ等を紹介~

(担当理事(本部長):立石、担当センター長:伊藤)

  IPAは、情報家電等の製品の脆弱性を検出するテスト(ファジング)の方法を実例と共に解説した「ファジング実践資料(テストデータ編)」を11月7日(木)に公開しました。
  IPAではこれまで様々なファジングツールを用いた実証とその結果を公表するなどその普及を図ってきましたが、効率的・効果的な検出には意図的に問題を起こさせる脆弱性検出のノウハウが必要です。そこで今回公開した資料ではテストツールの適切な選定の参考となるよう、「TCPパケット」、「HTTPリクエスト」、「JPEG画像」等のデータを用いて、「データの『どこ』を『どのように』変えると、テストできるのか」などについて解説しています。


脆弱性の問題を意図的に発生させるテスト方法等を解説した資料の詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/about/press/20131107.html 別ウィンドウで開く



Ⅲ.ソフトウェア高信頼化センター(SEC)

1. 「製品・システムにおけるソフトウェアの信頼性・安全性等に関する品質説明力強化のための制度構築ガイドライン」の英語版を公開

(担当理事(本部長):立石、担当所長:松本)

  IPAは、「製品・システムにおけるソフトウェアの信頼性・安全性等に関する品質説明力強化のための制度構築ガイドライン」の英語版を11月15日(金)に公開しました。
  本ガイドラインは、日本語版ガイドライン(6月12日公開)の内容を海外の方にも理解していただく際の参考にしていただくことを目的としています。本ガイドラインが広く活用されることにより、ソフトウェアの信頼性向上につながることを期待しています。


「製品・システムにおけるソフトウェアの信頼性・安全性等に関する品質説明力強化のための制度構築ガイドライン」(英語版)の詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/sec/reports/20130612.html 別ウィンドウで開く



2. 「日本のすり合わせ開発と融和性の高い開発方法論の国際規格の提案」を発表

(担当理事(本部長):立石、担当所長:松本)

  IPAは、高信頼な「コンシューマデバイス」を開発するための開発方法論の国際規格化を目指し、国際標準化団体OMG*2 への提案を行ったことを11月20日(水)に発表しました。
  IPAでは、自動車やスマート家電など一般消費者が利用する機器である「コンシューマデバイス」の高信頼化に向け様々な取り組みを行っています。日本式の開発方法と融和性の高い本開発方法論が国際標準化されることで、コンシューマデバイスの信頼性向上および日本の競争力強化につながることを期待しています。


「日本のすり合わせ開発と融和性の高い開発方法論の国際規格を提案」の詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/about/press/20131120.html 別ウィンドウで開く


  1. OMG(Object Management Group):国際的な標準化団体、本部は米国マサチューセッツ州。高信頼なシステムの構築に関連するSysML(モデリング言語)、SACM(構造化保証ケース)等の規格が規定されている。


3. 「組込みソフトウェア開発向けコーディング作法ガイド(ESCR)」の改訂を発表

(担当理事(本部長):立石、担当所長:松本)

  IPAは、「組込みソフトウェア開発向けコーディング作法ガイド(ESCR*3 )」の改訂を行うことを11月20日(水)に発表しました。
  本改訂は、ESCRが準拠するC言語規格および、ESCRと相互引用している欧州組込み業界標準の「MISRA C*4 」(MISRA C:2012)が改訂されたことにともない、本書の内容もこれらの最新の内容に対応することを目的としています。発行は2014年3月を予定しており、書籍および英語版PDFでの公開予定です。
  IPAは、本ガイドの改訂通じて組込みソフトウェアの開発力強化に貢献し、情報処理システムを制御するソフトウェアの安全性・信頼性の向上を更に推進していきます。


「組込みソフトウェア開発向けコーディング作法ガイド(ESCR)」の改訂の詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/about/press/20131120_2.html 別ウィンドウで開く


  1. ESCR(Embedded System development Coding Reference)
  2. MISRA C:MISRA(The Motor Industry Software Reliability Association)が作成したC言語のためのソフトウェア開発標準規格。MISRAは自動車メーカ、部品メーカ、研究者からなる欧州の自動車業界団体。


