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IPAについて

プレス発表 ISA Security Compliance Institute(ISCI)との制御システムセキュリティ強化のための相互協力の合意について

2012年9月10日
独立行政法人情報処理推進機構

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)技術本部セキュリティセンターは、2012年9月10日、制御システムセキュリティ強化のための活動の一環として、国際的な認証制度や、セキュリティ規格の普及等に関する連携を目的に、ISA Security Compliance Institute(以下、ISCI(*1) )と、正式な相互協力の実施に合意したことを発表します。

 制御システムを構築する際、従来は個々のシステムごとに設計・開発が行われていたため、サイバー攻撃の危険性は低いと考えられてきました。しかし、昨今は、国内外において汎用製品や標準プロトコルの活用が進んでいることにより、利便性が向上している反面、サイバー攻撃の脅威が高まりつつあります。制御システムの安全性確保は、社会的な影響という観点で極めて重要であることから、統一的な制御システムのセキュリティ対策基準の確立と普及の必要性が高まっています。IPAでは、このような状況に対応するため、2008年から制御システムに対する情報セキュリティ面での脅威と対策について、調査と提言を実施してきました。

 この度、ISCIとIPAは制御システムセキュリティの国際的な認証制度や規格の普及等に関する相互協力に合意しました。この合意により、IPAは以下の事業を推進していきます。

  • 日本における国際認証制度の推進
  • 認証用規格に対する日本意見の提案
  • 認証用規格の国内普及啓発活動の推進(規格の日本語版の整備等)

 ISCIは、制御システムに係る規格の標準化活動及び普及啓発活動等を実施する国際計測制御学会(ISA(*2) )のメンバを中心とした評価認証を担う組織であり、制御システム関連製品のセキュリティの強化とその施策の普及を目的として2007年に設立されました。
 設立当初より評価認証のための仕様策定を実施しており、2010年からは、制御システムにおける組込みデバイスに関する認証制度を開始しています。

 今後IPAは、経済産業省及び技術研究組合制御システムセキュリティセンター(CSSC(*3) )と協力し、

  1. 日本の社会インフラ及び産業用制御システムのセキュリティ対策の向上
  2. 制御機器やシステムの認証取得による輸出の促進
    に貢献していきます。

脚注

(*1) ISCI: ISA Security Compliance Institute 本拠地:米国ノースカロライナ州リサーチ・トライアングル・パーク
http://www.isasecure.org/

(*2) ISA: International Society of Automation国際計測制御学会

(*3) CSSC:技術研究組合制御システムセキュリティセンター
http://www.css-center.or.jp/

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本件に関するお問い合わせ先

IPA 技術本部 セキュリティセンター 情報セキュリティ技術ラボラトリー 小林/金野/入澤

Tel: 03-5978-7527  Fax: 03-5978-7518  E-mail: 電話番号:03-5978-7527までお問い合わせください。

報道関係からのお問い合わせ先

IPA 戦略企画部 広報グループ 横山/佐々木

Tel: 03-5978-7503  Fax: 03-5978-7510  E-mail: 電話番号:03-5978-7503までお問い合わせください。