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3月のIPAの活動(2013年3月)

IPA情報発信第107号の内容

Ⅰ.今月のトピックス


Ⅱ.セキュリティセンター

Ⅲ.ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)

Ⅳ.国際標準の推進

Ⅴ.IT人材育成

Ⅰ.今月のトピックス

1.「初音ミク」と国家試験「i パス(ITパスポート)」がコラボ!

(担当理事(本部長):田中、担当センター長:田辺)

IPAは、国家試験 ITパスポート試験(i パス)の一層の周知を図るため、バーチャル・シンガー「初音ミク*1」とコラボレーションし、 “ ITの世界へ羽ばたく未来(ミク) ” をテーマに、「piapro*2(ピアプロ)」で初音ミクのイラスト作品を募集するコンテストを4月1日(月)から4月30日(火)まで開催します。


初音ミク


コンテストの募集要項等、詳細については、下記IPA特設ページ及びpiaproコラボページをご確認ください。


IPA 特設ページ: http://www.jitec.ipa.go.jp/miku/index.html

piapro コラボページ: http://piapro.jp/static/?view=itpassport

  1. クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(クリプトン社)が2007年8月に企画・発売した「歌を歌うソフトウェア」であり、ソフトウェアのパッケージに描かれた「キャラクター」。
  2. クリプトン社が運営するCGM(Consumer Generated Mediaの略称。インターネットなどを活用して消費者が内容を生成していくメディア。)型コンテンツ投稿サイト。イラストや楽曲などの作品を投稿・発表し、意見交換をするなど、多数のクリエイターが交流するコンテンツ投稿サイト。http://piapro.jp/


2.「クリックジャッキング」に関するレポートを公開
〜クリックジャッキングの対策が行われていたのは、56サイトの内3サイト〜

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:笹岡)

IPAは、知らぬ間にプライバシー情報の非公開設定を公開設定に変更されてしまうなどの恐れのある「クリックジャッキング*3」攻撃への対策状況に関する調査を行い、その仕組みや対策のポイントをまとめ、「IPAテクニカルウォッチ」として、3月26日(火)に公開しました。

本調査では、「クリックジャッキング」攻撃の対策が浸透しているかどうかを、ログイン機能を持ちウェブサイト上でユーザー情報の変更等ができるウェブサイト56件を抽出し調査しました。その結果、対策済みだったのは 3サイトで、残り53サイトでは未対策であることが判りました。この対策が進んでない理由として、その仕組みや対策方法が理解されていないことにあると推測しています。

IPAでは、本レポートが「クリックジャッキング」の理解と対策方針の参考のために活用されることを期待します。


「クリックジャッキング」に関するレポートの詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/about/technicalwatch/20130326.html

  1. クリックジャッキング:2008年にその脅威が周知された攻撃で、ユーザーを視覚的にだまして正常に見えるウェブページ上のコンテンツを示し、実際は別のウェブページのコンテンツをクリックさせる攻撃のこと。


3.「IT人材白書2013」を公開

(担当理事(本部長):田中、担当部長:巽)

IPAは、「IT人材白書2013 強みを活かし多様化の波に乗れ 〜グローバルIT人材、WEB人材に求められるスキルとは〜」を3月28日(木)に公開しました。

本書は、IT人材育成事業の一環としてIT人材の市場動向を網羅的に調査し、結果をまとめたもので、IT人材の育成を考えるすべての経営者、実務・政策担当者、人事担当者に必見の書です。

今回の調査では、従来の動向調査に加え、すでに避けられない潮流となっているグローバル化に対する企業動向や、インターネット関連技術を活用し、急速な拡大を見せているWEBビジネスを、新たな需要を創造する今後の成長産業のひとつとして捉え、より広範囲な人材を取り巻く環境や人材の実態について、その一部を明らかにしました。

また、2012年度の情報セキュリティの現状を取りまとめ、「情報セキュリティ白書2013」として9月に発行予定です。


「IT人材白書2013」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/jinzai/jigyou/about.html



4.「アジャイル型開発におけるプラクティス活用事例調査の報告書」と「リファレンスガイド」を公開

(担当理事(本部長):仲田、担当所長:松本)