4. 長野県組込みシステムコンソーシアム 平成25年度第1回「組込みシステムセミナー」にて講演

(担当理事(本部長):立石、担当所長:松本)

  IPAは、11月5日(火)に上田市産学官連携支援施設(AREC)(長野県上田市)にて開催された、長野県組込みシステムコンソーシアム 平成25年度第1回「組込みシステムセミナー」にて、組込システム技術の最新動向と日本企業の将来展望についてをテーマに講演を行いました。
  本セミナーには40名の方に参加いただき、盛況な1日となりました。


長野県組込みシステムコンソーシアム 平成25年度第1回「組込みシステムセミナー」の詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.tech.or.jp/asama/seminar/cat2/cat397/kumikomi-h25-01/ 別ウィンドウで開く



5. 福岡市ももちイブニングセミナー (異業種交流会) 第5回にて講演

(担当理事(本部長):立石、担当所長:松本)

  IPAは、11月15日(金)に福岡SRPセンタービル(福岡県福岡市)にて開催された、福岡市ももちイブニングセミナー (異業種交流会) 第5回にて、ソフトウェア開発手法のひとつであるアジャイル開発について、実際にどのようにして開発を勧めればよいかなどをテーマに講演を行いました。
  本セミナーには23名の方に参加いただき、受講者の方の熱心な姿がうかがえました。


「福岡市ももちイブニングセミナー (異業種交流会) 第5回」の詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.quest9.sakura.ne.jp/quest/doku.php?id=h25-eveningseminar-05 別ウィンドウで開く



6. ITC千葉ネットワーク 2013年度第3回勉強会にて講演

(担当理事(本部長):立石、担当所長:松本)

  IPAは、11月16日(土)に船橋市中央公民館(千葉県船橋市)にて開催された、ITC千葉ネットワーク 2013年度第3回勉強会にて、企業の目標達成とIT導入計画の整合化、明確な目標達成の評価を実現する手法であるGQM+Strategiesについて、その紹介と活用方法等をテーマに講演を行いました。
  本セミナーには43名の方に参加いただき、セミナー終了後も活発な議論が交わされていました。


「ITC千葉ネットワーク 2013年度第3回勉強会」の詳細については、次のURLをご覧ください。
http://itc-chiba.net/seminar/seminar20131116.html 別ウィンドウで開く



7. 日本システム監査人協会 第188回(2013年12月分)月例研究会「共通フレーム2013概要」にて講演

(担当理事(本部長):立石、担当所長:松本)

  IPAは、11月28日(木)に機械振興会館(東京都港区)にて開催された、日本システム監査人協会 第188回(2013年12月分)月例研究会「共通フレーム2013概要」にて講演しました。
  本講演では、ソフトウェアの開発者とサービス事業者の間での言葉の解釈の相違を防ぎ、トラブルの発生を予防するための共通の枠組み「共通フレーム2013」について、その特徴や効果と、前バージョンである「共通フレーム2007」との差異などをテーマに説明をいたしました。
  本セミナーには90名の方に参加いただき、受講者の皆さまの関心の高さがうかがえました。


日本システム監査人協会 第188回(2013年12月分)月例研究会「共通フレーム2013概要」の詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.saaj.or.jp/kenkyu/kenkyukai188.html 別ウィンドウで開く



8. つながるモノづくり・セキュリティセミナーにてパネルディスカッションを実施

(担当理事(本部長):立石、担当所長:松本)

  IPAは、11月28日(木)にウインクあいち(愛知県名古屋市)にて開催された、つながるモノづくり・セキュリティセミナーにてパネルディスカッションを実施しました。
  本パネルディスカッションでは、組み込み製品におけるセキュリティについて、日頃ソフトウェア開発業務を行う企業の方々と共にハッカーの視点からその脅威と対策について理解を深めることをテーマに議論を行いました。
  本パネルディスカッションには120名の方に聴講していただき、大きな賑いを見せました。


つながるモノづくり・セキュリティセミナーの詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.chubu.meti.go.jp/technology_jyoho/ 別ウィンドウで開く



