2011年5月9日
独立行政法人情報処理推進機構
IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)セキュリティセンターは、2011年4月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況をまとめました。
URL: http://www.ipa.go.jp/security/txt/2011/05outline.html
東日本大震災により被災された皆さまに対し、心よりお見舞い申し上げます。
こうした災害に便乗し、被災者や被災地の復興支援者、災害情報に敏感になっている方々を騙(だま)そうとしたり、ウイルス感染させたりすることを目的とした罠メールが確認されています。パソコンの利用者は、こうした被害に遭わないためにもどのような手口の罠メールが存在するのかを理解し、少しでも不自然さを感じるメールはすぐに捨てるなど、慎重に対応するようにしてください。
内容は(1)罠メールの手口の概要、(2)ウイルスメールの詳細、(3)対策、(4)復旧・復興の支援活動をされている皆さまへ、で構成しています。詳細は添付資料をご参照ください。
(ご参考)
東北地方太平洋沖地震に便乗した悪さ(IPA情報セキュリティブログ)
http://plaza.rakuten.co.jp/ipablog/diary/201103250000/
4月のウイルスの検出数(※1) は、約2.6万個と、3月の約2.4万個から6.9%の増加となりました。また、4月の届出件数(※2) は、1,138件となり、3月の985件から15.5%の増加となりました。
※1 検出数 : 届出にあたり届出者から寄せられたウイルスの発見数(個数)
※2 届出件数 : 同じ届出者から寄せられた届出の内、同一発見日で同一種類のウイルスの検出が複数ある場合は、1日何個検出されても届出1件としてカウントしたもの。
・4月は、寄せられたウイルス検出数約2.6万個を集約した結果、1,138件の届出件数となっています。
検出数の1位は、W32/Netskyで約1.6万個、2位はW32/Mydoomで約5.7千個、3位はW32/Autorunで約1.1千個でした。
4月は、偽セキュリティソフトの検知名であるFAKEAVや、パソコン内に裏口を仕掛けるBACKDOORといった不正プログラムは減少傾向となりました。
4月の届出件数は5件であり、それら全てが被害のあったものでした。
不正アクセスに関連した相談件数は38件であり、そのうち何らかの被害のあった件数は10件でした。

被害届出の内訳は、侵入1件、メール不正中継1件、不正プログラム埋め込み1件、なりすまし2件、でした。
「侵入」の被害は、サーバの設定不備を突かれてウェブサーバ内に不審なファイルを置かれたものが1件、でした。「不正プログラム埋め込み」の被害は、組織の LAN に接続しているパソコンがウイルスに感染し、外部ネットワークなどにアクセスを試みていたものが1件、でした。「なりすまし」の被害は、フリーのウェブメールに本人になりすまして何者かにログインされ、サービスを勝手に利用されていたものが1件、メールアカウント管理不備により古いアカウントが使用されていたものが1件でした。
4月のウイルス・不正アクセス関連相談総件数は1,608件でした。そのうち『ワンクリック不正請求』に関する相談が455件(3月:466件)、『偽セキュリティソフト』に関する相談が6件(3月:7件)、Winnyに関連する相談が13件(3月:22件)、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」に関する相談が1件(3月:2件)、などでした。
*合計件数には、「不正アクセスの届出および相談の受付状況」における『相談(d)計』件数を内数として含みます。
Tel: 03-5978-7591 Fax: 03-5978-7518 E-mail:![]()
Tel: 03-5978-7503 Fax:03-5978-7510 E-mail:![]()