IPAは、「アジャイル型開発*4 におけるプラクティス活用事例調査の報告書」および「リファレンスガイド」を3月19日(火)に公開しました。

IPAでは、アジャイル型開発の活用が進む先駆的国内企業の59件のプラクティス*5の利用状況を調査、分類しました。プロジェクト規模やアジャイル型開発の種類*6 などによる適用状況の違いや、適用する場合の工夫や留意点などについて、調査報告書とリファレンスガイドとしてまとめました。

本報告書および本ガイドにより、プラクティス導入の失敗や試行錯誤時間が減少し、アジャイル型開発のプロジェクトの成功率が高くなることを期待します。


「アジャイル型開発におけるプラクティス活用事例調査の報告書」と「リファレンスガイド」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://sec.ipa.go.jp/reports/20130319.html

  1. ビジネス上の優先度が高い順に、短いサイクルで機能単位の開発を繰り返す手法。
  2. 「アジャイル型開発」には、「ペアプログラミング」「日次ミーティング」「ファシリテータ」等といった開発プロジェクトの適用技術、開発プロセス、組織運営等を表した指針。
  3. アジャイル型開発にはScrumやXP(eXtreme Programming)等、いくつかの開発手法があります。

 

Ⅱ.セキュリティセンター

1.4月の呼びかけ「どうして偽セキュリティ対策ソフトがインストールされるの? 」を公開
〜基本的な対策を知って、慎重にネットサーフィンしよう〜

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:笹岡)

IPAは、情報セキュリティに関する今月の呼びかけを4月1日(金)に公開しました。呼びかけ内容は、以下のとおりです。


「 どうして偽セキュリティ対策ソフトがインストールされるの? 」

〜 基本的な対策を知って、慎重にネットサーフィンしよう 〜


今月の呼びかけでは、“ウイルスに感染している”、“ハードディスク内にエラーが見つかりました”といった偽の警告画面を表示し、それらを解決するためとして有償版製品の購入を迫る、「偽セキュリティ対策ソフト」型ウイルスの相談・届出が、引き続き多く寄せられていることから、そのウイルスに感染させられるまでの手口を解説し、対策について説明しています。このようなウイルスに感染しないためには、以下に示す基本的な対策が重要です。


・OSと各種プログラムを常に最新状態にする(パソコンの脆弱性を解消する)。


・ウイルス対策ソフトを導入し、ウイルス定義ファイルを最新に保ちながら使用する。


2013年4月の呼びかけの詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/security/txt/2013/04outline.html



2.「第9回IPA情報セキュリティ標語・ポスター・4コマ漫画コンクール」の募集開始

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:笹岡)

IPAは、「第9回 IPA情報セキュリティ標語・ポスター・4コマ漫画コンクール」の作品を4月1日(月)から9月9日(月)まで募集します。

本コンクールは、小学生から高校生(高専生を含む)を対象に毎年実施しているもので、2006年から開始し、本年で9回目(2007年は2回実施)となります。

本コンクールは、情報モラル・セキュリティをテーマとした標語やポスター、4コマ漫画を制作する過程において、児童や生徒自身が著作権の重要性を知ること、コンピューターウイルスへの感染や不正アクセス、情報漏えい等の脅威から身を守る方法を考えること、そして、明るいネットワーク社会の実現に向けた情報セキュリティ意識向上のきっかけとなることを目的に実施しています。

IPAでは、本コンクールへの参加が、児童・生徒・学生の安全なインターネット利用と、情報セキュリティ意識の格差解消につながることを期待します。


「第9回IPA情報セキュリティ標語・ポスター・4コマ漫画コンクール」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/about/press/20130328_3.html



3.「2012年度 デジタル複合機のセキュリティに関する調査報告書」を公開
〜IT化が進むデジタル複合機のセキュリティ上の脅威・脆弱(ぜいじゃく)性に対策を〜

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:笹岡)

IPAは、デジタル複合機のセキュリティに関する調査を実施し、セキュリティ上の問題や対策ガイドなどをまとめ、その報告書を3月12日(火)に公開しました。

本調査では、デジタル複合機の最新の機能・利用環境におけるセキュリティ上の脅威・脆弱性について、利用者側が運用面で対処すべきものと開発者側が機能面で対処すべきものに分類し解説しています。

