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プレス発表 「バイオメトリクス製品データベース」の公開について

掲載日 2007年12月27日

独立行政法人 情報処理推進機構

 独立行政法人 情報処理推進機構(略称:IPA、理事長:藤原 武平太)は、バイオメトリクス(生体認証)の利用による情報セキュリティ対策を推進するため、日本国内で一般利用者が入手可能なバイオメトリクス製品の情報を収集し、「バイオメトリクス製品データベース」として2007年12月27日より、IPAのウェブサイトで公開しました。
(URL:https://isec.ipa.go.jp/biodb/

 銀行のATM(現金自動預け払い機)や建物への入退室システムなど、生体情報を利用し個人認証を行うバイオメトリクス製品が普及しています。高いセキュリティが要求される分野だけに、その導入にあたっては、セキュリティレベルや認証精度に関して十分に検討された製品を選択することが大切です。しかし、現状ではバイオメトリクス製品情報はベンダごとに開発・販売側の視点で書かれているため、利用者が製品情報を読んでも、セキュリティや認証精度を理解し、比較検討することが難しい状況です。

 そこでIPAでは、国内の、生体情報を利用して認証を行うソフトウェア及びソフトウェアを組み込んだ装置を対象にアンケート調査を行い、94項目を横断的に整備した「バイオメトリクス製品データベース」を構築しました。本データベースはモダリティ(認証に利用する生体情報の種類)や利用用途などによる検索(図1)や、ベンダ名や製品名でソートする機能を備え、容易なバイオメトリクス製品検索を支援します。

図1:製品検索画面

図1:製品検索画面

データベースの概要

 各製品に関する以下の項目等を共通的に確認し、比較検討することができます(表1)。項目名には、各項目に含まれる内容の説明も用意しています。

表1:製品情報として収集した主な項目
基本情報 ・製品名・概要・モダリティ・代表型格・利用用途・利用目的
概要 ・写真・サイズ・重量・電源条件・インターフェース条件
・利用環境(温度・湿度・適用環境・防水機能)・適合した試験 等
センサ ・方式名・方式概要・特徴
照合アルゴリズム ・方式名・方式概要・特徴
システム ・一人あたりのデータサイズ・利用可能人数(標準・最大)
・処理時間(登録時・照合時・条件)・導入事例 等
認証精度
(ベンダ評価)
・本人拒否エラー率・登録失敗率・評価手法・照合条件・試験回数 等
認証制度
(第三者評価)
・評価者・評価レポートの入手方法・評価手法(概要)・評価結果(概要)
特記事項 ・カタログ記載項目・カタログ以外の補足事項・公開情報
販売 ・価格・販売実績・販売方法・最新情報(URL)・問合せ先
記載日 ・記載日

 現在、18社51製品の情報を収めています。今後もより多くの情報を掲載できるよう、本データベースの有用性についてベンダの理解を得ていくと共に、情報の追加・更新に関しては逐次対応していく予定です。

 本データベースが、適切なバイオメトリクス製品の利用に寄与することを期待しています。

本内容に関するお問い合わせ先

独立行政法人 情報処理推進機構  セキュリティセンター 中野
TEL:03-5978-7527 Fax: 03-5978-7518 E-mail:電話番号:03-5978-7501までお問い合わせください。

報道関係からのお問い合わせ先

独立行政法人 情報処理推進機構   戦略企画部 広報グループ   横山/佐々木
Tel:03-5978-7503 Fax:03-5978-7510 E-mail:電話番号:03-5978-7501までお問い合わせください。