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「OSSの性能・信頼性評価/障害解析ツール開発」を開始
〜 サーバ向けオープンソースソフトウェアの普及拡大のための情報共有 〜

2004年11月
29日
独立行政法人 情報処理推進機構
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独立行政法人 情報処理推進機構(略称:IPA、理事長:藤原 武平太)では、オープンソースソフトウェア(OSS)を、アプリケーションサーバやデータベースサーバなどの、ミッションクリティカルな分野のサーバとして活用する場合に不可欠となる、性能及び信頼性に関する評価と、信頼性を高めるための障害解析ツール開発をテーマとした事業を開始しました。この評価で得られた知見やソフトウェアなどの成果は、日本OSS推進フォーラム等を通じて広く公開され、誰でも自由に活用できるようになります。
サーバ分野において、OSSを適用したシステムが広く活用されるようになってきました。数年前までは、Webサーバやメールサーバなどの主にネットワークのフロントエンドでの利用が一般的でした。しかし最近では、アプリケーションサーバやデータベースサーバなどから構成されるエンタープライズシステムへの適用ニーズも出てきています。また、大企業や社会インフラなどで、より高度な信頼性・安定性が要求されるシステムにOSSを適用する事例も報告されています。
元来、Linux(リナックス)はApache(アパッチ:Webサーバ)、Sendmail(センドメール:メールサーバ)等のネットワーク系ミドルウエアでの利用を意識として発展してきました。そのため、ネットワーク系ミドルウエアとしての用途での性能・信頼性等の情報や、システム構築ノウハウは多数存在し、だれでも自由に活用できます。しかし、近年ニーズや適用が増えつつあるアプリケーションサーバやデータベースサーバといった分野は、OSSにとって比較的歴史の浅い分野であり、エンタープライズシステムへの適用についてはいくつかの課題があります。この解決策としてOSSの性能・信頼性の評価を行い成果を誰もが自由に活用できる情報として公開します。併せて、障害解析ツールを整備しその活用ノウハウも公開します。
本事業の成果は、日本OSS推進フォーラムを通じて日本国内でのOSS普及のために役立てていくとともに、北東アジアOSS推進フォーラムを通じた日中韓や世界のOSS普及に関する国際貢献の一環として位置づけるものです。

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詳細については以下のPDFファイル、または関連Webページをご参照ください。
ニュースリリース全文
(PDFファイル、53KB)


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