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プレス発表 コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況および相談状況 [2015年第1四半期(1月~3月)]

届出で最多だったのは“パソコン内に裏口(バックドア)を仕掛ける”不正プログラム

2015年4月24日
独立行政法人情報処理推進機構

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)は、2015年第1四半期(1月~3月 )のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出(*1)および相談の状況をまとめました。

1. コンピュータウイルス届出状況(ウイルスおよび不正プログラム検出状況)

 2015年第1四半期に届出されたウイルス検出数は8,038個[前四半期比(以後、同):約59%減]、不正プログラム検出数は74,822個(同:約17%減)でした。
 検出された不正プログラムの第1位はパソコン内に裏口を仕掛ける不正プログラムの総称である“Backdoor”(バックドア)で、検出数は16,637個(1月:3,839、2月:11,374、3月:1,424)でした。“Backdoor”の検出数は2014年第2四半期(4月~6月)以降、今四半期にいたるまで増加傾向が続いています。

2. コンピュータ不正アクセス届出状況

 2015年第1四半期の届出の総数は34件[前四半期(以後、同):28件]でした。そのうち「なりすまし」が19件(同:11件)、「侵入」が5件(同:4件)、「不正プログラム埋込」が2件(同:3件)、「DoS」が1件(同:0件)などでした。「なりすまし」の届出のうち8件はメールアカウントの不正利用によりスパムメール送信の踏み台にされてしまった被害でした。

3. 相談状況

 2015年第1四半期のウイルス・不正アクセス関連の相談総件数は3,311件でした(同:3,543件)。相談員による対応件数は1,532件で、その中で最も多かったのが約半数を占める「ワンクリック請求」で733件(同:755件)でした。そのうちスマートフォンにおける「ワンクリック請求」は210件(同:201件)で、ワンクリック請求の相談総数ともに前四半期から横這いとなっています。
 また「インターネットバンキング」に関する相談は24件(同:7件)でした。そのうち、相談者のパソコンがインターネットバンキングのログイン情報を窃取する不正プログラム“Bancos”に感染していたのは21件(同2件)でした。その相談件数は2014年第3四半期(7月~9月)にそれまでの約四分の一に激減して以来、低水準で推移していますが、今四半期は24件と再び増加しました。

◆ 本リリースの詳細は、https://www.ipa.go.jp/security/txt/2015/q1outline.html をご参照ください。

脚注

(*1) コンピュータウイルスの届出は、通商産業省(現・経済産業省)のコンピュータウイルス対策基準に基づき1990年4月にスタートした制度です。その後、不正アクセスの届出が1996年8月に同省のコンピュータ不正アクセス対策基準によりスタートしました。両制度の届出機関は、いずれもIPAが指定されています。

 コンピュータウイルス対策基準   : http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/CvirusCMG.htm 別ウィンドウで開く

 コンピュータ不正アクセス対策基準 : http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/UAaccessCMG.htm 別ウィンドウで開く

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本件に関するお問い合わせ先

IPA 技術本部 セキュリティセンター 加賀谷/小川

Tel: 03-5978-7591 Fax: 03-5978-7518 E-mail: 電話番号:03-5978-7591までお問い合わせください。

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