HOME >> IPAについて >> 今月のIPAの活動 >>10月のIPAの活動(2011年10月)

10月のIPAの活動(2011年10月)

IPA情報発信第90号の内容

Ⅰ.今月のトピックス

1.「IPAフォーラム2011」の開催報告

(担当理事:田中、担当部長:高田)

IPAは、「IPAフォーラム2011」を10月27日(木)に明治記念館(東京都港区)で開催しました。本フォーラムは、IPAが取り組んでいる様々な活動の紹介とその成果の普及を図るとともに、国内外の最新のIT分野の活用事例などを収集、紹介することにより、わが国のIT産業の発展およびIT活用の促進に貢献することを目的としています。

情報セキュリティ、ソフトウェア・エンジニアリング、IT人材育成、国際標準推進をテーマにした講演やパネルディスカッションなどさまざまなプログラムに約1,700名のご参加をいただきました。

本フォーラムでは、IPAの活動に関わる以下の授賞式を行いました。それぞれの詳細については、本紙の関連記事をご覧ください。

・ 「第7回IPA情報セキュリティ標語・ポスターコンクール」関連(Ⅱ-4

・ 「SEC journal論文賞」関連(Ⅲ-6

・ 「中小ITベンダー人材育成優秀賞」関連(Ⅴ-1


「IPAフォーラム2011」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/event/ipaforum2011/index.html



2.「標的型サイバー攻撃の特別相談窓口」の設置
〜攻撃情報の収集・分析・共有による、攻撃への早期対策体制の実現に向けて〜

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:笹岡)

IPAは、防衛産業を含む重要基幹産業に関わる事業者に向けたサイバー攻撃の拡大に対処するため、枝野経済産業大臣を迎えてのサイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP*1)の発足にあわせて、攻撃情報の早期の収集・分析・共有を図るための特別相談窓口を10月25日(火)に設置しました。

IPAは、J-CSIPの枠組みの中でメンバー企業間の信頼できる情報ハブ(集約点)の役割を担い、以下の活動を進めていきます。

・「標的型サイバー攻撃の特別相談窓口」の設置

・情報の匿名化およびパートナー間での情報共有

・標的型サイバー攻撃の実態調査


「標的型サイバー攻撃の特別相談窓口」設置の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/about/press/20111025.html

  1. J-CSIP:(Initiative for Cyber Security Information sharing Partnership of Japan)


3.国家試験初の"パソコンを用いた試験"申込受付がいよいよスタート
〜CBT方式によるITパスポート試験を全国101会場で開始〜

(担当理事(本部長):田中、担当センター長:川口)

IPAは、11月25日(金)から実施するCBT方式によるITパスポート試験に向けて、受験申込の受付を10月27日(木)12時から開始しました。

CBT方式による試験の開始によって、受験される皆様が都合の良い日時・会場を選択することが可能になるほか、受験申込みから試験結果の確認までが迅速になるため、更に受験がしやすくなります。


試験実施会場は、全国47都道府県の101会場となります。最新の試験開催状況や申込方法などについては、以下の専用サイトから確認ください。

https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html



4.IPAmj明朝フォントの公開

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:田代)

IPAは、内閣官房情報通信技術(IT)担当室、経済産業省とともに進めている文字情報基盤事業の成果として、人名漢字などを中心に約6万文字の漢字を収録した「IPAmj明朝フォント」および「MJ文字情報一覧表」の正式版を10月26日(水)に公開しました。

IPAは、検証版を今年5月に公開した後、内閣官房情報通信技術(IT)担当室、経済産業省と共同で「文字情報基盤推進委員会」を設置して検証を進め、今回の正式版を公開しました。

わが国において、氏名には多様な漢字が使われているため、国、地方公共団体などの行政機関では、情報システムで氏名を適切に扱うための手間やコストが課題となっています。

今回、正式版を公開した「IPAmj明朝フォント」においては多様な人名文字に国際標準の文字コード(unicode)が付与され*2、また「MJ文字情報一覧表」では、既存の戸籍統一文字や住基統一文字*3との対応関係を明らかにしました。

政府が策定した「電子行政推進に関する基本方針*4」では、これらの文字情報基盤を活用し、氏名等の正確性と社会全体での利便性・効率性を考慮した仕組みを検討していくこととしています。


「IPAmj明朝フォント」および「MJ文字情報一覧表」は、次のURLからダウンロード可能です。

http://ossipedia.ipa.go.jp/ipamjfont/

  1. 一部未対応
  2. 住基統一文字:住民基本台帳ネットワークシステム統一文字
  3. 高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部決定(平成23年8月3日)

 

Ⅱ.セキュリティセンター

1.コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況(10月分)

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:笹岡)

IPAは、2011年10月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を取りまとめ、11月4日(金)に公開しました。公開内容の概要は、以下のとおりです。


(1) コンピュータウイルス届出概要

10月のウイルスの検出数*5届出数*6は、以下のとおりです。

検出数: 20,409個  (前月 21,291個 、前月比 4.1%の減少)
届出数: 795件  (前月 906件 、前月比 12.3%の減少)

(2) 不正アクセス届出概要

10月の不正アクセス届出の概要は、以下のとおりです。

不正アクセス届出件数: 15件  (前月 7件)
 うち、何らかの被害のあったもの: 8件  (前月 5件)
不正アクセスに関連した相談件数: 46件  (前月 31件)
 うち、何らかの被害のあったもの: 7件  (前月 8件)

(3) 相談受付状況

10月の受付総件数は、1,496件(前月:1,551件)となりました。

主な内訳は、以下のとおりです。

「ワンクリック請求」に関する相談: 419件  (前月 477件)
「偽セキュリティソフト」に関する相談: 7件  (前月 2件)
「Winny」に関連する相談: 12件  (前月 19件)

(4) インターネット定点観測状況

10月のインターネット定点観測、全10観測点での状況は、以下のとおりです。


期待しない(一方的な)アクセスの総数 109,390件 (前月 108,576件)

延べ発信元数*7 42,844ヵ所 (前月 45,285ヵ所)

1観測点、1日あたりの平均アクセス数 352件 (前月 361件)

発信元 138ヵ所  (前月 150ヵ所)

10月は、9月と比較して445/tcp*8へのアクセスが大きく減少した一方、80/tcp、8612/udp、51499/udpへのアクセスが増加しました。80/tcpは、一般的なウェブサイトのアクセスに使われるポートですが、10月後半に一時的に増加しました。この時期にアクセスが増加した原因は不明です。また、8612/udp、51499/udpは特定のアプリケーションで使用されるものでないため、このアクセスが何を目的としていたかは不明です。


(5) 今月の呼びかけ

― ファイル名を細工されたウイルスに注意! ―
見た目でパソコン利用者を騙す手口


この9月にRLTrapというウイルスについて大量の検出報告が寄せられました。これは、利用者がファイルの見た目(主に拡張子)を誤認して実行してしまうようにファイル名に細工が施されています。ここで使われる手法は決して目新しいものではありませんが、以下のURLで詳細を紹介していますので、ウイルス感染被害を未然に防ぐためにも是非参考にしてください。


コンピュータウイルス・不正アクセス届出状況(10月分)の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/security/txt/2011/11outline.html

  1. 検出数:届出者から寄せられたウイルスの発見数(個数)。
  2. 届出数:同じ届出者から寄せられた届出の内、同一発見日で同一種類のウイルスの検出が複数ある場合は、1日何個検出されても届出1件としてカウントしたもの。
  3. 延べ発信元数:TALOT2の各観測点にアクセスしてきた発信元を単純に足した数を便宜上、延べ発信元数とする。ただし、同一発信元から同一の観測日・観測点・ポートに複数アクセスがあった場合は、発信元数を1ヵ所としてカウント。
  4. 445/tcp:Windows2000/XPのファイル共有やプリンタ共有に利用されるポート。保護の甘いファイル(ネットワーク)共有やWindows2000特有の脆弱性を狙った不正アクセスで使われることで有名。


2.「標的型攻撃メールの分析」に関するレポート
〜だましのテクニックの事例4件の紹介と標的型攻撃メールの分析・対策〜

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:笹岡)

IPAは、標的型攻撃メールの分析結果とその被害に遭わないための対策をまとめ、第4回目のIPAテクニカルウォッチ「標的型攻撃メールの分析」として10月3日(月)に公開しました。

本レポートでは、IPAが実際に受信した標的型攻撃メールやIPAに届出・相談のあった標的型攻撃メールから、メール受信者をだますためにどのようなテクニックが使われているかを4件の事例で紹介しています。

IPAでは、標的型攻撃メールの被害に遭わないためには、メール受信時の初動対応が非常に重要と考え、運用管理面での対策5項目と技術面での対策5項目をレポート内で提案しています。

IPAは、本レポートの活用により、標的型攻撃メールへの適切な対応がなされ、情報漏えい被害が低減されることを期待します。


「標的型攻撃メールの分析」に関するレポートの詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/about/technicalwatch/20111003.html



3.「EC-CUBE」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)の注意喚起

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:笹岡)

IPAは、「EC-CUBE」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)に関する注意喚起を10月14日(金)に公表しました。

「EC-CUBE」とは、株式会社ロックオンが提供するオープンソースのショッピングサイト構築システムです。

「EC-CUBE」には、データベースを操作する際の処理に問題があり、SQLインジェクション*9というセキュリティ上の弱点(脆弱性)が存在します。この弱点が悪用されると、「EC-CUBE」に保存されている個人情報が悪意あるユーザーに漏えいしてしまう可能性があります。対応策は、以下のサイトから修正済みバージョンを入手して、更新することです。

http://www.ec-cube.net/download/index.php

「EC-CUBE」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)の注意喚起の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/about/press/20111014.html

  1. SQLインジェクション(SQL Injection):データベースと連携したウェブアプリケーションで、意図的に入力データに埋め込まれた(Injection)SQL文によりデータベースに不正な操作が行われる脆弱性を悪用した攻撃。


4.第7回IPA情報セキュリティ標語・ポスターコンクール 受賞作品決定
〜大賞として、標語部門は「セキュリティ ぼくと世界の かけ橋だ」、ポスター部門は「ネットで世界と人と気持ちもつながっている」を選定〜

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:笹岡)

IPAは、「第7回IPA情報セキュリティ標語・ポスターコンクール」の大賞を決定し、10月17日(月)に公開しました。「IPA情報セキュリティ標語・ポスターコンクール」は、若年層の情報セキュリティ対策への意識を喚起・向上させるため、毎年、小学生・中学生・高校生・高専生を対象に募集を行っています。

第7回となった今年は、4コマ漫画の募集を特別枠として新たに加え、7月1日(金)から9月9日(金)までの募集期間内に、標語10,353点、ポスター950点、4コマ漫画109点の応募があり、IPA賞(大賞・金賞・銀賞・銅賞)20点、韓国インターネット振興院(KISA*10)賞6点、ITベンダー6企業による企業賞24点、特別賞3点の計53点と学校賞3校を選びました。


「第7回IPA情報セキュリティ標語・ポスターコンクール」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/about/press/20111017.html

  1. KISA:(Korea Internet & Security Agency)


5.脅威を増す標的型のサイバー攻撃に関する注意喚起
〜セキュリティ対応状況の確認と対策の徹底を〜

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:笹岡)

IPAは、脅威を増す標的型のサイバー攻撃に関する注意喚起を10月18日(火)に公開しました。

IPAは、組織における機密情報や個人情報を狙ったサイバー攻撃事件の増加、更に国内基幹産業への標的型攻撃メールによるウイルス感染事件とその脅威の拡がりを受け、組織におけるセキュリティ対応状況の確認と対策の徹底を再度呼びかけました。

組織のシステム管理者は、日頃からの対策を徹底することが必要です。また、不正アクセスや侵入、ウイルス感染の検知時は、IPAへの早急な届出を行うようお願いいたします。


脅威を増す標的型のサイバー攻撃に関する注意喚起の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/about/press/20111018.html




Ⅲ.ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)

1.「CEATEC JAPAN 2011」にて講演

(担当理事(本部長):仲田、担当所長:松田)

IPAは、10月6日(木)に幕張メッセ(千葉県千葉市)で行われた「CEATEC JAPAN 2011」(主催:JEITA*11CIAJ*12CSAJ*13)に、IPA研究員を派遣し講演を行いました。

本講演では、「ソフトウェアが国民の命と安心を支える時代へのIPAからの提案 〜今こそ求められるソフトウェア品質の説明力〜」というテーマで、IPAが本年9月に提言したソフトウェア品質の監査制度の背景、狙い、枠組みについて紹介しました。

ソフトウェア品質の監査制度とは、第三者の検証・妥当性確認により利用者や市場への品質説明力を強化するための制度です。IPAは、2013年度からの運用を目指し、第三者検証検討部会を設置して整備の検討を進めています。

本講演では約80名が聴講し、熱心に質問したり、講演資料を求めたりする姿が多く見られました。


「CEATEC JAPAN 2011」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ceatec.com/2011/ja/conference/conference_detail.html?lectue_id=0IS11

  1. JEITA(Japan Electronics and Information Technology Industries Association):一般社団法人電子情報技術産業協会
  2. CIAJ(Communication and Information network Association of Japan):一般社団法人情報通信ネットワーク協会
  3. CSAJ(Computer Software Association of Japan):社団法人コンピュータソフトウェア協会


2.組込みシンポジウム2011(ESS2011)へ出展

(担当理事(本部長):仲田、担当所長:松田)

IPAは、10月20日(木)に国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で行われた情報処理学会組込みシステム研究会主催の「組込みシンポジウム2011(ESS2011、主催:情報処理学会 組込みシステム研究会)」へ出展しました。

本シンポジウムは、組込みシステム全般に関する幅広い領域の研究者・実務者に対して交流の場を提供するもので、IPAは、組込み系プロジェクトの活動成果についてのパネル展示やパンフレット配布を行い、活動内容の紹介・普及に努めました。


組込みシンポジウム2011(ESS2011)の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ertl.jp/ESS/2011/program.php



3.ITC北海道/IPA共催セミナーにて講演

(担当理事(本部長):仲田、担当所長:松田)

IPAは、10月22日(土)に札幌市産業振興センター(北海道札幌市)で行われたITC北海道/IPA共催セミナー(主催:北海道ITコーディネータ協議会)にIPA研究員を派遣し講演を行いました。

本セミナーでは、「機能要件に関する発注者と開発者の合意形成を目指して」、「プロセス改善手法のIT資源調達フェーズでの活用」など、4つのテーマで講演を行いました。セミナーには約30名が参加し、熱心に聴講していました。


ITC北海道/IPA共催セミナーの詳細については、次のURLをご覧ください。

https://wwu.itc.or.jp/fmi/xsl/seminar_guide_n/seminar_s02.xsl?ID=T11091330



4.JISA*14主催/IPA共催セミナーの開催

(担当理事(本部長):仲田、担当所長:松田)

IPAは、一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)との共催により、JISA会議室(東京都中央区)において以下のセミナーを開催しました。

・10月14日(金)

「CoBRA法セミナー ―『勘』を見える化する見積もり手法―」の標題で、CoBRA法の概要およびモデル構築方法や企業での活用事例を紹介しました。

・10月31日(月)

「形式手法実践教育セミナー」の標題で、従来なじみにくいと考えられた形式手法を身近に感じていただくことを目的に形式手法の基本的な利用方法や事例を紹介しました。


JISA主催/IPA共催セミナーの詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.jisa.or.jp/seminar/index.html#02

  1. JISA:(Japan Information Technology Services Industry Association)


5.SEC journal 26号の発刊

(担当理事(本部長):仲田、担当所長:松田)

IPAは、SEC journal 第26号を10月13日(木)に発刊しました。SEC journalは、2005年1月に創刊号発行以来、毎年4回、季刊誌として発行しています。

SEC journal 第26号の主な掲載記事は、以下のとおりです。

・所長対談:「デジタル・ネット時代の知の基盤を考える」

国立国会図書館長 長尾真

・トピックス:ソフトウェアプロジェクトデータの量的変数に関する分析の一指針と分析事例

・論文:CoBRA法を使った見積りモデル構築のポイント

・組織紹介:車載組込みシステムフォーラム(ASIF)・VSEセンター


SEC journalは、SECが参加するイベントなどで配布しています。SEC journalの内容は、次のURLをご覧ください(※ご利用にあたって、利用者登録(無料)が必要です)。

http://sec.ipa.go.jp/secjournal/index.html



6.「SEC journal論文賞」の決定

(担当理事(本部長):仲田、担当所長:松田)

IPAは、「SEC journal論文賞」の受賞者3名を決定し、10月27日(木)に開催された「IPAフォーラム 2011」で本賞の授賞式および受賞者による受賞記念講演を行いました。

IPAは、「SEC journal」に掲載された論文を対象として、特に優れたものを「SEC journal論文賞」として表彰しています。今年度は、表彰委員会による選考の結果、以下の3テーマを選定しました。

・「Eメールアーカイブのクラスタリングによる開発コンテキストの可視化」

大蔵 君治 氏、 共著:川口 真治 氏、飯田 元 氏

・「特定デザインパターンに基づく大規模基幹システムのオープン化技法」

北川 陽一 氏

・「CoBRA法を使った見積りモデル構築のポイント」

酒井 大 氏


「SEC journal論文賞」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://sec.ipa.go.jp/secjournal/papers.html



7.SECセミナー開催報告(2011年10月)

(担当理事(本部長):仲田、担当所長:松田)

IPAは、事業成果を広く普及・啓発するセミナーやワークショップ、またソフトウェア・エンジニアリングに関する国内外の最新動向などを紹介する特別セミナーをそれぞれ実施しています。10月は、以下の日程でIPA会議室(文京区)にて実施しました。

・アジャイル開発を適切に採り入れるためのポイントとアジャイル開発の事例【1】

日時:10月4日(火)

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2011/20111004.html

・プロセス改善ベストプラクティスワークショップ

日時:10月7日(金)

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2011/20111007.html

・ディペンダブルシステムのためのモデルベース開発技術の最新動向(特別セミナー)

日時:10月17日(月)

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2011/20111017.html

・ITプロジェクト見える化と定量的品質管理

日時:10月21日(金)

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2011/20111021.html

・高信頼化ソフトウェアのための開発手法ガイドブックセミナー
〜テスト網羅性の高度化〜

日時:10月24日(月)

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2011/20111024.html



Ⅳ.国際標準の推進

1.北東アジアOSS推進フォーラムの開催

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:田代)

IPAは、10月16日(日)から18日(火)に中国西安市で開催された「第10回北東アジアOSS推進フォーラム」(主催:中国ソフトウェア産業協会/西安高新区)に日本OSS推進フォーラムの事務局として参加しました。

北東アジアOSS推進フォーラムは、日中韓におけるオープンソース・ソフトウェアの普及・発展に向けた活動を展開するため、日本OSS推進フォーラム、中国OSS推進連盟、韓国OSS推進フォーラムが協力して開催するものです。2004年4月に北京で第1回会合を開催して以来、各国輪番での開催を重ねてきました。