9. SECセミナー開催報告(11月)および開催案内(12月)

(担当理事(本部長):立石、担当所長:松本)

  IPAは、事業成果を広く普及・啓発することを目的としたセミナー、ソフトウェア・エンジニアリングに関する国内外の最新動向などを紹介する特別セミナーをそれぞれ実施しています。
  11月は、次の日程で実施しました。

  ・SPEAK-IPA準アセッサ育成セミナー(Advanced)(11月5日~7日)
  ~プロセス・アセスメント研修(アドバンスト)~
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131105-07.html 別ウィンドウで開く

  ・対象を如何にモデル化するか? (VDM++入門)(11月13日、27日)
  ~仕様のモデル化の極意を教えます!!~
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131113.html 別ウィンドウで開く

  ・ET2013 IPAセミナー(11月21日、22日)
  パシフィコ横浜 アネックスホール2階(横浜市西区みなとみらい)で開催
  基調講演 1日目
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131121a.html 別ウィンドウで開く

  テクニカルセッション 第1部
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131121b.html 別ウィンドウで開く
  テクニカルセッション 第2部
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131121c.html 別ウィンドウで開く
  テクニカルセッション 第3部
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131121d.html 別ウィンドウで開く

  基調講演 2日目
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131122a.html 別ウィンドウで開く
  テクニカルセッション 第4部
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131122b.html 別ウィンドウで開く
  テクニカルセッション 第5部
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131122c.html 別ウィンドウで開く
  テクニカルセッション 第6部
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131122d.html 別ウィンドウで開く

  ・「【第七回EPM-Xセミナー】」(11月29日)
  ~EPM-X 導入と設定の概要~
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131129.html 別ウィンドウで開く

12月は、次の日程で開催を予定しています。

  ・「形式手法入門―エンジニア向け二日コース」in東京(12月9日、16日)
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131209.html 別ウィンドウで開く
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131216.html 別ウィンドウで開く

  ・非機能要求の明確化に基づく、災害にも安心なITサービス継続のためのシステム基盤の構築(12月11日)
  ~「非機能要求グレード」・「高回復力システム基盤導入ガイド」の解説~
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131211.html

  ・『ゴール指向経営』で的を得たIT投資、利益を生む組織に(12月18日)
  ~「GQM+Strategies」の活用で組織内の整合性確保と定量的管理を実現~
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131218.html

  ・【第八回EPM-Xセミナー】EPM-X 導入と設定の概要(12月25日)
   http://sec.ipa.go.jp/seminar/20131225.html



Ⅳ.国際標準の推進

1. 「共通語彙基盤」構築プロジェクトがスタート

(担当理事(本部長):立石、担当センター長:田代)

  IPAは、公共データを電子的に交換・公開する際の用語の統一、および用語の意味や使い方の規則、表記、構造をルール化して活用しやすくするための基盤として「情報連携用語彙データベース」やそれを活用するためのツール類の構築を行う「共通語彙基盤」構築プロジェクトを開始しました。
  IPAでは、閣議決定「世界最先端IT国家創造宣言」(6月14日)の行程表に沿って、公共データの組み合わせや横断的利用を容易とする共通の語彙の基盤構築に取り組むため「情報連携用語彙データベースの開発・実証」を実施することになりました。第一歩として概念モデルの構築のため、「DBプロジェクト」と「ツールプロジェクト」の二つの事業の実施予定企業が決定しました。「DBプロジェクト」は、「情報連携用語彙データベース」のパイロット版を構築・運用し、データベースやツールに関する知見や課題を整理します。「ツールプロジェクト」は、パイロットシステムに連携して再利用性の高いデータを作成するために用いる「ツール類」を試作し、公共団体を現場に、多様な用途で実際に活用しつつその課題を検討します。
  今後プロジェクトの進捗状況については逐次公開し、多くの皆様からのご意見を集め、反映させつつ事業を進めてゆく計画です。


「共通語彙基盤」構築プロジェクトの詳細については、次のURLをご覧ください。
https://www.ipa.go.jp/osc/20131120.html 別ウィンドウで開く