また、近年話題となり攻撃される機会の多い脆弱性や、古くから残存しているが認識されていない脆弱性などを、攻撃手法の例とその原因を解説し、運用・開発・検査の観点から対策を考察しています。

IPAでは、調達者や利用者がデジタル複合機のセキュリティ上の脅威・脆弱性を認識し、調達における適切なセキュリティ要件の提示と、適切な運用・管理のためのガイドとして本報告書が活用されることを期待します。


「2012年度 デジタル複合機のセキュリティに関する調査報告書」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/about/press/20130312.html



4.「2013年版 10大脅威 身近に忍び寄る脅威」を公開
〜増大するサイバー攻撃の脅威。自組織への影響を認識し、対策を講じることが重要〜

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:笹岡)

IPAは、近年の情報システムを取り巻く脅威を「2013年版10大脅威 身近に忍び寄る脅威」としてまとめ、3月12日(火)に公開しました。

本資料は、情報セキュリティ分野の研究者、企業などの実務担当者など117名から構成される「10大脅威執筆者会」メンバーの知見や意見を集めながら、近年の情報システムを取り巻く脅威について解説したものです。

2013年度版の上位3件は、以下のとおりです。


・ 第1位 「クライアントソフトの脆弱性を突いた攻撃」


・ 第2位 「標的型諜報攻撃の脅威」


・ 第3位 「スマートデバイスを狙った悪意あるアプリの横行」


IPAでは、本資料が近年の情報システムを取り巻く脅威の理解や対策の参考となり、企業の研修やセキュリティ教育等で活用されることを期待します。


「2013年版 10大脅威 身近に忍び寄る脅威」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/about/press/20130312_2.html



5.「企業ウェブサイトのための脆弱性対応ガイド」などの公開および「脆弱性ハンドブック」を発行
〜「情報システム等の脆弱性情報の取扱いに関する研究会」の活動成果〜

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:笹岡)

IPAは、小企業のウェブサイトの脆弱性対策を促進するための「企業ウェブサイトのための脆弱性対応ガイド」を、3月28日(木)に公開しました。また、「脆弱性ハンドブック」を発行し、販売を開始しました。

本ガイドでは、企業のウェブサイト運営者が、ウェブサイトに対する脆弱性対策の考え方や、脆弱性が発見される以前に検討しておくべきこと、また脆弱性情報を告げられた際に実施すべきことを知ることができます。主な内容は次のとおりです。


・脆弱性によるウェブサイトの問題


・脆弱性対策を必ず行うべきウェブサイト


・ウェブサイトの脆弱性対策のポイント


・ウェブサイトの脆弱性対策の要否に関するチェックリスト


また、IPAでは脆弱性対策の実態を把握するとともに、企業を中心とした利用者、ソフトウェア製品開発者、ウェブサイト運営者における脆弱性対応の取組みを促す方策の推進に取り組んできました。その成果を幅広い読者へ提供し、深い理解と制度の一層の活性化に向けて、「脆弱性ハンドブック」としてとりまとめました。


「企業ウェブサイトのための脆弱性対応ガイド」および「脆弱性ハンドブック」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/about/press/20130328_2.html



6.セキュリティセンターからの公開情報

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:笹岡)

IPAは、事業成果を広く普及・啓発することを目的として、成果を公開しています。


スマートテレビ*7 の製品開発における脆弱性低減のための対策および課題等を「スマートテレビの脆弱性検出」に関するレポートにまとめ、3月18日(月)に公開しました。

http://www.ipa.go.jp/about/press/20130318.html


クライアントソフトウェアの脆弱性を狙った攻撃の実情や対策のポイントについてまとめ、「クライアントソフトウェアの脆弱性対策」に関するレポートを「IPAテクニカルウォッチ」として、3月22日(金)に公開しました。

