2011年10月26日
独立行政法人情報処理推進機構
IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)は、内閣官房情報通信技術(IT)担当室、経済産業省とともに進めている文字情報基盤事業の成果として、人名漢字等を中心に約6万文字の漢字を収録した文字フォント(IPAmj明朝フォント、アイ・ピー・エー・エム・ジェー ミンチョウフォント)および文字情報一覧表(文字情報基盤文字情報一覧表)の正式版を、2011年10月26日(水)から公開しました。
氏名には多様な漢字が使われており、国、地方公共団体等の行政機関では、情報システムで適切に氏名を扱うために、コンピューターに標準搭載されていない文字を外字として作成するなど、正しく氏名を表記するための様々な取り組みを行ってきました。しかし、氏名を正確に表記したいという要望がある一方で、外字の作成や管理の手間などが、大きな課題となっていました。
そこでIPAでは、経済産業省委託事業「文字情報基盤構築に関する研究開発事業」において、行政機関の情報システムで、人名等の漢字を効率的に扱う基盤のあり方について検討するとともに、各組織での共通基盤として利用可能な文字フォントの作成を行い、IPAmj明朝フォントの検証版として公開しました(*2)
その後、内閣官房情報通信技術(IT)担当室、経済産業省とともに平成23年度文字情報基盤推進委員会を設置し、正式版公開に向けた検証を進めるとともに、実運用に向けた環境整備をしてきました。
この度、住民基本台帳ネットワークシステム統一文字との対応関係等についての検証作業を終えましたので、IPAmj明朝フォントおよび文字情報一覧表の正式版を公開します。これにより、行政機関や行政機関内のシステム毎に外字を作成していた文字の相互参照が可能になり、住民の利便性向上や行政機関の効率化が期待されます。詳細は別添資料を参照ください。
IPAでは、本事業の成果が我が国における文字活用の共通基盤として広く普及することを目指し、今後も引き続き文字フォント、文字情報一覧表等の整備拡充、符号化や関連技術に関する標準化提案等を継続するとともに、実証実験等による技術検証にも努めていきます。
■IPAmj明朝フォント、文字情報基盤文字情報一覧表および報告書は以下からダウンロード可能です。
http://ossipedia.ipa.go.jp/ipamjfont/
| (*1) | コンピューター用に標準的に提供されている文字セットに含まれておらず、オーダーメード等により追加した文字。 |
| (*2) | 2011年5月18日 プレスリリース 「約6万文字を収録した新しいIPAフォント(検証版)の公開」 http://www.ipa.go.jp/about/press/20110518.html |
Tel: 03-5978-7503 Fax: 03-5978-7510 E-mail: ![]()