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プレス発表 18名の天才プログラマー/スーパークリエータを発掘

2008年5月1日

独立行政法人 情報処理推進機構

 独立行政法人 情報処理推進機構(略称:IPA、理事長:西垣 浩司)は、ソフトウェア関連分野の天才的な人材の発掘・育成を目的に実施している「未踏ソフトウェア創造事業」において、2007年度第1期、第2期事業で採択し支援した93件(未踏本体63件、未踏ユース30件)の中から、18名を「天才プログラマー/スーパークリエータ」として認定しました〔2007年度公募への提案数は、第1期158件(未踏本体117件、未踏ユース41件)、第2期182件(未踏本体124件、未踏ユース58件)〕。

 「天才プログラマー/スーパークリエータ」の認定は、担当プロジェクトマネジャー(PM)による評価を基にIPAが行うものです。今回の認定で、2000年度から延べ176名の「天才プログラマー/スーパークリエータ」を発掘したことになります。

 「天才プログラマー/スーパークリエータ」は、これまで支援した開発者1,260名(未踏本体1,027名、未踏ユース233名)の中から、約13.9%の割合で認定されていますが、会社設立や事業化が決定した者や、世界的な学会の論文集に掲載された者等、ビジネス面あるいは学術の世界で活躍しています。
 今後、本事業を通じて発掘された「天才プログラマー/スーパークリエータ」が、次世代の我が国IT産業界を担う人材として活躍していくことが期待されます。

未踏本体第1期(7名)
氏名 開発テーマ名 担当PM
田中 充 携帯電話とPCを相互に接続・制御するミドルウェアとその応用ツールの開発 ウィリアム
齋藤PM
斉藤 匡人 ユビキタスネットワークブラウザの開発と展開 ウィリアム
齋藤PM
小林 茂 プロトタイピングのためのツールキット「Funnel」の開発 美馬PM
石野 明 ホワイトボード画像の保存・再生システムの開発 竹田PM
久保 裕也 Shared Questionnaire System 2.0の開発 竹田PM
大倉 務 ブログを用いた「なんでも早期発見システム」の開発 田中PM
近藤 真之 問い合わせ学習を用いた自動操作ソフトウェア「子猫の手」の開発 畑PM
未踏本体第2期(5名)
氏名 開発テーマ名 担当PM
斉藤 賢爾 地球規模オペレーティングシステム外殻(シェル)の開発と応用 Farber
PM
出口 博章 数式の二次元構造を直感的に扱うためのシステムの開発 河野PM
森田 尚 高品質な書籍を簡単に制作するための出版支援ソフトウェアの実用化 美馬PM
荒川 傑 開発現場の「掟」を代行するJavaコンパイラIrenkaの開発 石川PM
阿部 正佳 実装言語独立でモジュラリティーの良いコンパイラキットSCK 竹田PM
未踏ユース第1期(4名)
氏名 開発テーマ名 担当PM
西川 賀樹 分散システムの開発を支援するテストベッド 竹内PM
丹野 治門 ネットワーク越しにリアルタイム共同編集ができるインタラクションソフト制作システム 竹内PM
山本 祐輔 不確かな知識の信頼性判断の支援を行う「ほんと?サーチ」 安村PM
櫻井 稔 Sequential Graphics:臨場感を描画するソフトウェア 安村PM
未踏ユース第2期(2名)
氏名 開発テーマ名 担当PM
岩川 建彦 分散アプリケーションのためのプログラミング言語開発 竹内PM
儀間 武晃 物語性のある連続静止画のレイアウト調整自動化システムの開発 安村PM
  • ■選定方法
    •  2007年度第1期、第2期「未踏ソフトウェア創造事業」及び「未踏ユース」に採択された93件(150人)の開発者の中から、各担当PMの評価を基に審議委員会の審査を経て、IPAが決定しました。
  • ■認定証授与式
    •  2008年5月27日(火)14:10〜15:00 東京ドームシティプリズムホール
    •  IPAの総合展示会である「IPAX2008」1 において授与式を行います。
    •  http://www.ipa.go.jp/event/ipax2008/

 全開発テーマの開発者氏名(所属)、支援額、テーマ概要、PMによる開発成果の評価については、後日テーマごとに下記URLにて公開します。
 http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/


  • ※未踏ソフトウェア創造事業
    • ソフトウェア関連分野では、独創性を有した優れた個人により比較的短期間で生み出されたものが多く見られます。未踏ソフトウェア創造事業は、我が国に埋もれている独創的な技術やビジネスシーズを有する、いわゆる「天才プログラマー/スーパークリエータ」の卵を発掘・育成するために、2000年度から実施しているものです。本事業では、
      • 創造性等に秀でたソフトウェアの開発を行う優れた能力を有する個人又はグループを支援する。
      • 個人のアイデアを積極的に評価する観点から、複数の審査員による合議制ではなく、自らも秀でた実績と能力を持つPMが、独自の視点からプロジェクトの選定を行い、その後の進捗管理、評価まで責任を負う。
      • 個人(又はグループ)が開発等に没頭できるようにし、サポート役も果たせる未踏プロジェクト管理組織を設け、プロジェクト管理や成果報告書の作成等を支援する。
      という3つの点で、他に類を見ない事業といえます。
    • 事業内容につきましては、下記URLをご覧下さい。
    • http://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/index.html

1 IPAX2008は、IPAの事業活動を通じて開発された最新のソフトウェア技術・製品を一堂に展示・紹介し、成果の普及と実用化の促進を目的として開催している主催イベントです。


未踏ソフトウェア創造事業に関するお問い合わせ先:

経済産業省 商務情報政策局情報処理振興課 安田・渡辺

TEL:03-3501-2646 FAX:03-3580-6073

独立行政法人情報処理推進機構 ソフトウェア開発事業部 神島・高橋

TEL:03-5978-7504 FAX:03-5978-7514 E-mail:

報道関係からのお問い合わせ先:

独立行政法人情報処理推進機構 戦略企画部広報グループ 横山

Tel: 03-5978-7503 Fax:03-5978-7510 E-mail: