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IPAについて

プレス発表 RADVISION製「iVIEW Suite」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)の注意喚起

2011年5月19日
独立行政法人情報処理推進機構

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 IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)は、RADVISION製「iVIEW Suite」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱(ぜいじゃく)性)に関する注意喚起を、2011年5月19日に公表しました。対策方法は「製品の販売代理店が提供する情報をもとに、最新版へアップデートする」ことです。

1.概要

 RADVISION社が提供する「iVIEW Suite」は、ビデオ会議システム「SCOPIA」に同梱されている運用管理ツールです。
 「iVIEW Suite」には、データベースを操作する際の処理に問題があるため、SQLインジェクションというセキュリティ上の弱点(脆弱性)が存在します。この弱点が悪用されると、データベースを不正に操作されてしまう可能性があります。

 最新情報は、次のURLを参照下さい。
  http://jvndb.jvn.jp/jvndb/JVNDB-2011-000030

 本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき、以下の報告者からIPAが届出を受け、JPCERT/CC(一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター)が製品開発者と調整を行ない、2011年5月19日に公表したものです。

報告者 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 岡 博文氏 (2009年10月8日届出)

2.脆弱性による影響

 「iVIEW Suite」のデータベースを不正に操作される可能性があります。

脆弱性による影響の画像

3.対策方法

 対策方法は「製品の販売代理店が提供する情報をもとに、最新版へアップデートする」ことです。

4.本脆弱性の深刻度

(1)評価結果

本脆弱性の深刻度 □ I(注意) □ II(警告) ■ III(危険)
本脆弱性のCVSS基本値     7.5

(2)CVSS基本値の評価内容

AV:攻撃元区分 □ ローカル □ 隣接 ■ ネットワーク
AC:攻撃条件の複雑さ □ 高   □ 中   ■ 低  
Au:攻撃前の認証要否 □ 複数 □ 単一 ■ 不要
C:機密性への影響
 (情報漏えいの可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的
I:完全性への影響
 (情報改ざんの可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的
A:可用性への影響
 (業務停止の可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的

注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact

5.本脆弱性のCWE分類

 本脆弱性のCWE分類は、「SQLインジェクション(CWE-89)」です。

6.参考情報

(1)「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」について

 ソフトウェア製品及びウェブサイトの脆弱性対策を促進し、コンピュータウイルスやコンピュータ不正アクセス等によって、不特定多数のコンピュータ(パソコン)に対して引き起こされる被害を予防するため、経済産業省の告示に基づき、官民の連携体制「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」を整備し運用しています(図6-1参照)。

最新の届出状況は 「脆弱性関連情報に関する届出状況(プレスリリース)」 を参照下さい。

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図6-1.「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」の基本枠組み

プレスリリースのダウンロード

本件に関するお問い合わせ先

IPA セキュリティセンター(IPA/ISEC) 渡辺/大森

Tel: 03-5978-7527  Fax: 03-5978-7518 E-mail:電話番号:03-5978-7527までお問い合わせください。

報道関係からのお問い合わせ先

IPA 戦略企画部広報グループ 横山/大海

Tel: 03-5978-7503  Fax: 03-5978-7510  E-mail: 電話番号:03-5978-7503までお問い合わせください。