http://www.ipa.go.jp/about/technicalwatch/20130322.html


企業やその他の組織において内部不正対策の整備を可能にすることを目的とした「組織における内部不正防止ガイドライン」を、3月25日(月)に公開しました。

http://www.ipa.go.jp/about/press/20130325.html


自動車本体や車載機器の企画段階から廃棄段階までに検討すべき情報セキュリティ上のポイントをまとめた「自動車の情報セキュリティへの取組みガイド」と、国内外における自動車セキュリティ関連情報を調査した「2012年度 自動車の情報セキュリティ動向に関する調査報告書」を、3月25日(月)に公開しました。

http://www.ipa.go.jp/about/press/20130325_2.html

  1. スマートテレビ:テレビ放送を視聴できるだけではなく、インターネットや他の情報家電と接続することで、ウェブサイトや静止画などの閲覧や動画の再生などを実現できる多機能なテレビ。


Ⅲ.ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)

1.「SEC BOOKS 共通フレーム2013〜経営者、業務部門とともに取組む「使える」システムの実現〜」を発行

(担当理事(本部長):仲田、担当所長:松本)

IPAは、「SEC BOOKS 共通フレーム2013〜経営者、業務部門とともに取組む「使える」システムの実現〜」を3月4日(月)に発行しました。

IPAでは、「ソフトウェア、システム、サービスに関係する人々が”同じ言葉を話す”こと」ができるよう、共通の枠組みを作成しました。

前版である「共通フレーム2007第2版」では、主にシステムの構築段階における開発者および受注者の作業を規定したものでしたが、運用段階の作業や運用を見据えたシステム企画、運用上の課題のシステム改良へのフィードバックなどリニューアルしたものです。

主な特徴は次のとおりです。


・ベースとなる国際規格をJIS X 0160:2012に変更


・要件定義プロセスに、要件定義の国際規格であるISO/IEC/IEEE 29148のエッセンスを導入


・運用・サービスとシステム開発の連携を考慮した、サービスプロセスの導入


・システム開発とソフトウェア開発の明確な分離


「SEC BOOKS 共通フレーム2013」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://sec.ipa.go.jp/reports/20130304.html



2.「SEC BOOKS 組込みソフトウェア開発における品質向上の勧め[バグ管理手法編]」を発行

(担当理事(本部長):仲田、担当所長:松本)

IPAは、組込みソフトウェアの開発を対象とした「組込みソフトウェア開発における品質向上の勧め[バグ管理手法編]」を3月8日(金)に発行しました。

本書では、組込みシステムにおけるテスト工程でのバグ管理の重要性や、システム利用環境下での自然現象の考慮*8 など、組込みシステムならではの事情を踏まえたバグ管理方法のほか、バグ管理を行う上での様々な課題を解決するため、考え・手法・工夫・基準等をまとめたものです。高品質化への要求と製品価格・納期に対する要求を両立させたバグ管理を行うための手法やポイントを具体的な事例を基に紹介しています。

本書を開発者の方々に利用していただくことにより、組込みソフトウェアの品質や信頼性が向上することを期待します。


「SEC BOOKS 組込みソフトウェア開発における品質向上の勧め[バグ管理手法編]」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://sec.ipa.go.jp/reports/20130308.html

  1. 空調機器等における気温や湿度、自動車等の屋外利用機器における天候の変化など。


3.「SEC journal 第32号」を発刊

(担当理事(本部長)仲田、担当所長:松本)

IPAは、SEC journal 第32号を3月1日(金)に発刊しました。SEC journalは、2005年1月に創刊号発行以来、毎年4回、季刊誌として発行しています。

SEC journal 第32号の主な掲載記事は、以下のとおりです。


・所長対談: 「IT融合時代のクルマの役割について考える」

株式会社トヨタIT開発センター 代表取締役会長 井上 友二 氏


・技術解説:ソフトウェア組込み型デバイス製品のための機能安全活動の実践とその成果


・論文:プロジェクトコミュニケーション管理プロセスの適用評価


SEC journalは、次のURLをご覧いただくことができます。

http://sec.ipa.go.jp/secjournal/index.html



4.「第7回要求シンポジウム」を実施

(担当理事(本部長):仲田、担当所長:松本)