Ⅴ.IT人材育成

1. 「『融合IT人材』育成のあり方」を公開

(担当理事(本部長):田中、担当センター長:秋元)

  IPAは、「融合IT人材育成連絡会」の上期活動を取りまとめた中間報告「融合IT人材育成のあり方」について11月15日(金)に公開しました。
  「融合IT人材育成連絡会」は、わが国の経済、産業の活性化を目指すイノベーションの取り組みを加速するために、産官学が一体となって「融合IT人材」の育成と組織のイノベーション環境作りを促進することが重要であるとの認識のもと、7月に特定非営利活動法人ITコーディネータ協会(ITCA)とIPA共同で、各機関に呼びかけ、立ち上げられました。
  本連絡会は情報交換と意見交換を行う場として位置付けられ、この活動をとおして検討された結果を、各社の融合IT人材の育成において参照、促進することを目的としています。
  本報告書では、融合IT人材に必要とされる能力・知識を可視化するため、まずは育成に関する「基本的な考え方」を明確にすると共に、「育成のあり方」について、下期に具体化する育成フレームの整備に先立ち、方向性を示しています。


「融合IT人材育成連絡会 中間報告『融合IT人材育成のあり方』」の詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/jinzai/hrd/yuugou_it/index.html 別ウィンドウで開く



2. 「未踏交流会」拡大版ロボット特集を開催

(担当理事(本部長):田中、担当センター長:大島)

  IPAは、アキバテクノクラブとの共催で、未踏交流会を11月13日(水)に秋葉原ダイビルカンファレンスフロア5階(東京都千代田区)で開催しました。
   本交流会は、未踏人材間の相互交流および、大学、企業、研究機関の方との技術交流、未踏事業の認知度・理解度向上を図る目的で定期的に開催しています。
  11回目となる今回は、「拡大版ロボット特集~ロボットデザイン~」と題して、未踏事業PMの石黒浩氏、日本ヒューマノイドロボット研究会代表で、2009年度の未踏スーパークリエータである吉崎航氏、D-T-F代表の園山隆輔氏、産業技術総合研究所の梶田秀司氏の4名を講師としてお招きし、「ロボットを人に似せる意味とは」「ロボットはどこまで人に似せるべきか」という観点から、講演いただきました。
  また、パネルディスカッションでは、モデレータにインプレスビジネメディア取締役の田口潤氏をお迎えし、「ロボットに個性を持たせることは必要か」「ロボットと人との関わり方について」「ロボットに人との記憶エピソードを持たせる必要性」などの議論が行われました。
  当日は50名を超える方にご参加いただき、「自分が作っている小型ヒューマノイドを作っていく上で非常に勉強になりました。」「刺激的な発表でとても楽しかったです。」「自分の考えと照らしあわせて大変勉強になりました。」などの感想をいただきました。


未踏交流会の詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/2013/event/kouryukai20131113.html 別ウィンドウで開く



3. ITPEC試験問題選定会議の開催

(担当理事(本部長):田中、担当センター長:大島)

  IPAは、11月27日(水)~11月29日(金)にバンコク(タイ)で「ITPEC*5 第16回アジア共通統一試験問題選定会議」を開催しました。
  本会議には、ITPEC参加各国の試験実施機関の試験委員に加え、現在試験導入の準備を進めているバングラデシュからのオブザーバを合わせた計24名が参加し、「第17回アジア共通統一試験」(2014年4月27日(日)実施予定)で使用する試験問題の精査・選定などを行いました。アジア共通統一試験は、ITPECの参加各国が、アジアにおける質の高いIT人材の確保や流動化を図ることを目的として年2回実施しています。
  本会議の検討の結果、次回試験では各国で作成した試験問題は次の通り出題されることになりました。

  ・基本情報技術者試験相当:午前試験全80問中35問、午後試験全8問中8問

  また、本会議では、応用情報技術者試験相当の問題について、次回以降の採用を考慮した精査、検討も行いました。
  IPAは、ITPEC参加各国が質の高い試験問題を作成できるよう、今後も協力していきます。


