2012年10月17日
独立行政法人情報処理推進機構
IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)は、2012年第3四半期(7月〜9月)のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出(*1)状況および相談受付状況をまとめました。
URL:http://www.ipa.go.jp/security/txt/2012/q3outline.html
※「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況および相談受付状況」は、2012年9月まで毎月公表しておりましたが、今月より、四半期毎に公表させていただくこととなりました。なお、「今月の呼びかけ」につきましては、従来通り毎月の公表を行います。
1.コンピュータウイルス届出状況
2012年第3四半期[7月〜9月]の届出件数は2,595件(内、感染被害届出は2件)と、2012年第2四半期[4月〜6月]の2,660件から65件の微減での推移となりました。また、2012年第3四半期の検出数は69,738個と、2012年第2四半期の52,565個から17,173個増加での推移となりました。
ウイルス別届出件数では、XM/Larouxの亜種の感染活動が活発なため、徐々に件数が増加しています。
ウイルス別検出数では、W32/Mydoom、W32/Netskyが多く検出されました。
2. 不正プログラム上位10種類の検出状況
2012年第3四半期[7月〜9月]の不正プログラム上位10種類の合計検出数は、77,345個と、2012年第2四半期[4月〜6月]の67,715個から9,630個の増加となりました。
主に海外の宅配会社等の伝票情報を装って感染を試みるInvo、広告を表示させるプログラムの総称であるAdware、オンラインバンキングのID/パスワードを窃取するBancosが多く検出されました。
3. コンピュータ不正アクセス届出状況
2012年第3四半期[7月〜9月]の届出件数は合計38件(前四半期比約181%)であり、そのうち被害があった件数は36件(前四半期比240%)となりました。
IPAに届けられた38件(前四半期21件)のうち、実際に被害があった届出は36件(前四半期15件)と全体の約95%を占めました。また、実際に被害があった届出(36件)のうち、原因の内訳は古いバージョン使用・パッチ未導入が7件、ID・パスワード管理不備が3件、設定不備が3件、などでした。
4. 相談受付状況
2012年第3四半期(7月〜9月)のウイルス・不正アクセス関連の相談総件数は2,819件でした。そのうち「ワンクリック請求」に関する相談が717件、「偽セキュリティソフト」に関する相談が95件、Winnyに関連する相談が19件、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」に関する相談が6件、などでした。
◆詳細は以下のURLからご覧ください。
URL:http://www.ipa.go.jp/security/security/txt/2012/q3outline.html
(*1) コンピュータウイルスの届出は、通商産業省(現・経済産業省)のコンピュータウイルス対策基準に基づき1990年4月にスタートした制度です。その後、不正アクセスの届出が1996年8月に同省のコンピュータ不正アクセス対策基準によりスタートしました。両制度の届出機関は、いずれもIPAが指定されています。
コンピュータウイルス対策基準 :
http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/CvirusCMG.htm
コンピュータ不正アクセス対策基準 :
http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/UAaccessCMG.htm
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