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IPAについて

プレス発表 複数のジャストシステム製品におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)の注意喚起

2012年4月24日
独立行政法人情報処理推進機構
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 IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)は、複数のジャストシステム製品におけるセキュリティ上の弱点(脆弱(ぜいじゃく)性)に関する注意喚起を、2012年4月24日に公表しました。対策方法は「最新版にアップデートする」ことです。

1.概要

 株式会社ジャストシステムが提供する、日本語ワープロソフト「一太郎シリーズ」やメールソフト「Shuriken」など、複数のジャストシステム製品には、画像ファイルを読みこむ際の処理に問題があるため、バッファオーバーフローというセキュリティ上の弱点(脆弱性)が存在します。この弱点が悪用されると、任意のコードを実行されてしまう可能性があります。

 下記のサイトから修正済みバージョンを入手して、更新してください。
  http://www.justsystems.com/jp/info/js12001.html
 最新情報は、次のURLを参照下さい。
  http://jvndb.jvn.jp/jvndb/JVNDB-2012-000035

 本脆弱性情報は、2012年2月15日に情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が The Secunia Vulnerability Coordination Reward Program (SVCRP) を通して JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行い、本日公表したものです。

報告者: Georgia Tech Information Security Center, Tielei Wang氏

2.脆弱性による影響

 ジャストシステム製品の利用者が、ウェブブラウザーで悪意ある文書ファイルを閲覧したり、メール経由で悪意ある画像ファイルを閲覧した場合に、システムが破壊されたり、ウイルスやボットに感染させられたりする可能性があります。

脆弱性による影響の画像

3.対策方法

 対策方法は「開発者が提供する最新のバージョンに更新する」ことです。

4.本脆弱性の深刻度

(1)評価結果

本脆弱性の深刻度 □ I(注意) ■ II(警告) □ III(危険)
本脆弱性のCVSS基本値   6.8  

(2)CVSS基本値の評価内容

AV:攻撃元区分 □ ローカル □ 隣接 ■ ネットワーク
AC:攻撃条件の複雑さ □ 高   ■ 中   □ 低  
Au:攻撃前の認証要否 □ 複数 □ 単一 ■ 不要
C:機密性への影響
 (情報漏えいの可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的
I:完全性への影響
 (情報改ざんの可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的
A:可用性への影響
 (業務停止の可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的

注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact

5.本脆弱性のCWE分類

 本脆弱性のCWE分類は、「数値処理の問題(CWE-189)」です。

6.参考情報

(1)「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」について

 ソフトウェア製品およびウェブサイトの脆弱性対策を促進し、コンピューターウイルスやコンピューター不正アクセス等によって、不特定多数のコンピューター(パソコン)に対して引き起こされる被害を予防するため、経済産業省の告示に基づき、官民の連携体制「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」を整備し運用しています(図6-1参照)。

最新の届出状況は 「脆弱性関連情報に関する届出状況(プレスリリース)」 を参照下さい。

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図6-1.「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」の基本枠組み


プレスリリースのダウンロード

本件に関するお問い合わせ先

IPA 技術本部 セキュリティセンター 大森

Tel: 03-5978-7527  Fax: 03-5978-7518 E-mail:電話番号:03-5978-7527までお問い合わせください。

報道関係からのお問い合わせ先

IPA 戦略企画部 広報グループ 横山/大海

Tel: 03-5978-7503  Fax: 03-5978-7510  E-mail: 電話番号:03-5978-7503までお問い合わせください。