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IPAについて

プレス発表 「一太郎シリーズ」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)の注意喚起

2010年11月4日
独立行政法人情報処理推進機構

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 IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)は、「一太郎シリーズ」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)に関する注意喚起を、2010年11月4日に公表しました。
「一太郎シリーズ」で文書ファイルを開いたり、ウェブブラウザやメール経由で開いたりした場合に、任意のコードが実行されてしまう可能性があります。対策方法は「開発者が提供する対策済みバージョンに更新する」ことです。

1.概要

  株式会社ジャストシステムが提供する「一太郎シリーズ」は、日本語ワープロソフトです。「一太郎シリーズ」は、文書を作成するソフトウェアの一つとして、日本国内で広く利用されています。
 「一太郎シリーズ」には、文書ファイルを読みこむ際に、任意のコードを実行されるセキュリティ上の弱点(脆弱性)があります。この弱点が悪用されると、「一太郎シリーズ」がインストールされたコンピュータ上で、任意のコードが実行されてしまう可能性があります。

下記のサイトから対策済みバージョンを入手して、更新してください。
http://www.justsystems.com/jp/info/js10003.html

最新情報は、次のURLを参照下さい。
http://jvndb.jvn.jp/jvndb/JVNDB-2010-000052
http://jvndb.jvn.jp/jvndb/JVNDB-2010-000053

 本脆弱性情報は、2010年10月26日にIPAおよびJPCERT/CCが製品開発者自身から脆弱性および対策情報の連絡を受け、本日公表したものです。

2.脆弱性による影響

 「一太郎シリーズ」の利用者が、細工された文書ファイルをウェブブラウザやメール経由で閲覧した場合に、不正プログラムのインストールや、データの変更・削除等をされる可能性があります。
 特に、ウェブブラウザ経由で閲覧した場合、ウェブブラウザの種類や設定によっては、悪意あるURLにアクセスするだけで被害を受けてしまう可能性があります。

3.対策方法

 対策方法は「開発者が提供する対策済みバージョンに更新する」ことです。

4.本脆弱性の深刻度

(1)評価結果

本脆弱性の深刻度 □ I(注意) □ II(警告) ■ III(危険)
本脆弱性のCVSS基本値     9.3

(2)CVSS基本値の評価内容

AV:攻撃元区分 □ ローカル □ 隣接 ■ ネットワーク
AC:攻撃条件の複雑さ □ 高   ■ 中   □ 低  
Au:攻撃前の認証要否 □ 複数 □ 単一 ■ 不要
C:機密性への影響
 (情報漏えいの可能性)
□ なし □ 部分的 ■ 全面的
I:完全性への影響
 (情報改ざんの可能性)
□ なし □ 部分的 ■ 全面的
A:可用性への影響
 (業務停止の可能性)
□ なし □ 部分的 ■ 全面的

注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact

5.本脆弱性のCWE分類

 本脆弱性のCWE分類は、「情報不足(CWE-noinfo)」です。

6.参考情報

(1)「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」について

 ソフトウェア製品及びウェブサイトの脆弱性対策を促進し、コンピュータウイルスやコンピュータ不正アクセス等によって、不特定多数のコンピュータ(パソコン)に対して引き起こされる被害を予防するため、経済産業省の告示に基づき、官民の連携体制「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」を整備し運用しています(図6-1参照)。

最新の届出状況は 「脆弱性関連情報に関する届出状況(プレスリリース)」 を参照下さい。

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図6-1.「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」の基本枠組み


プレスリリースのダウンロード

本件に関するお問い合わせ先

IPA セキュリティセンター(IPA/ISEC) 渡辺/大森

Tel: 03-5978-7527  Fax: 03-5978-7518

E-mail:

報道関係からのお問い合わせ先

IPA 戦略企画部広報グループ 横山/大海

Tel: 03-5978-7503  Fax: 03-5978-7510  E-mail: