2011年6月10日
独立行政法人情報処理推進機構
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IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)は、「Java Web Start」における3件のセキュリティ上の弱点(脆弱(ぜいじゃく)性)に関する注意喚起を、2011年6月10日に公表しました。対策方法は「開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートする」ことです。
「Java Web Start」は、Oracle社が提供する「JRE(Java Runtime Environment)」等のJava実行環境に含まれるソフトウェアです。
「Java Web Start」には、3種類の処理(ポリシーファイルの読み込み、設定ファイルの読み込み、DLLの読み込み)において、セキュリティ上の弱点(脆弱性)が存在します。これらの弱点が悪用されると「Java Web Start」がインストールされたコンピューター上で、任意のコードが実行されてしまう可能性があります。
次のツールを利用することで、「JRE(Java Runtime Environment)」を含む、パソコンにインストールされているソフトウェア製品のバージョンが最新であるかを、簡単な操作で確認することができますので、活用ください。
これらの脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき、以下の報告者からIPAが届出を受け、JPCERT/CC(一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター)が製品開発者と調整を行ない、2011年6月10日に公表したものです。
| 報告者 | : | 株式会社富士通研究所 兒島 尚 氏 | 2010年9月10日届出 |
ファイルサーバーなどの共有フォルダに誘導されたユーザーが、そのフォルダ内のJava Web Start アプリケーションを開いた場合に、コンピューター上でユーザの意図しないプログラムの実行や、ファイルの削除、ウイルスやボットなどの悪意あるツールのインストールが行われてしまう可能性があります。

対策方法は「開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートする」ことです。
| 本脆弱性の深刻度 | □ I(注意) | ■ II(警告) | □ III(危険) |
|---|---|---|---|
| 本脆弱性のCVSS基本値 | 6.8 |
| AV:攻撃元区分 | □ ローカル | □ 隣接 | ■ ネットワーク |
|---|---|---|---|
| AC:攻撃条件の複雑さ | □ 高 | ■ 中 | □ 低 |
| Au:攻撃前の認証要否 | □ 複数 | □ 単一 | ■ 不要 |
| C:機密性への影響 (情報漏えいの可能性) |
□ なし | ■ 部分的 | □ 全面的 |
| I:完全性への影響 (情報改ざんの可能性) |
□ なし | ■ 部分的 | □ 全面的 |
| A:可用性への影響 (業務停止の可能性) |
□ なし | ■ 部分的 | □ 全面的 |
注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact
ソフトウェア製品及びウェブサイトの脆弱性対策を促進し、コンピューターウイルスやコンピューター不正アクセス等によって、不特定多数のコンピューター(パソコン)に対して引き起こされる被害を予防するため、経済産業省の告示に基づき、官民の連携体制「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」を整備し運用しています(図6-1参照)。
最新の届出状況は 「脆弱性関連情報に関する届出状況(プレスリリース)」 を参照下さい。

図6-1.「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」の基本枠組み
Tel: 03-5978-7527 Fax: 03-5978-7518 E-mail:![]()
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