2011年8月3日
独立行政法人情報処理推進機構
IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)セキュリティセンターは、2011年7月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況をまとめました。
URL: http://www.ipa.go.jp/security/txt/2011/08outline.html
IPAでは2011年2月にスマートフォンのウイルスに関する呼びかけ(※1)を発表しましたが、その後も新しいウイルスが次々と発見されており、利用者にとってウイルス感染の脅威はますます高まってきています。
また、ここ最近のIPAのウイルス届出の状況においても、スマートフォン(特にAndroid 端末)を狙ったウイルスが検出され始めています。
このような状況を考慮し、今回改めてスマートフォンをとりまくウイルス事情を解説するとともに、スマートフォンを安全に使うためにとるべき具体的な手段を紹介します。
※1 IPA-2011年2月の呼びかけ「スマートフォンのウイルスに注意!」
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2011/02outline.html
内容は(1)最近のスマートフォンのウイルス事情、(2)IPAに届出のあったスマートフォンのウイルスについて、(3)スマートフォンを安全に使用するための六箇条、で構成しています。詳細は添付資料をご参照ください。
7月のウイルスの検出数(※1) は、約2.3万個と、6月の約3.8万個から39.4%の減少となりました。また、7月の届出件数(※2) は、1,064件となり、6月の1,209件から12.0%の減少となりました。
※1 検出数 : 届出にあたり届出者から寄せられたウイルスの発見数(個数)
※2 届出件数 : 同じ届出者から寄せられた届出の内、同一発見日で同一種類のウイルスの検出が複数ある場合は、1日何個検出されても届出1件としてカウントしたもの。
・7月は、寄せられたウイルス検出数約2.3万個を集約した結果、1,064件の届出件数となっています。
検出数の1位は、W32/Netskyで約1.0万個、2位はW32/Mydoomで約9.5千個、3位はW32/Autorunで約1.5千個でした。
7月は、特に目立った動きはありませんでした。
7月の届出件数は8件であり、そのうち何らかの被害のあったものは5件でした。
不正アクセスに関連した相談件数は47件であり、そのうち何らかの被害のあった件数は15件でした。

被害届出の内訳は、侵入4件、なりすまし1件でした。
「侵入」の被害は、データベースから設定情報が盗まれたものが1件、外部サイトを攻撃するツールを埋め込まれ、踏み台として悪用されていたものが2件、ファイルを勝手にアップロードされていたものが1件でした。侵入の原因は、設定不備が3件(アクセス制限の設定不備が2件、普段使用していない機能が有効になっていてその機能を使われたものが1件)で、他は原因不明でした。
「なりすまし」の被害は、本人になりすまして何者かにログインされ、IP電話サービスを勝手に利用されていたものが1件、でした。
7月のウイルス・不正アクセス関連相談総件数は1,490件でした。そのうち『ワンクリック請求』に関する相談が461件(6月:511件)、『偽セキュリティソフト』に関する相談が8件(6月:11件)、Winnyに関連する相談が7件(6月:7件)、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」に関する相談が2件(6月:6件)、などでした。
*合計件数には、「不正アクセスの届出および相談の受付状況」における『相談(d)計』件数を内数として含みます。
Tel: 03-5978-7591 Fax: 03-5978-7518 E-mail:![]()
Tel: 03-5978-7503 Fax:03-5978-7510 E-mail:![]()