2009年11月2日
独立行政法人 情報処理推進機構
IPA (独立行政法人情報処理推進機構、理事長: 西垣 浩司) は、「暗号モジュール試験及び認証制度」のより一層の普及を図るため、2009年11月2日から、認証済み暗号モジュールのバージョンアップ版に関する簡便な認証制度である「保証継続」を導入しました。
暗号技術を利用した情報セキュリティ製品やシステムの安全性を確保するためには、暗号アルゴリズム (暗号化をするための手順) をハードウェア、ソフトウェア等で実現している暗号モジュールの安全性の確保が特に重要となります。
このため、IPA では、暗号モジュールに暗号アルゴリズムが正しく実装されていることを確認するとともに、暗号鍵、ID、パスワード等の重要情報の安全性が確保されていることを第三者が認証する制度として「暗号モジュール試験及び認証制度」 (JCMVP: Japan Cryptographic Module Validation Program) を、2007 年4月1日から運用しています。
JCMVPでは、認証済み暗号モジュールにバージョンアップ等の変更を加えた場合、変更後の暗号モジュールについての認証を取得するためには、セキュリティに影響が無い変更でも、新規認証時と同様に試験及び認証の手続きを取る必要がありました。
今回、認証済み暗号モジュールに変更が発生した場合であっても、その変更が暗号モジュールのセキュリティに影響を与えない事を申請者が認証機関に対して証明すれば、試験機関による再度の暗号モジュール試験を受け直すことなく認証取得を可能にする、「保証継続」を導入しました。
これにより、申請者は簡便な方法で暗号モジュールの認証状態を維持する事が可能となります。IPAは、本制度の導入が、「暗号モジュール試験及び認証制度」のより一層の普及につながることを期待します。

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