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第4回北東アジアOSS推進フォーラム(天津会合)を開催

2006年6月7日
独立行政法人 情報処理推進機構
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ソフトウェアの開発面や利用面で大きな効果を発揮すると期待されるオープンソースソフトウェア(OSS)の導入を推進するため、2006年4月13〜14日の2日間にわたり、中国天津市の天津天保国際酒店(Tianjin Tianbao International Hotel)において、第4回北東アジアOSS推進フォーラムが開催されました。本会合には、日本・中国・韓国の産業界、研究機関、大学、政府関係者等約250名の参加を得ました。
北東アジアOSS推進フォーラムは、日本OSS推進フォーラム、中国OSS推進連盟、韓国OSS推進フォーラムの3者が合同で行う会合であり、その第1回会合を2004年4月3日北京で、第2回会合を2004年7月28日札幌で、第3回会合を2004年12月3日ソウルで行ってきたものです。今回は、その第4回目にあたります。
第3回会合(2004年12月)において、3つのワーキンググループ(WG)、(1)技術開発・評価(WG1)、(2)人材育成(WG2)、(3)標準化・認証研究(WG3)が設置され、その後各WGにおいて、専門的な検討が進められてきました。
今回の会合においては、これらWG活動を中心とした1年余の各国の活動報告がなされたほか、国際的なOSSの開発コミュニティに貢献する者を日中韓から増やすことを目指し、各国から選ばれたOSS貢献者を一同に集めて3カ国合同で表彰する表彰式が行われました。
各WGからの主な報告および合意点は以下のとおりです。
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(1)

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技術開発・評価について
日中韓でのOSSの技術的活動内容について報告がなされました。わが国からは性能評価の結果や、学校・自治体へのOSSデスクトップ導入実験の結果が報告されました。
Linuxは多様なディストリビューション が流通していますが、操作性の相違やアプリケーションの互換性等について問題が生じていることが指摘されています。この問題の解決に向け、デスクトップ分野とサーバ分野のそれぞれについて専門的な検討を行い、共同して解決にあたるための2つのサブWGの設立が合意されました。これら研究開発コミュニティの円滑な活動を支えるため、性能評価ツールや評価結果情報の共有、データベースによる知識の共有等を議論していくことが合意されました。
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(2)
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人材育成について
OSSの一層の開発や普及を図るため、OSSに関連するスキルの認定方法や、各国で用いられている教育の状況、そこで使われる教材などについて情報交換を行うこととし、そのためのタスクグループの設立に合意しました。
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(3)
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標準化について
キーボード等から多様な文字を入力するために用いる多言語文字入力システムの相互運用性確保に必要な要求仕様について日中韓での合意に至り、国際組織へ提出する準備を進めていることが報告されました。さらにその詳細化へ向けての共同作業の推進が合意されました。
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次回開催の第5回フォーラムは、日本で開催することが合意され、その時期と場所については日本側より報告することとなりました。
■ 詳細については以下のPDFファイル、または関連Webページをご参照ください。
ニュースリリース全文 (PDFファイル、20KB)
議長声明 (PDFファイル、32KB)
日本OSS推進フォーラム組織図 (PDFファイル、45KB)
■ 更新履歴



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