今回の全体会合では、各国フォーラム代表者による基調講演、ワーキンググループの活動報告、OSS貢献者の共同表彰式、各国のOSSに係わる産業界およびコミュニティの講演などが行われ、会合の最後に議長声明が発表されました。また、全体会合の前日には「日中韓IT局長会合」が開催され、局長ステートメントが調印されました。

局長ステートメントおよび議長声明において、成果の普及をミッションとするWG4の設置、ガイダンスコミッティーの設置および来年のフォーラムを日本で開催することが宣言されました。


「日本OSS推進フォーラム」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://ossforum.jp/



Ⅴ.IT人材育成

1.「中小ITベンダー人材育成優秀賞」受賞4社を決定
〜中小ITベンダーが競争力強化のため実践した人材育成の取組みを表彰〜

(担当理事(本部長):田中、担当センター長:網野)

IPAは、「中小ITベンダー人材育成優秀賞」受賞4社を決定し、10月13日(木)に発表するとともに「IPA フォーラム 2011」で本賞の授賞式および受賞各社による受賞記念講演を行いました。

「中小ITベンダー人材育成優秀賞」は、中小ITベンダーの活性化により日本のIT力向上などに資することを目的としたものです。賞の選考にあたっては、①独自の経営戦略を有していること、②その実現にスキル標準を取り入れた人材育成を行なっていること、③組織や社員の活性化に効果を上げていることを審査し、本年は、3社を優秀賞として選定しました。

また、本年度は特別賞を新設し、審査の総合点では一歩及ばないものの、特筆すべき優れた取組みを実施していると認められる企業を1社選定しました。

【優秀賞】

・オリンパスソフトウェアテクノロジー株式会社(東京都新宿区)

・日本電気航空宇宙システム株式会社(東京都府中市)

・株式会社日本ビジネスエンジニアリング(神奈川県横浜市)

【特別賞】

・株式会社Pro-SPIRE(東京都大田区)


本賞および受賞対象4社の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/about/press/20111013.html



2.平成23年度秋期情報処理技術者試験の実施

(担当理事(本部長):田中、担当センター長:川口)

IPAは、平成23年度秋期情報処理技術者試験を10月16日(日)に実施しました。合格発表は、ITパスポート試験および基本情報技術者試験が11月17日(木)正午、その他の試験が12月16日(金)正午の予定となっています。


平成23年度秋期情報処理技術者試験の合格発表に関するスケジュールは、次のURLをご覧ください。

http://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20111016_schedule.html


また、本試験の「問題冊子・解答例」を公表しましたので活用ください。次のURLからご覧頂けます。

http://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2011h23.html#23aki



3.「試験要綱」の一部改訂版の公開

(担当理事(本部長):田中、担当センター長:川口)

IPAは、ITパスポート試験のCBT方式の実施に伴い、試験の実施方法・実施時期、採点方式などの変更を盛り込んだ「試験要綱」改訂版を10月26日(水)に公開しました。


「試験要綱」改訂版の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20111026_youkou_kaitei.html



4.情報セキュリティスペシャリスト試験(SC)で出題するプログラム言語の変更

(担当理事(本部長):田中、担当センター長:川口)

IPAは、「試験で使用する情報技術に関する用語・プログラム言語など」の改訂版を10月26日(水)に公開しました。Webアプリケーション開発を取り巻く環境の変化に対応するなどの観点から、平成24年度春期以降、情報セキュリティスペシャリスト試験(SC)で出題するプログラム言語について「Perl」を削除し、JavaScript、JScriptなどを標準化する目的で作成された「ECMAScript」を追加することになったことに伴うものです。


情報セキュリティスペシャリスト試験(SC)で出題するプログラム言語の変更の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20111026_sc_yougo.html