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IPAについて

プレス発表 「クラウド・コンピューティング社会の基盤に関する研究会」報告書の公開

最終更新日 2010年3月24日
独立行政法人 情報処理推進機構


 IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:西垣 浩司)は、3月24日(水)に「クラウド・コンピューティング社会の基盤に関する研究会」報告書を公開しました。
 この報告書は、IPA内に設置した「クラウド・コンピューティング社会の基盤に関する研究会(座長:筑波大学大学院 加藤和彦教授)」における発表や議論、および実施したアンケート等の調査結果を踏まえ、座長をはじめとした研究会委員とIPAによって取りまとめたものです。
  http://www.ipa.go.jp/about/research/2009cloud/index.html


 「クラウド・コンピューティング社会の基盤に関する研究会」では、クラウド・コンピューティング(以下「クラウド」)の社会への浸透が進む中、必ずしもITの最新動向に関する専門的知識を持たないユーザ側の視点に立ち、クラウド環境下における信頼性、セキュリティ等の新たな課題を抽出・整理し、個人および企業等における情報処理の「クラウド化」のあり方を検討してきました。その成果である本報告書では、クラウドに用いられている技術を平易に解説しているほか、クラウドの先行的な導入事例の分析や、クラウド利用のメリット・デメリット、検討課題・導入手順などを記しました。

 この報告書を通読し、あるいは、読者の立場と関心に応じて必要な部分を読むことにより、クラウドが何を可能にし、どのようなリスクを伴うのか、それらの技術的な背景は何なのか、といった知識を入手できます。また、ユーザ・アンケート調査結果やクラウド導入企業のヒアリング結果を見ることにより、他の企業がクラウドをどう捉えているのかを知ることができます。
主として「ユーザ側」の視点から、クラウド社会の現状と今後の課題を「多角的に」俯瞰している点が、この報告書の最大の特長です。

 本報告書の主な内容は、以下のとおりです。

1.クラウドとは何か(クラウドの定義、本質など)

2.クラウドの成り立ちと現状について(欧米各国と日本における展開、技術の解説など)

3.クラウドの利用形態や産業・社会への浸透の具体的なイメージ(クラウド導入に関するユーザ別のメリット・デメリットなど)

4.クラウドの導入事例とユーザ側の意識・懸念材料(日本における具体的なクラウド導入事例、アンケート調査や中小企業の聞取り調査からみたクラウドの優位性と懸念材料など)

5.ユーザなどの各主体が重視すべきポイント(クラウドユーザ、クラウドベンダー、公的機関別の整理)

6.今後のクラウドの進展に伴う検討課題(環境整備、セキュリティ、OSS、人材育成など)


 クラウドは、関連する技術の発展に伴い、今後もその構築形態・利用形態が大きく変化していくと考えられますが、本報告書は現時点での情報・状況をまとめたものです。 IPAでは、本報告書がクラウド関連の知識を提供し、クラウド利用の是非を判断する際の一助となることを期待するとともに、この報告書に示した諸課題に対し、産学官の関係者と協力しつつ、必要な検討と対応策の立案・実施に取り組んでいきます。

 本報告書に関するファイルは、以下のURLからダウンロードの上、ご参照ください。

問合せ先

独立行政法人 情報処理推進機構 戦略企画部企画・調査グループ 初沢/保立/黒田
Tel: 03-5978-7503 Fax:03-5978-7510 E-mail:

報道関係からのお問い合わせ先

独立行政法人 情報処理推進機構 戦略企画部広報グループ 横山/大海
Tel: 03-5978-7503 Fax:03-5978-7510 E-mail:電話番号:03-5978-7501までお問い合わせください。