IPAは、3月8日(金)、豊洲センタービル(東京都江東区)にて、株式会社NTTデータとの共催で「第7回要求シンポジウム」を実施しました。

本シンポジウムでは「技術の進展とビジネス環境の変化を受けたソフトウェア要求品質の向上に向けて」をテーマに、システム開発の上流工程からシステム品質を積極的に高めていく方法やシステム要求を効率的に確認する方法などを取り上げ、情報システムの発注者であるユーザー、受注者であるベンダー、中立的な立場(研究者・業界団体)の3つの視点から要求工学の課題に迫りました。また、システム要求に関して幅広くテーマをとりあげ、実践的な指針となる研究成果や事例を紹介しました。

当日は147名の方が参加し、「講演資料をウェブサイトで閲覧したい」等のご要望があり、関心の高さが伺えました。


「第7回要求シンポジウム」の詳細および講座資料については、次のURLをご覧下さい。

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130308.html



5.SEC特別セミナー「アジャイル開発の人材〜アジャイル開発の技術者人材像・認定制度と大学・企業での取組みについて〜」を開催

(担当理事(本部長):仲田、担当所長:松本)

IPAは、SEC特別セミナー「アジャイル開発の人材〜アジャイル開発の技術者人材像・認定制度と大学・企業での取組みについて〜」を3月18日(月)に品川フロントビル(東京都品川区)で開催しました。

本セミナーでは、アジャイル開発者の人材像の例として、国際的な技術者認定制度に取組むScrum Allianceの「Scrum Master」と日本で準備を進めている試験制度について各組織の代表者が解説しました。また、大学と企業での技術者育成の実際について、ご紹介しました。

本セミナーには122名の方が参加し、活発な議論が行われました。参加者からは「アジャイルの基本を確認できた」「より具体的な事例や取組み、活用方法など詳細を知りたい」などの意見・感想をいただきました。これらの意見を今後のIPAの事業や成果普及活動に活かしていきます。


「アジャイル開発の人材」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130318-02.html



6.ソフトウェア・エンジニアリング・センターからの公開情報

(担当理事(本部長):仲田、担当所長:松本)

IPAは、事業成果を広く普及・啓発することを目的として、成果を公開しています。


非機能要求*9 の定義手法である「非機能要求グレード*10 」を活用したシステム構築をより一層推進し、システム障害低減につなげるため「非機能要求 グレード の研修教材と利用ガイド[活用編]」を3月11日(月)に、公開しました。

http://sec.ipa.go.jp/reports/20130311.html


高信頼なシステム開発に課題を抱える日本企業の中国子会社やオフショア先での利用も想定し、システム開発の品質向上に寄与することを目的とした、「非機能要求グレードの中国語版」を3月29日(金)に公開しました。

http://sec.ipa.go.jp/reports/20130329.html


2012年9月に公開した「GQM+Strategies*11 ワークショップ教材・ツール(平成23年度版)(2012年9月)」を使いやすさの改善など内容を改定し、「GQM+Strategiesワークショップ教材・ツール(平成24年度版)」として3月25日(月)に公開しました。

http://sec.ipa.go.jp/reports/20130325.html


SPEAK-IPA*12 およびSPINA3CH*13 の利用法を示し、状況に適した手法、ツールを使用することによる、円滑なプロセス改善活動を実施出来るよう、「プロセス改善ツールを円滑に活用するためのガイドと教材」を3月26日(火)に公開しました。

http://sec.ipa.go.jp/reports/20130326.html


普及活動の民間への移管を推進するため、教材を整備し、トレーナー養成セミナーを修了されていない方々にも広くご利用いただけるよう、「ESxR*14 シリーズ トレーナーズトレーニング教材」を3月28日(木)に公開しました。

「ESPRトレーナーズトレーニング教材」
http://sec.ipa.go.jp/reports/20130328_2.html

「ESMR/ESMGトレーナーズトレーニング教材」
http://sec.ipa.go.jp/reports/20130328_3.html


IPAでは、2010年4月に「人材育成WG」を2012年4月に「厳密な仕様記述WG」を発足させ、次の「実務家のための形式手法シリーズ」を3月28日(木)に公開しました。

