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IPAについて

プレス発表 「高信頼化ソフトウェアのための開発手法ガイドブック-予防と検証の事例を中心に-」の公開

2010年9月15日
独立行政法人 情報処理推進機構

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)ソフトウェア・エンジニアリング・センター(以下、SEC)は、高信頼化ソフトウェアの実現に向けた活動の一つとして、事例に基づく予防と検証の提案およびユーザ・ベンダ7社の取り組み事例を紹介するガイドブック「高信頼化ソフトウェアのための開発手法ガイドブック-予防と検証の事例を中心に-」を、2010年9月15日からIPAのWebサイトで公開しました。
URL:http://www.ipa.go.jp/sec/reports/20100915.html

 社会基盤を支える情報システムの重要な構成要素であるソフトウェアは、情報システムの利用範囲や方法等の拡大に伴い、ますます大規模化・複雑化しています。昨今の厳しい経済情勢等を受け、その開発におけるコストの削減や期間の短縮が強く求められていますが、ソフトウェアにおける高い信頼性実現への要求もさらに強まってきています。
 このようなことから、IPA SECでは、情報システムのユーザ・ベンダ12社および関連機関からなる「高信頼ソフトウェア領域 高信頼化のための手法ワーキンググループ」を2008年6月に立ち上げ、高信頼化ソフトウェア開発のための手法の収集・分析、取りまとめを行ってきました。
 従来、高信頼化ソフトウェアを効率的に開発するための各社の事例や独自の知見は、まとまった形での公開はされていませんでしたが、本ガイドブックではワーキンググループ参加企業等の協力の下、「要件開発」、「要件管理」、「妥当性確認」、「検証」、「リスク管理」など多岐にわたるプロセス領域の事例を紹介しています。
 これらの事例から、情報システム開発者は高信頼化ソフトウェアの開発のための複数のアプローチ方法を理解し、自社に適した事例を参考にすることができます。

○本ガイドブックのポイントは以下の通りです。

  • ソフトウェア高信頼化に向けた開発段階での取り組み事例を収集し特徴を分析。開発段階での対処(予防と検証)について解説した。
  • 信頼性向上への300を超える各社独自の知見を開発工程別に収集・整理し、さらに機能性、信頼性、使用性、効率性、保守性、移植性の6つ の品質面で分類。また、それぞれの品質面について、過去に社会的な問題となった39件のシステム障害事例を取り上げ、再発防止策を提言した。
  • テスト事例を収集し、各社のテスト名称・技法を分析し、その分析結果を解説。高信頼化に向けたテストの観点として整理した。

  IPAでは本ガイドブックが、高信頼化ソフトウェアの開発に寄与することを期待するとともに、今後もソフトウェアの信頼性向上に向けた活動を継続していきます。

プレスリリースのダウンロード

本件に関するお問い合わせ先

IPA ソフトウェア・エンジニアリング・センター 山下/藤瀬

Tel: 03-5978-7543 Fax: 03-5978-7517 E-mail:

報道関係からのお問い合わせ先

IPA 戦略企画部 広報グループ 横山/白石

Tel: 03-5978-7503 Fax:03-5978-7510 E-mail: