(担当所長:松田、担当副所長:立石)
IPAは、5月14日(木)に「定量データに基づくプロジェクト診断支援ツール」のデータベースを、最新の「ソフトウェア開発データ白書2008」のデータに差し替えるとともに、散布図の表示機能を一部変更しました。
2007年12月にリリースしたこのツールは、データ白書の統計情報の利便性、適応性の向上と、定量的アプローチによる工学的・科学的なプロジェクトマネジメントの推進を目的に開発されたものです。ウェブ画面から利用者の開発データを入力すると、ツールの各グラフ上に入力内容が重ねてプロットされ、他社と比べた利用者の相対的な開発状況を視覚的に把握することができます。
今回、データベース内容が最新化されたことで、対象となるプロジェクトデータは約1400から約2050件、改良開発に関する提供図表は約280件から約530件と、ともに大幅に増加しました。
「定量データに基づくプロジェクト診断支援ツール」は、SECのトップページ(http://sec.ipa.go.jp/)から、専用のバナーをクリックしてご利用ください。
(担当所長:松田、担当副所長:立石)
IPAは、5月13日(水)から3日間にわたり東京ビックサイト(東京都江東区)で開催された第18回ソフトウェア開発環境展(SODEC)及び同時開催の第12回組込みシステム開発技術展(ESEC[主催:リードエグジビションジャパン株式会社])に出展し、SECの活動成果とIPAが支援している地域の団体の活動内容を広く紹介しました。
SODECはIT系国内最大規模の展示会で、今年の総来場者数は、113,824名(昨年118,876名)でした。IPAによるブース内セミナーやパネル、デモ展示も非常に好評で、来場者アンケートは三日間で8,037件(昨年8,047件)を回収しました。今年の特徴的なことは、メモをとりながらセミナーを聴く姿が目立ち、終了後も講演資料の希望が多く寄せられるなど、大変に熱心な来場者が多かったことです。30席を準備したブースセミナー椅子は、一つのセミナーが終了すると次の講演までの10分間で満席、それ以降の参加者は終始立っての受講となり、一講演での受講者数が234名となるセッションもありました。これは、SECの成果の認知度が上がったことと、その活動成果の有用性が認められてきた証であろうと考えます。
今後も、各種イベントへの出展及びセミナー等の開催を継続的に行い、活動成果の紹介・普及に努めます。また、アンケートによる意見等を今後の事業に活かしていきます。
(担当所長:松田、担当副所長:立石)
IPAは、その活動成果を広め組込みソフトウェア開発力強化を実現していただくために、「組込みスキル標準ETSS教育プログラムデザインガイド」を5月20日(水)に発行しました。
本書は、SECが普及を推進している『組込みスキル標準(ETSS)』の教育プログラムフレームワークを活用し、具体的に教育プログラムの開発や運営をどのように実現していくかについてガイドしています。教育プログラムを開発し、実施するためのプロセスとして6つの工程を定め、その工程ごとの実施項目、実施内容、成果物などを提示しています。
今後スキル診断結果や目標とするキャリア(職種)と連携した教育プログラムが普及することで、組込み開発領域の人材育成に寄与できるものと考えております。
「組込みスキル標準ETSS教育プログラムデザインガイド」は、広く一般への普及を目的に全国の書店で店頭販売を行っています。
定価:1,800円(1,714円+税)
出版社:株式会社翔泳社
ISBN:978-4-798-11994-6
本書の詳細は、以下のURLをご覧ください。
(担当理事:仲田、担当センター長:山田)
IPAは、2009年5月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を取りまとめ、6月3日(水)に公表しました。公表内容の概要は、次のとおりです。
(1) コンピュータウイルス届出概要| 検出数*4: | 約11.5万個 | (前月 | 約15.6万個 | 、前月比 26.1%の増加) |
| 届出数*5: | 1,387件 | (前月 | 1,438件 | 、前月比 3.5%の減少) |
5月の不正アクセス届出の概要は、以下のとおりです。
不正アクセス届出件数: 8件 (前月9件)
何らかの被害のあったものは6件でした。
不正アクセスに関連した相談件数: 45件(前月39件)
何らかの被害のあった件数は11件でした。
| 「ワンクリック不正請求」に関する相談: | 628件 | (前月:572件) |
| 「セキュリティ対策ソフトの押し売り」行為に関する相談: | 2件 | (前月:3件) |
| 「Winny」に関連する相談: | 5件 | (前月:4件) |
| 「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」に関する相談: | ||
| 5件 | (前月:0件) | |
5月のインターネット定点観測(TALOT2)、全10観測点での状況は以下のとおりです。
期待しない(一方的な)アクセスの総数115,336件、総発信元*636,779ヵ所。
平均すると、1観測点、1日あたり372件のアクセスが119の発信元からあったことになります。
「新型インフルエンザの注意喚起に便乗したコンピュータウイルスに注意!」
− 情報の信憑性を確かめよう −
4月の終わり頃から、新型インフルエンザの感染・発症が世界中で拡大していますが、この新型インフルエンザに関する情報提供を装って、コンピュータウイルスに感染させようとする手口が広まっています。
今回のように、世界中で注目されているニュース報道の直後や、オリンピックやクリスマス、バレンタインなどの行事の直前には、それに便乗してウイルスを感染させようとする手口が多く発生します。知り合いから届いたように見えるメールの添付ファイルであっても、不自然さが感じられる場合は念のため相手に確認してから開くようにするなど、より慎重に対応するようにしてください。
コンピュータウイルス・不正アクセス届出状況(5月分)の詳細は、次の URLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2009/06outline.html
(担当理事:仲田、担当センター長:山田)
IPAは、最新の情報セキュリティ関連の被害実態及び対策の実施状況等を把握し、情報セキュリティ対策を推進するため、「2008年 国内における情報セキュリティ事象被害状況調査」を実施し、報告書を5月19日(火)に公開しました。
最新の情報セキュリティ関連の被害実態及び対策の実施状況を把握するため、全国の10,000企業及び1,000自治体を対象とし、郵送によるアンケート調査を行いました。回収数は、企業1,907、自治体410です。本調査は、1989年度から毎年行っており、今回で20回目になります。
報告書の詳細は、以下のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/security/fy20/reports/isec-survey/index.html
(担当理事:仲田、担当センター長:山田)
IPAは、2008年の情報セキュリティ関連の動向、被害状況、対策状況、制度の動向などを分析し、今後の対策に役立つ情報を提供するため「情報セキュリティ白書2009」を編集、5月26日(火)に出版しました。
今年度の情報セキュリティ白書は、2008年に関連機関・組織が公表した多くの情報を参照し、利用者側・供給者側双方の視点から動向を分析しています。また、被害と対策実施の状況、法的・制度的基盤や人的な基盤、情報セキュリティ産業の動向と日米の比較、その他情報セキュリティの分野において注目すべき個別のテーマについて現状を解説し今後を展望しています。なお、本白書に先んじて3月24日(火)に公開した「10大脅威攻撃手法の『多様化』が進む」の紹介と解説も掲載されています。
「情報セキュリティ白書2009」は、広く一般への普及を目的に店頭販売を行っています。
定価:1,200円(本体1143円+税)
出版社:毎日コミュニケーションズ
ISBN:978-4-8399-3240-4
http://www.ipa.go.jp/security/publications/hakusyo/
2009/hakusyo2009press.html
(担当理事:仲田、担当センター長:山田)
IPAは、2005年8月からIPAのウェブサイトで公開している「情報セキュリティ対策ベンチマーク」の診断の基礎データを最新のデータに入れ替え、5月22日(金)からバージョン3.2として新たにサービスを開始しました。
情報セキュリティ対策ベンチマークは、組織の情報セキュリティ対策の取組状況(25項目)と企業プロフィール(15項目)を回答することにより、他社と比較して、セキュリティ対策の取組状況がどのレベルに位置しているかを確認できる自己診断システムです。
このたび公開されたバージョン3.2では、情報セキュリティを巡る環境変化や対策レベルの変化を勘案し、診断の基礎データを最新2年分のデータに入れ替えました。また、英語バージョン3.2も同時に公開しました。
情報セキュリティベンチマークの詳細は、以下のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/about/press/20090522.html
情報セキュリティ対策ベンチマークは、次のURLからご利用になれます。
(担当理事:仲田、担当センター長:田代)
IPAは「2008年度 OSSモデルカリキュラム導入実証に関する委託契約」に係わる公募の結果、以下の2件を採択しました。
本導入実証事業は、大学・専門学校等におけるIT系学部・教育機関を対象として、「OSSモデルカリキュラムV1*7」に基づいた教育を実際の教育現場で実施し、その有効性を評価した上で、開発された教材等を広く公開し、OSS技術教育の確立を目指すものです。
2008年度の採択は、既に導入実証を開始している、リナックスアカデミー、サイバー創研(学校法人 津田塾大学で実施)に続くもので、2010年3月末をめどに実証結果をとりまとめ、成果を公表する予定です。本導入実証事業により、OSS技術教育がより多くの大学等におけるIT教育の現場で、普及を加速することが期待されます。
(担当本部長:田中、担当センター長:川口)
IPA情報処理技術者試験センターは、平成21年度春期情報処理技術者試験(経済産業省所管。4月19日(日)実施)のうち、ITパスポート試験、基本情報技術者試験、初級システムアドミニストレータ試験の合格者を発表しました。
今回新設したITパスポート試験では10代から80代に至るまで、幅広い年齢層からの応募があり、合格者も最年少は13歳、最年長は82歳でした。詳しい状況、結果等につきましては、次のURLをご覧ください。
http://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20090526_goukaku.html
また、ITパスポート試験合格者の方々を対象に、希望者には、ITパスポートカードを発行いたします(有料)。申込方法等、詳細につきましては、次のURLをご覧ください。
http://www.jitec.ipa.go.jp/1_05goukaku/shinsei_ip.html
なお、ITパスポート試験、基本情報技術者試験及び初級システムアドミニストレータ試験以外の合格発表は、6月30日(火)に行う予定です。
(担当本部長:田中、担当センター長:丹羽)
IPAは、2008 年度に実施した「IT 人材市場動向調査」の結果詳細及び総括を取りまとめ、IPAとして初めて、「IT 人材白書2009」として5月22日(金)に出版しました。
本調査は、IT人材の市場動向をITベンダー企業、ユーザ企業から大学に至るまで、これまでにないほど広範囲かつ多角的に捉えています。
この調査の中で「情報サービス産業のイメージ分析」を行い、他産業と比較して「夢がある」「技術やスキルが身につく」「かっこいい」「仕事にやりがいがある」というポジティブなイメージと、「働いている人たちが自分の仕事に誇りを持てない」「仕事がきつい」「給料が低い」というネガティブなイメージが共存する実態が明らかになりました。これらは「仕事の内容がわかりにいく」ことに起因していると考えられるため、今後仕事の内容や仕事の誇りをIT業界外にも積極的に伝えて行く必要性を感じています。
「IT 人材白書2009」は、広く一般への普及を目的に店頭販売を行っています。
定価:3,600 円(本体3,429 円+税)
出版社:株式会社オーム社
ISBN:978-4-274-50231-6
本書についての詳細は、以下のURLをご覧ください。
http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-274-50231-6
(担当本部長:田中、担当部長:巽)
IPAが文部科学省及び経済産業省とともに事務局を務める、第7回「産学人材育成パートナーシップ情報処理分科会」が、5月1日(金)に、IPA(文京グリーンコートセンターオフィス13階会議室)で開催されました。
本分科会は、2007年10月3日(水)に開催された「第1回産学人材育成パートナーシップ全体会議」を受けて、人材育成のための取り組み、産学が協力して実施すべき取り組みやそれぞれの役割について基本的方向性を議論するために設けられました。座長は全体会議の委員でもある阿草清滋 名古屋大学 教授に就任いただき、18名の委員で構成されています。