・「厳密な仕様記述を志すための形式手法入門 第二版」

・「対象を如何にモデル化するか?」

・「厳密な仕様記述入門」

http://sec.ipa.go.jp/reports/20130328.html


  1. 非機能要求とは、情報システムにおけるセキュリティや性能、業務の手順などといったシステムの機能以外に関するシステムの安定・安全な稼動のために必要な要件。
  2. サーバー等の機器やOS・ミドルウェア等のシステム基盤に対する非機能要求の定義手法。http://sec.ipa.go.jp/std/ent03-b.html
  3. GQM+Strategiesは、IESEが保有する国際登録商標。GQMはGoal・Question・Metricの略。
  4. ソフトウェアを主体としたシステム開発を行うことを主業務とする組織のプロセス能力を客観的に評価(ソフトウェアプロセスアセスメントの実施)するための枠組み。
  5. ソフトウェアの開発プロセスに問題意識を持つ技術者向けに、改善活動に役立つヒントなどを盛り込んだツール類をとりまとめたプロセス改善の手法。
  6. ESPR、ESMG、ESMR等を含む、高品質な組込みソフトウェア開発に関する標準リファレンス。


7.SECセミナー開催報告(2013年3月)

(担当理事(本部長):仲田、担当所長:松本)

IPAは、事業成果を広く普及・啓発することを目的としたセミナー、またソフトウェア・エンジニアリングに関する国内外の最新動向などを紹介するSECセミナーをそれぞれ実施しています。

3月は、次の日程で実施しました。


・エンタプライズ系総合セミナー

3月4日(月)〜6日(水) IPA会議室(東京都文京区)で開催

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130304-06.html


・プロセス改善セミナー

3月7日(木) 福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター(福岡市博多区)で開催

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130307.html


・ESPRトレーナー養成セミナー
 〜組込みソフトウェア向け開発プロセスガイド(ESPR)のトレーナー養成〜

3月7日(木)〜8日(金) IPA会議室(東京都文京区)で開催

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130307-08.html


・第1回産学連携のためのソフトウェア・シンポジウム
 〜2012年度ソフトウェア工学分野の先導的研究支援事業〜

3月11日(月) 文京グリーンコートセンターオフィス (東京都文京区)で開催

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130311.html


・ESxR体験セミナー:組込みシステム開発技術リファレンスESxRシリーズ2012年度(新刊)全ガイドの解説〜「設計事例集」「テスト事例集」「バグ管理ガイド」〜

3月11日(月)〜12日(火) 東北経済産業局(仙台市青葉区)で開催

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130311-12.html


・非機能要求グレードのワークショップ
 〜システム基盤の非機能要件定義を講義と演習で身につける〜

3月13日(水) 文京グリーンコートセンターオフィス(東京都文京区)で開催

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130313.html


・組込みソフトウェア開発における標準的なバグ管理手法の解説

〔新刊〕 組込みソフトウェア開発における品質向上の勧め[バグ管理手法編]

3月15日(金) IPA会議室(東京都文京区)で開催

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130315.html


・「共通フレーム2013」ご紹介セミナー

3月18日(月) 株式会社北海道ソフトウェア技術開発機構(札幌市白石区)で開催

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130318.html


・ソフトウェア・エンジニアリング・セミナー
 〜「共通フレーム2013」および「GQM+Strategies」のご紹介〜

3月21日(木) 一般財団法人関西情報センター(大阪市北区)で開催

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130321.html


・ITC北海道 / IPA共催セミナー
 〜「GQM+Strategies」入門編〜

3月23日(土) 北農健保会館(札幌市中央区)で開催

http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130323.html



Ⅳ.国際標準の推進

1.「OSSライセンス遵守活動のソフトウェアライフサイクルプロセスへの組込み」を公開

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:田代)

IPAは、「OSS*15 ライセンス遵守活動のソフトウェアライフサイクルプロセスへの組込み」を3月14日(木)に公開しました。

IPAでは、システムや製品・サービスを開発する上でOSSを利用する際、実際にどのようにライセンス義務を履行すればよいのか、という本質的な課題について検討し、標準化された開発プロセス(共通フレーム2007第2版(2009年10月))に組込んだ解説書として取りまとめました。