  1. ITPEC(IT Professionals Examination Council):ITプロフェッショナル試験協議会。アジア共通統一試験の実施に向けて2005年11月に日本とフィリピン、タイ、ベトナム、ミャンマー、マレーシア、モンゴルの6か国の代表が創立。IPAは、情報処理技術者試験の実施ノウハウの移転を始め様々な技術支援を実施。


4. 法務省「IT技術者告示」の改正について

(担当理事(本部長):田中、担当本部長補佐:小川)

  「出入国管理及び難民認定法第七条第一項第二号の基準を定める省令の技術及び特定活動の1在留資格に係る基準の特例を定める件(いわゆる「IT技術者告示」)」の改正が、11月27日に法務省から告示されました。
  これは、情報処理技術者試験の基本情報技術者試験以上のレベルの試験と相互認証している相手国資格取得者に対し、入国ビザの発給要件を緩和するものです。また、この試験・資格は、高度人材ポイント制による優遇制度のポイント加算の対象ともなっております。
   今回の改正は、我が国の試験制度の変更に対応するとともに、タイ、モンゴル、中国、フィリピン、ベトナム、ミャンマーの試験の追加・変更に対応するものです。


相互認証を行っている国の詳細については、以下のWebページをご参照ください。
https://www.ipa.go.jp/jinzai/asia/kaigai/001.html 別ウィンドウで開く



5. 「初音ミク」コラボ記念クリアファイルをiパス受験者に配布(12月分配布開始)

(担当理事(本部長):田中、担当センター長:山城)

  IPAでは、「初音ミク」とのコラボを記念したクリアファイルを、8月から12月の間、配布期間を限定して、全国のiパス試験会場において、iパスの受験者の方に記念品として配布いたします。
  配布期間(受験された月)毎に配布されるデザインが異なり、12月は下記のデザインのクリアファイルを配布しています。
  なお、クリアファイルは数に限りがありますので、無くなり次第、配布を終了します。
  (12月は2種類が対象です。いずれか1種類を配布します。)

 
2013年11月
ITパスポート1 ITパスポート2

コラボ記念クリアファイルの詳細は、次のURLをご覧ください。
http://www.jitec.ipa.go.jp/miku/clear_file.html 別ウィンドウで開く



6. 平成25年度秋期情報処理技術者試験の合格発表

(担当理事(本部長):田中、担当センター長:山城)

  IPAは、平成25年度秋期情報処理技術者試験(所管:経済産業省、10月20日(日)実施)のうち、基本情報技術者試験の合格者を11月18日(月)に発表しました。
  応募者数、受験者数、合格者数等は以下のとおりです。


試験区分 応募者数 受験者数 受験率
(%)※
合格者数 合格者数
(%)※
基本情報技術者試験  76,020  55,426   72.9  12,274   22.1

 ※受験率=受験者数/応募者数、合格率=合格者数/受験者数


統計に関する詳しい情報については、次のURLをご覧ください。
http://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/_index_toukei.html 別ウィンドウで開く



Ⅵ.その他

1. 公開資料のオープンデータ化勉強会動画を公開

(担当理事:田中、担当部長:中村)

  IPAは、YouTubeにあるIPAチャンネルで「情報処理推進機構の公開資料のオープンデータ化に関する勉強会」の動画を11月22日(木)に公開しました。
  本勉強会は、11月1日(金)にクリエイティブ・コモンズ・ジャパンおよびオープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパンの方々を講師として招いて、公開資料のオープンデータ化について機構関係者向けに開催したものです。
  これから公的機関の資料のオープンデータ化が進められますが、オープンデータ化の作業ならびにオープンデータのライセンス付与に関する知識の習得に、本動画がその一助になることを期待しています。


公開資料のオープンデータ化勉強会動画の詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/about/research/20131121.html 別ウィンドウで開く



問い合わせ先

〒113-6591 東京都文京区本駒込二丁目28番8号 文京グリーンコートセンターオフィス
独立行政法人情報処理推進機構 戦略企画部 企画・調査グループ
担当:楠木、中山
TEL:03-5978-7503
E-mail: 電話番号:03-5978-7503までお問い合わせください。
(このメールアドレスに特定電子メールを送信しないで下さい。)