第1回から第6回までは、産と学がそれぞれ取り組むべき課題について議論するとともに、取り組むべき課題の優先順位付けを検討してきました。また、産学連携による高度IT人材育成を具体化するため、2008年12月、同分科会の下に「産学連携IT人材育成実行ワーキンググループ」を設置し、平成21年度以降の具体的な事業計画の検討を進めてきたところです。
第7回では、「産学連携IT人材育成実行ワーキンググループ」の平成20年度成果報告を中心に、
について活発な討議が行われました。次回の分科会は2009年6月〜7月頃に開催される予定です。
第1回〜第7回の分科会での配付資料等は、次のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/jinzai/sangaku/index.html
(担当理事:仲田、担当部長:佐味)
IPAは、未踏IT人材発掘・育成事業の「スーパークリエータ」として12名[未踏本体7名、未踏ユース5名]の認定を行い、5月18日(月)に公表しました。これは2008年度上期 未踏IT人材発掘・育成事業で採択し支援した35件(未踏本体17件、未踏ユース18件)の中から、担当プロジェクトマネージャー(PM)による評価を基にIPAが認定したものです。
認定者には、5月26 日(火)に開催された「IPAX 2009」においてスーパークリエータ認定証の授与を行いました。
詳細については、次のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/about/press/20090518.html
(担当理事:仲田、担当部長:佐味)
IPAでは、2009年度下期 未踏IT人材発掘・育成事業の公募を、未踏本体は5月18日(月)、未踏ユースは5月25日(月)から開始しました。
「未踏IT人材発掘・育成事業」は優れた能力と実績を持つプロジェクトマネージャーと連携して、ソフトウェア関連分野においてイノベーションを創出することのできる、独創的なアイディア、技術を有するとともに、これらを活用していく能力を有する優れた個人(スーパークリエータ)を発掘・育成するものです。
下期公募の締め切りは、未踏本体が9月30日(水)、未踏ユースが10月23日(金)となっています。
公募の詳しい内容は、次のURLをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/koubo_index.html
また、2009年度の本事業プロジェクトマネージャー(PM)は、次のURLで紹介しています。
(担当理事:斉藤、担当部長:佐味)
IPAは、5月26日(火)〜27日(水)に、総合展示会「IPAX 2009(アイ・ピー・エー・エックス2009) 〜日本の元気をITで!〜 」を開催しました。
今回の「IPAX 2009」では、未踏IT人材発掘・育成事業を中心に、中小企業経営革新ベンチャー支援事業、オープンソフトウェア利用促進事業等の開発成果の展示を行いました。
情報セキュリティセッションの特別講演にエバ・チェン(トレンドマイクロ株式会社 代表取締役社長 兼 CEO)を迎え、「セキュリティ イノベーション 〜クラウドで実現する新対策〜」をテーマにご講演いただきました。また、長谷川 秀夫 宇宙航空研究開発機構 執行役、中尾 政之 東京大学大学院 工学系研究科 教授をはじめとした多数の有識者の方々にご講演いただきました。このほか「今、IT業界の見える化を志向する!〜学生とITプロフェッショナルの討論会〜」−として、8名の大学生と、IT企業6社の現役ITスペシャリストや人事担当マネージャー等が、IT業界のイメージややりがい等をテーマに活発な討論を繰り広げました(司会:田口潤インプレスビジネスメディア IT Leaders編集局 編集長)。
さらに、展示会場内プレゼンテーションコーナーにおいて、未踏事業開発者によるビジネスプランコンテスト「天才から世界を変える起業家への瞬間」を開催、7名がIT業界で成功した経営者、投資家など7名の審査委員と約200名の聴衆の前でそれぞれのビジネスプランを披露しました。
来場者数は、2日間で延べ約6,000人(昨年度約5,800人)を数え、大変ご好評をいただきました。
10月には、「IPAフォーラム 2009」の開催を予定しております。