本書が多くの技術者・法務担当者に対して、OSSを利用したシステム・製品・サービスを開発する際の参考となることを期待します。


「OSSライセンス遵守活動のソフトウェアライフサイクルプロセスへの組込み」の詳細については、次のURLをご覧ください。

http://ossipedia.ipa.go.jp/legalinfo/SLCP_Reuse2013.pdfIPA

  1. OSS:Open Source Software


2.OSS評価ツール MOSSTの「評価指標の技術解説Ver.1.0」および「マニュアル改定版(Ver.2.0)」を公開

(担当理事(本部長):仲田、担当センター長:田代)

IPAは、OSS評価ツールMOSST*16 の「評価指標の技術解説Ver.1.0」および「マニュアル改定版(Ver.2.0)」を3月29日(金)に公開しました。

「評価指標の技術解説Ver.1.0」は、OSSの信頼性を評価するツールの一つであるMOSSTで計測される指標の内容を説明したものであり、ツールの計測結果を利用する際に有効です。

あわせて、「マニュアル改定版(Ver.2.0)」としてセットアップ方法と操作方法のマニュアルを公開しました。

OSS開発者やシステム提供者が本ツールを利用し、客観的、定量的な評価を行うことによりOSSの信頼性が向上することを期待します。


「OSS評価ツールMOSST評価指標の技術解説Ver.1.0」および「マニュアル改定版(Ver.2.0)」の詳細については、次のURLをご覧ください。

https://www.ipa.go.jp/osc/qualipso/index.html#hyouka

  1. MOSST(Model for OSS trustworthiness):ソースコードに対してさまざまな静的解析を行う。ソースコードの複雑性やテストのカバレッジ計測等のツールを活用し、結果を視覚化するためのユーザーインターフェイスを提供。


Ⅴ.IT人材育成

1.「第1回未踏シンポジウム」を開催

(担当理事(本部長):田中、担当センター長:大島)

IPAは、「第1回未踏シンポジウム」を3月22日(金)に富士ソフトアキバプラザ アキバホール(東京都千代田区)で開催しました。

本シンポジウムは、日本発のイノベーションを創出し産業界の活性化・競争力強化のために、未踏事業で輩出してきたクリエータに代表される「突出したIT人材」の活用を考えていくことを目的に開催いたしました。

プログラムは、未踏事業の紹介に始まり、「若い突出したIT人材」の活用に関する古川氏(情報処理学会会長、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO*17 )理事長)による基調講演、未踏クリエータ・ショートプレゼンテーション、パネルディスカッションを行いました。

当日は産業界の方を中心に136名の方が参加し、終了後にも活発な意見交換が行われました。


「第1回未踏シンポジウム」の詳細については、以下の次のURLをご覧ください。

http://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/2012/event/symposium/index.html

  1. NEDO:New Energy and Industrial Technology Development Organization


2.平成25年度春期情報処理技術者試験の応募者数について

(担当理事(本部長):田中、担当センター長:田辺)

IPAは、平成25年度春期情報処理技術者試験(所管:経済産業省、4月21日(日)実施)の応募者数を3月13日(水)に公開しました。

平成25年度春期情報処理技術者試験(以下、春期試験)の応募者数は、前年同期比 92.8%の 193,905人となりました。

春期試験における区分別の応募者数は、基本情報技術者試験が66,667人(前年同期比:88.8%)、応用情報技術者試験が52,556人(前年同期比:95.1 %)、高度試験が74,682人(前年同期比:95.1 %)です。

各試験区分の応募者数は以下のとおりです。


試験区分 応募者数
(人)
前年度同期
応募者数(人)
前年同期比
(%)
総数 193,905 208,837 92.8
基本情報技術者試験 66,667 75,085 88.8
応用情報技術者試験 52,556 55,253 95.1
高度試験 74,682 78,499 95.1

プロジェクトマネージャ試験 18,571 19,680 94.4
データベーススペシャリスト試験 17,489 18,799 93.0
エンベデッドシステムスペシャリスト試験 5,233 5,559 94.1
情報セキュリティスペシャリスト試験 28,930 29,756 97.2
システム監査技術者試験 4,459 4,705 94.8

応募者・受験者・合格者の推移など統計に関する詳細については、次のURLをご覧ください。

http://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/_index_toukei.html