2010年12月2日
独立行政法人情報処理推進機構
IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江一正)は、新しい「常用漢字表」の通用字体に一致した字体を提供する「IPAex明朝フォント(Ver.001.03)(アイピーエーイーエックス ミンチョウフォント バージョン001.03)」を一般公開しました。
IPAフォントシリーズは、誰でも無償で利用できる日本語文字フォントです。基本ソフトウェアなど、プラットフォームの種類を問わず、多様な情報機器で共通に利用することができ、どの環境の下でも同じ形状の高品質な文字の表示・印刷を可能にします。2007年10月の一般公開以来、日本語文書をやり取りする際に高い互換性を実現するための基盤として活用されています。
IPAでは、文化審議会における今回の常用漢字表改定作業に協力し、そこでの議論に用いられる文字フォントを作成してきました。2010年6月に文化審議会から文部科学大臣に答申された「改定常用漢字表1」、および2010年11月30日付けで内閣告示された「常用漢字表2」は、IPAから提供されたフォントによって印刷されています。「常用漢字表」は、「一般の社会生活において,現代の国語を書き表すための漢字使用の目安」(内閣告示文より)とされるものです。
今回公開したIPAex明朝の改訂バージョン「IPAex明朝フォント(Ver.001.03)」は、「常用漢字表」に用いられたフォントを一般公開したものです。この改訂によりIPAex明朝フォントは、常用漢字表の通用字体に準拠した字体を使うことの求められる場面でも安心して利用することができます。
IPAex明朝フォント(Ver.001.03)は、OSS iPedia3からダウンロードできます。
URL:http://ossipedia.ipa.go.jp/ipafont/
なお、「IPAexフォント」および「IPAフォント」を利用するには、オープンソースライセンス “IPAフォントライセンス v1.04” を承諾することが必要です。また、同ライセンスを継承することを条件に、フォントファイルを複製、再配布、改変することが可能です。
| 1: | 文化審議会による「改定常用漢字表」 http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/pdf/kaitei_kanji_toushin.pdf |
| 2: | 新しい常用漢字表を内閣告示 http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/jyoyokanji_kokuji.html |
| 3: | IPA オープンソフトウェア・センターが構築・運営するオープンソース情報データベースです。 http://ossipedia.ipa.go.jp/ |
| 4: | IPAフォントライセンス v1.0は、フォントファイルについて、複製、改変を許諾するライセンスで、OSI(Open Source Initiative)から、同団体の定める、「オープンソース・ソフトウェアの定義」、 Open Source Definition (OSD)に合致するライセンスであるとして認定された、オープンソースライセンスです。 |
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