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プレス発表 IT人材育成のための「i コンピテンシ ディクショナリ」の拡充を目的に、アイルランドの研究機関「IVI(*1)」と相互協力協定を締結

2016年4月20日
独立行政法人情報処理推進機構

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:富田達夫)は4月20日(水)、IPAが提供するIT人材育成のフレームワーク「i コンピテンシ ディクショナリ」(以下、iCD)と、アイルランドの研究機関「IVI(Innovation Value Institute、General Manager:Mr. Martin Delaney)」が提供する「IT-CMF(*2)」の連携を深めるため、IVIと相互協力協定を4月19日(火)に締結したことを公表しました。

 IPAが提供するiCDは、組織内のIT人材育成に活用できるツールとして、IT人材に求められる業務(タスク)とスキルを「タスクディクショナリ」、「スキルディクショナリ」として整理・体系化したものです。
 一方、IVIが提供するIT-CMFは、企業のIT能力成熟度を測るツールとして、主にCIO(*3)などに求められる能力を整理・体系化したもので、既に米国や欧州を中心に一部の日本企業などをあわせて90以上の組織(*4)において活用されています。


 今回のIPAとIVIの相互協力協定の締結は、それぞれが提供するiCDとIT-CMFを相互に補完し、互いの連携・協力関係を深めていくことを目的としています。
 具体的には、IPAはCIOに求められる能力をIT-CMFから補完することでiCDのさらなる拡充が可能と考えており、さらに国際的に活用されているIT-CMFとの連携関係を構築することで、iCDの国際的な普及展開、認知度向上を図っていきたいと考えています。
 また、IVIは、iCDで整理・体系化されたIT人材に求められるタスク・スキルをIT-CMFに補完し、IT-CMFを拡充していくことを目的としています。


図 IPAとIVIの相互協力協定締結の目的

 相互協力協定の締結は、4月19日(火)にアイルランド大使館において駐日アイルランド大使 Ms. Anne Barrington(アン・バリントン氏)の立会により、IPAからは理事長の富田達夫とIVIからはGeneral ManagerのMr. Martin Delaney(マーティン・デラニー氏)が調印式に参列し、相互協力協定に関する覚書の調印を行い、今後互いに協力し連携を深めていくことを相互に確認しました。


写真 相互協力協定に関する覚書 調印式の様子

 IPAは、IVIとの協力関係を新たに構築したことを踏まえ、今後、iCDとIT-CMFの連携や拡充が進むことにより、iCDを活用する企業においてCIOをはじめIT人材の育成や、その環境整備が進展していくことを期待しています。

脚注

(*1) IVI(Innovation Value Institute):アイルランド国立大学Maynooth校とインテル・コーポレーションが共同で設立したテクノロジーに関する非営利の研究機関。

(*2) IT-CMF(IT Capability Maturity Framework):ITがビジネスに貢献するという観点に重きを置き、主にCIOやITの意思決定者を対象に、企業・組織のIT能力成熟度を測定・改善するためのフレームワーク。

(*3) CIO(Chief Information Officer):最高情報責任者。

(*4) IT-CMFを活用する組織で構成するIVIのコンソーシアムは、国内企業ではNTTデータや富士通、海外企業ではインテル・コーポレーション、マイクロソフト、ボストン・コンサルティング・グループ、アーンスト・アンド・ヤング、シェブロン、シェル、シスコシステムズなど90以上の組織が参画している。

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本件に関するお問い合わせ先

IPA IT人材育成本部 HRDイニシアティブセンター 林口/遠藤

Tel: 03-5978-7544 Fax: 03-5978-7516 E-mail: 電話番号:03-5978-7544までお問い合わせください。

報道関係からのお問い合わせ先

IPA 戦略企画部 広報グループ 山北/一家

Tel: 03-5978-7503 Fax: 03-5978-7510 E-mail: 電話番号:03-5978-7503までお問い合わせください。